【社内カルチャー#02】（前編）HIKKY流・「新年会」をサバイブせよ！

この記事は「Vketマガジン」より移動されたリバイバル記事となっています！

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▼この記事を読むとわかること

リアル？バーチャル？

新年会──それは魔の巣窟。

1月入社の私にとって初となる社内イベントが「HIIKY・新年会」となったわけだが、およそ「社内イベント」と名の付くものにいい思い出がない。

10年以上も前のことではあるが、若いというだけでいかがわしい衣装を着せられ、好きでもない曲に合わせて踊らされたこと、社内BBQが昆虫食だったこと、ジャイアントミルワームを救えなかったこと……。

私の名前は草間小鳥子（くさま・ことりこ）。

HIKKYのPRチームへ2024年の1月に入社した、バブバブの「VR赤ちゃん」だ。

しかし、ここはVR法人。「Creative Revolution」がミッションである。
アバター出社も認められ、社員が互いにハンドルネームで呼び合う会社だ。
自由でフラット、新進気鋭、和気あいあいとした会社だ。

聞くところによると、先月開催された弊社主催のイベント「バーチャルマーケット」＆「バーチャルマーケットリアル」の打ち上げも兼ねているのだとか。

きっと、新たな年の到来を祝うとともに互いの労をねぎらう、ほっこりイベントとなることだろう──。

※画像はイメージです

しかしその時、社内Discordの通知音が響いた。

見れば、別件の「社内イベント」のお知らせである。
へー。ゲーム大会参戦のお誘いね。

「血の気の荒い方のHIKKYメンバー各位」

んんん？？？

は？ボコボ……え、何？？？？？？

前言撤回。やべーところへ入社しちまった

新年会、「バーチャル参加」にしといてよかったぁあ。

HIKKYには首都圏以外・海外在住のメンバーも大勢いるので、新年会は「オフィスでのリアル参加」か「バーチャルオフィスでのバーチャル参加」か選べるのだ。

まかりまちがって「血の気の荒い方」のメンバーとオフィスでエンカウントしてしまった場合、リアルで太刀打ちできるほどの腕力がない。いや、バーチャルでもないが。

赤ちゃんだからね！！！！！

あれ？

VR赤ちゃんなのに、いきなりの「バーチャルオフィス参加」で果たして大丈夫なのだろうか……？

みんなで選ぼうおいしいごはん

さて、バーチャル参加のメンバーには、新年会当日の食事を選ぶためのURLがメールで送られてくる。

てっきり、予算が決まっており各々その中で好きに飲み食いして事後清算かと思っていたが、どうやら違うらしい。

そもそも昨年から始動したHIKKY主催のリアルイベント「バーチャルマーケットリアル」は、リアルとバーチャルの融合に留まらず、リアルでできるあまねく体験をバーチャルでも楽しめる未来を実現する、という壮大なテーマがあったりする。

主催するイベントがそうであれば、社内イベントもまた然り。
「同じ釜の飯を食らう」とはよく言ったもので、リアルもバーチャルも分け隔てなく、ともに新年会という「ハレ」の体験を共有しようという主旨なのである。

受信トレイ＞URL＞「ポチ。」

わあーーーパラダイスじゃん～～～
入社してよかったああああ

コーポレート担当の野口さんが厳選してくださった和・洋・エスニックの素敵お料理がずらり。じゅるり。

どれもこれも捨てがたく、だんだんゲシュタルト崩壊してきたので最後は何となくで決めてしまった。

おや、何やら「#雑談」スレッドが賑わっているな……。

Aさん「カヌレ食べたことなかったからフレンチにしました！」
Bさん「カヌレが食べたくてフレンチにしました」

カヌレにすればよかったかなぁーーー！

たとえ同じ場所にいなくても、こうして誰かと体験を共有できる。

社名「HIKKY」の由来は「引きこもり」だそうだが、「引きこもり＝孤立」ではもはやない。

心地よくひらかれた孤独のなかで自分の好きを極め、時に仲間と距離や見た目を越えて感情を分かち合える。
こんなにうれしいことがあるだろうか。

しかし折しもこの時、「#新年会」スレッドが立ち上がり、ガチイベ準備が着々と進行しつつあることは、私にはまだ知る由もなかったのであった……。

（次回、いよいよ新年会本番！）
▶後編はこちら：https://magazine.vket.com/n/nd9fd17057f62

コーポレート担当・野口さんにちょこっとインタビュー！

野口さん

Q. 新年会のお料理、大人気でしたね！バーチャル参加のメンバーとリアル参加のメンバー、どちらもとりまとめるのはかなり大変だったのでは？

A. 年明けから急ピッチで用意を始めたのですが、〆切がタイトにもかかわらず皆さんお早めに出欠とお料理の回答をしてくださりすごく助かりました。
思ったよりスムーズに進められて、実はそこまで大変ではありませんでした。
お料理は自分が食べたいものを独断で決めさせてもらいました笑次回以降は皆さんからリクエストを募ってそれに応えられるようにしたいですね。

Q. そもそも、本名とハンドルネームが混在している企業というのは、ユニークですよね。HIKKYならではのコーポレートの体験や、やりがいは、どんなことですか？

A. 各種証明書の発行手続きや貸与機材の発送など、HIKKYのコーポレートにいるとハンドルネームだけでなく本名での情報のやり取りも頻繁にありますので、
入社当初は"他ではなかなか体験できないことをやっているな～"という実感はありました。
他の企業と比べて把握しておくべきメンバー情報が名前だけで1.5倍くらいになりますから、入社当初は正直戸惑ってしまいました。
でももともと人の顔と名前を覚えるのは得意でしたし、すでに社内で定着しきっていたということもあり、すぐにこのカルチャーに馴染めたと思います。

おかげで、いちいち名簿を確認しなくてもメンバーの名前・顔（アバター）・所属が"おおよそ"答えられるようになりました！笑（8割くらいかな……）
「自分の好きな名前・姿で自分らしく働ける」というHIKKYならではのカルチャーを今後も守っていきたいですね。

Q. 今年の抱負を一言！

A. コーポレートに新しい仲間も増えますのでその分しっかりパワーアップして、皆さんが働きやすい環境・体制・仕組みづくりに注力していきます！！

VR法人HIKKYについて

-クリエイティビティの価値が、幅広く認められる世の中を創り出す-

株式会社HIKKYは、誰もが自由に創り、アクセスできるオープンなメタバースを実現するVR法人です。業界を牽引する注目のクリエイターをメンバーとし、「Vket Cloud」をはじめとする独自性の高いメタバースソリューションの提供、メタバースイベントの企画運用、VR/AR領域への事業参入をサポートするコンサルティングサービスを主業とします。バーチャル世界の生活圏・経済圏・文化圏を発展させ、クリエイティビティを持つすべての人がより自由に、ゆたかに生きられる社会を目指します。

HIKKYが主催する世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」は、2021年にギネス世界記録™を取得。その他、国際的なVR表彰式「VR AWARDS」のマーケティング部門で最優秀賞、日本の「XR CREATIVE AWARD 2020」で最優秀賞を受賞しました。

代表取締役CEO：舟越靖
本社：〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿一丁目20番22号三富ビル４F
設立：2018年5月1日
URL：https://www.hikky.co.jp/