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なにをやっているのか

haco! というファッションECのサイトの運営をしています。自社企画商品や顧客共創商品の自社サイトおよび外販サイトでの販売をメインに、企画、撮影、制作、プロモーションから顧客対応、出荷までを自社で行い、一歩踏み込んだ顧客とのコミュニケーションを通じて新しいDtoCの在り方や、事業活動を通じて社会の課題を解決できる方法を日々模索しています。 また、BtoCだけでなく色々な企業さまへのBtoBサービスも展開しています。広告や卸など、haco!とのコラボレーション展開はもちろん、企業や事業のブランディングやプランニングなど個性豊かなメンバーの能力を活かした新規事業開発も積極的に行っています。

なぜやるのか

社会観「やさしくてがんばりやさんな人たちの居場所づくりと活躍できる社会づくり」 事業観「事業活動を通じて社会の課題を解決したり、関わるひとがしあわせだなあ、と思える瞬間を増やし続けていくこと」 価値観「どこにでもある価値よりも、ここにしかない価値を積み上げながら、少しずつそんな社会の実現に寄与していくこと」 ファッション業界や広告業界は、これまでどうしてもピラミッドの上から下に情報を流していく構造の上で成り立ってきました 世の中、要領のいい人、周りを押しのけてでも自分を守ろうとする人がたくさんいて、そういう人が前に立ってなんでもやってしまいがちなんだけど、 せめてhaco! だけは、そうじゃない人の側に立って、 ちょっとでも荒んだ気持ちに栄養をあげれたり、乾いた気持ちに潤いを与えたり、さみしい気持ちの横に居てあげたい そういう思いで日々仕事をしています 芥川賞作家の川上未映子さんが haco! 創設にあたって書いてくださったお手紙を紹介します 私たちの思う世界を感じていただけると幸いです きのうまでの雨が去って 今朝はまぶしいくらいの青空です あおむけに寝転んで目を閉じて 息を吸って、吐いてみる 目をひらく するとわたしはいつものわたしで ほっとするような 少し、悲しいような お元気ですか ニュースはとくにありません 仕事も、友だちも、毎日も、心配ごとも、 うれしいことも 時間とそっくりな顔をして どんどん後ろへ流れてゆきます あるいは 季節がいくつ巡ってもやってこない、大切な人からの返事を待っているような そんな日々 そしてわたしは笑ってしまう そもそも誰かに手紙を書いたことが、あったのだろうか こわがらずに 迷わずに なにかをまっすぐに 伝えたことが あったのだろうか だいじょうぶ、うまくやってるよと 優しい風が肩を抱いてはくれるけれど いつからか、わたしのなかにある小さな箱 あけてみるとそこには名前を知らない種がひとつあって 手のひらにのせる なにかとても 大事なことを思いだしそうになる どこからきたの 最初からいたの ずうっとここで、眠っていたの そしてわたしは夢想する すべての人のどこかにもこの小さな箱はあって 善いものが 本当が ぎゅっとかたまったものがその種であるのだと こわがらずに 迷わずに 心をこめて いつかあなたに手渡す そのときのことを お元気ですか ニュースはとくにありません だからわたしはいつものわたしで さみしいような 少し、うれしいような きのうまでの雨が去って 今朝はまぶしいくらいの青空です いまわたしを満たしているすべてのものが あなたに届くと いいのだけれど

どうやっているのか

会社が分社したところなので、いろいろな制度設計はこれからです 過去のしがらみにとらわれず、この時代にこの社会において必要とされる制度を順次設計していまいります。 そのための前提となる基本の経営理念や行動指針は親会社であるフェリシモの価値観を承継しています 中核価値:ともにしあわせになるしあわせ・・・自分だけ、自分たちだけがしあわせであれば良いのではなく、関わるひとたちすべてとの幸福共創を心がける 良心:行動基準の原点を良心に置き、すべての活動において良心に従い、他者や社会に対して誠実に行動します。 発達:自らの役割認識を永続的に高次化し、可能性を広げていくことを大切にします。 関係:自立した存在がお互いに高め合う、しあわせ共創の関係を通じて、しあわせ社会価値を向上させていきます。 創造:常に新しい価値創造に向けて、独創性と実行力を働かせ、情熱をもって事業に取り組んでいきます。