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転機

30歳で起業して22年。ここにきてはじめて経営者としてのスイッチが入った感じ。既存のスタッフからも、戸惑いの声も。

これには転機があって、一番は、今までずっと悩んできていた「この仕事は本当にお客様のメリットになっているのか?」「自信をもって勧めることができるのか?」という問題に答えが出せたことが大きい。人ができることをわざわざ機械に置き換えて、人より遅い、人より高価、人より使いこなすのが難しい。そんなものがお客様のメリットにならない。人にできないことをする、人には不可能なレベルでやる、そうすることではじめてメリットがあるということに気が付いた。そのメリットにより、お客様が儲かることではじめて自分たちが儲かるんだ。とするなら、お客様がどうすれば儲かるのかを考えればよい。お客様が儲かりそうもない仕事は説明の上で断ればよい。これで迷いがなくなった。

そして、それを具現化する装置の完成。はじめて「自信をもって売りたい」「お客様のために売らなければならない」という気持ちに。スタッフが戸惑っても仕方ない。

もうひとつの大きな問題。今まで画像処理ソフトウェアの開発は私1人で行ってきました。20年以上やって、なんだかんだで1000台以上稼働中。私がいなくなると、あの車もあのスマホも影響がでるかも。ヤバいことは認識してたのですが「代わり」は簡単には見つからず。という状態だったのですが、基本的に今まで私が作ったソフトのメンテナンスが主。そんなに高い技術は必要としないはず。ならば「育成しよう」「頭数で勝負しよう」と方針を変えました。そして、私が不在でも末永くお客様に対して責任が取れる組織を作ろうと。

で、目標は「5年後、売上高10億。20名」。今の3倍です。

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