こんにちは!
HIKKYのCVOのフィオです。
今日は「バーチャルマーケットの価値」についてお話したいと思います。
バーチャルマーケット、通称Vket。
2018年8月に私が発案し、数名の仲間たちと立ち上げた、バーチャル空間での3Dモデル展示イベントです。
Vketのはじまりは、私がXでつぶやいたひとつのポストからでした。
当時は、バーチャル空間で使う用途の3Dモデルやアバターなどの販売物がぽつぽつと出始めた時期でした。
バーチャル空間での創作に価値が認められていく光景を嬉しく思い、「これが大きなマーケットに育っていったら良いなぁ」と感じたことを覚えています。
ほんのちょっとの使命感と、やってみたらどうなるんだろうという好奇心を原動力に、着想から開催までの約1ヶ月半を走り抜けました。
第一回のVketは、前例のない中での開催だった為、信じられない量の壁にぶつかりましたが、結果的には大成功で終わりました。
多くのメディアに取り上げられ、次回の開催を期待される中で、私は「このイベントはなんだったんだ? 何を大事にするべきなんだ? 自分にとってのVketとは何か?」と考えていました。
その時におぼろげながら出した答えが、Vketの開催を重ねていく中で確信に変わり、今でも私の「Vket的価値観」になっています。
それは、
「Vketはきっかけづくり」だということ。
こんなことをよく言われます。
「Vketがあったから、作品を作ってみようかな、と思った」
「Vketが開催されると聞いて、HMDを買ってVRを始めた」
「Vketに行ったら、今まで知らなかった好みのアバターに出会えた」
Vketを開催することを通じて、もしもVketがなかったら生まれなかったかもしれない創作物や、出会いや、最初の一歩が生まれている。
たくさんのきっかけがそこかしこで生まれることが、Vketを開催する意味なんだろうな、と考えています。
また、今後、バーチャル空間の環境に変化が起きたり、Vketの形が変わっていくことになったとしても、「きっかけづくり」からブレずにいれば、Vketは価値を提供し続けられると思っています。
私にとってのVket観、いかがでしたか。
ぜひ、皆さんにとってのVketについても、教えて下さい。それではまた来週の記事で!
今夏も開催決定! 『バーチャルマーケット2024 Summer』
12回目の開催となる『バーチャルマーケット2024 Summer』が、2024年7月20日(土)〜8月4日(日)の16日間にわたり開催されることが決定。『Boundless!』をテーマに、「大阪」、「ドバイ」、「横浜」をパラリアル化した3会場を企業出展VR会場として展開。さらに3回目となるリアルイベントも実施します!
▼『バーチャルマーケット2024 Summer』公式サイト
https://event.vket.com/
▼参考プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000034617.html