今年の2月に入社した小早川さん。
実は元ギークリーの転職サービスを利用者!
現在はギークリー唯一の情報システム担当として営業活動の土台作りをしてくださっています。
そんな小早川さんに情報システム部門について聞いてみました!
ーまずは自己紹介をお願いいたします!
初めまして!情報システム全般を担当してる小早川と申します。
前職ではSES企業でエンジニアをしておりました。
もっと自分の価値を高め成長し、周りに貢献できる仕事がしたい!という思いから転職活動をスタート。実は当時ギークリーの転職サービスを利用しており、まさかのギークリーからギークリーの求人を紹介していただき(!)最終的に入社しました。
ちなみに前職はエンジニア、その前はコールセンターの管理者をしておりました。
ーかなり振れ幅の広いご経歴ですよね!
どんな経緯でギークリー入社に至ったのでしょうか?
少し長くなってしまいますが、順を追ってお話しさせていただきますね!
コールセンターの管理者時代は、コールセンターの立ち上げ~運用・クライアントへの数値報告といった1から業務を作るような仕事と、コールセンターの目標を達成する為の採用業務・従業員の給与締め対応をする部署にも所属し複数のセンターを管理する仕事をしていました。
コールセンターの管理者は仕事としては好きでやりがいもあったのですが、ふと「自分を今市場に出した時、社内で受けている評価が市場でも得られるのだろうか。」と不安になりまして…(笑)
自分の価値について深く考えた結果、今のままではこの会社でしか輝ける人材にはなれない、もっと自分の価値をあげたいと思い始めました。それと同時に、自分の市場価値をあげる為にどこに身を置き何をするかが重要だとも考えたんです。
当時の世の中の情勢や流れとしても、今後ITがさらに必要不可欠になってくるだろうから、「IT分野に精通する=自分の市場価値を高められる」と思いました。その結果、エンジニアという職種に辿り着き、未経験ながらエンジニアの道に進みました。
最初はIPアドレスもわからない所からエンジニアになると決めたのでエンジニアの職種もわからず転職活動が大変だったのを覚えています。
今思うと逆に何も知らなかったから飛び込むことができたのかもしれません(笑)
運よく内定をいただき、まずはSESのネットワークエンジニアとして働きました。
ネットワークエンジニアとして常駐した企業はおそらく誰でも知っている社員数が1万人を超えるような大企業でしたが、最初から大企業の基準を見れた事や体験した事は後々を考えてもすごく大きな経験だったと思います。エンジニアは未経験なので勉強しながらの業務でしたが、最初はネットワーク機器の運用・保守を任され、機器のトラフィック監視やログ取得を主な仕事として担当し、ネットワークにおけるトラブル対応も行っていました。
ネットワークトラブルがない時は比較的時間に余裕があったので、周りの先輩エンジニアに質問をしながら会社にある実機を使ってなるべく勉強時間を増やすことを心がけていました。
その勉強の様子を見ていた構築担当者から新たに入れる機器の設定の流し込みや構築もやってみないかとお話をいただき、そこから徐々に設計構築フェーズを任せてもらえるように。設計構築のフェーズでは機器のconfig変更やFWのルール決め・設定までを経験し実際にサーバーラックにラッキングするまでの一連の作業を経験させてもらいましたが、この時に作った構成変更手順の作り方・考え方は今でもかなり役に立っています。
その後、情報システム部門に異動しました。そこはキッティングやヘルプデスク対応、アカウント管理や在庫管理等の手順通りに対応する仕事から二次対応やシステム導入、システム専用機の導入選定~設定、各種プロジェクト参加も対応する部署だったので、下流~中流ぐらいまでを担当することになりました。
最初は自分に出来るかなと不安でしたが、コールセンターで管理者を経験してからエンジニアになったので、ユーザー対応も出来た上でITの知見も得られるという仕事は本当に自分に合っている内容だと感じました。
ある程度仕事が回せるようになってITに携わる人間としての未来像を考える余裕が出た時、「ITに精通することで自分の市場価値をあげたい」という思いでエンジニアになったけど、実現できているか?もっと市場価値を上げるにはどうしたら良いか?を自問自答して言って「ITを使ってもっと自分の考えを実現し、多くの人や会社に貢献できるような人材になり、その上で市場価値をあげたい」という思いがある事に気付きました。
そしてIT転職ならギークリーということで、転職サービスを利用して転職活動を開始。
さまざまな企業を見ていましたが、自分自身の思いが実現できることとギークリーの「企業と人材に好機を提供する」という考えに共感したためギークリーに決めました。
私自身、未経験からエンジニアに転職して今があります。
転職活動も自分自身で行い、結果的に転職に成功したのでよかったのですが、その当時ギークリーを知っていて利用していたらまた違ったエンジニア人生だったのかも、と思ったりもします。
失敗したなとは全く思いませんが、さらに良い未来が描けたかもしれないと思った時、私自身が「企業と人材に好機を提供する」という考えを持っている会社で働く事でその会社を成長させることができれば、今よりもっと好機を手にする企業や人が増えるのではないかと考えギークリーを選びました。
ー正直、社内インフラやPCに何かあったら小早川さんを頼る!というメンバーも多いですが
小早川さんの業務内容や所属組織について教えてほしいです。
組織としてはコーポレート部門に所属しております。
情報システムは立ち上げフェーズで、私が1人目として入社しましたが、最初に手をつけたのはキッティングの内製化で手順書の作成でした。並行してヘルプデスク対応も必要だったので、インシデント管理台帳の作成や機器の管理をする為に在庫管理台帳も作りました。
前職では元々あった手順書や管理台帳を使用していたので1から作る作業はなかなか難しかったです。
現在は”1人情シス”の為、ネットワークや各種システムの問い合わせ先でもあります。
ネットワークについては構成の把握から行い、社内運用の確立と構築企業様との住み分けをまず行いました。
住み分けをしている時にこのままだとIPアドレスが枯渇することに気付き、試用期間中にルーターのネットワーク構成変更をするなど、現状を見渡して何が足りないのかを自分で考え周りに提案していくということを日々繰り返しています。
現在は企業全体のセキュリティ強化を検討する中で数年先を見据えたインフラ環境の構築を検討し推進しています。IT担当として部署を超えた各種プロジェクトにアサインされることもあり、RPAチームと連携をしてRPA機器のサーバー化や社内で導入しているシステムで業務改善なども行っています。
情報システムの仕事とは別にコーポレート部門に所属していることもあり、総務のフォローをすることもありますが、情報システムの業務は全社に関連しているので無駄なことは一切なく、幅が広いだけではなく深い知識も得ながら進められていると感じています。
ーなるほど…!私たちから見えてる部分と見えてない部分があったわけですね。
これからこの組織を強化していくことになりますが、その理由は何でしょうか?
簡単に言うと「世間から信用される企業になり、より企業として成長するため」です。
社内のインフラが不安定だと安定したサービスは提供できず従業員も働けないですし、セキュリティが担保されていなければ企業として信用はなくなってしまいます。
私たちは日々業務を改善し続け、良いサービスをより多くの人に提供していきたい。
その為にお客様から「ギークリーは安心して利用できて良いサービスを提供してくれる」と認知してもらえるよう、さらに成長しなければなりません。
現在ギークリーは組織として拡大フェーズでもあるので、今後さらに成長していくためには営業活動の土台となる情報システムの組織強化が必要不可欠だと考えています。
ー今後この組織を強くしていくために必要なことは何でしょうか?
正直に言ってしまえば、今、一番必要なのは同じ方向に一緒に走っていってくれる仲間です。
もちろん上司や同僚がいて、色々相談に乗ってもらえる環境なので完全に1人で全部やってるわけではありません。でも完全に同じ役割の仲間は現時点ではいない状況です。。
情報システムの組織強化という点では、やるべきことをしっかりと対応できる組織にした上で情報システム特有のカラーを出していって、会社に貢献できる組織にしていく事が必要だと考えています。
やるべきことをやれる組織にするためには、各々がスペシャリストになり属人化するのではなく情報システムという中で流動的に動きながらやれる事を増やしその上で各々のやりたい事を見つけて人と組織が一緒に成長していける組織が理想だと考えています。
かなり壮大な理想だということは自分でも認識していますし、情報システムとしてはまだまだ立ち上げフェーズですが、この理想はギークリーだからこそ実現できると確信しています。
ギークリーでは「再現性」が強みの1つなので、これまでさまざまな方法で培ってきたノウハウを駆使して、情報システム組織を1から作ることができるはず。
立ち上げフェーズとしてこんなチャンスはないと思いますし、全部吸収してしまおうと成長の毎日です。
今後、情報システムがどのくらい大きくなるかは会社の大きさに比例していくと思いますが、会社が大きくなるから情報システムが増えるというよりも、情報システム組織が強くなったから会社が大きくなったと言われるような組織を一緒に作っていきたいと考えています。
ITを使って何かを実現したい、組織を作っていきたいと考えている人はぜひお話しさせていただければと思います!