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【役員インタビュー】事業責任者が語るコミュニケーションツール『CAT.AI』のルーツとは《執行役員 澁谷 毅》

株式会社トゥモロー・ネット人事の西口です!
今回のインタビューは、2022年から立ち上げたAI新事業について、AIプラットフォーム部門長の澁谷 毅  執行役員(以下澁谷さん)にお話を伺いました。特にCAT.AIに興味がある方は理解につながると思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


株式会社トゥモロー・ネットとは
ITインフラビジネスによる堅調なビジネス基盤を持つ一方、自社開発AIソリューションのスタートアップという、二つの軸を持つITソリューションプロバイダーです。
ITインフラにおいてはSuperMicro社サーバの販売・製造・保守に豊富な実績を誇り、また2023年にはNVIDIA社よりRising Star Awardを授与いただきました。2022年にはボイスボットとチャットボットを組み合わせた自社サービス『CAT.AI』を提供開始。11期連続黒字で推移する一方、売上に比例して社員数も2年で3倍近くに急成長しています。


株式会社トゥモロー・ネット
AIプラットフォーム部門 執行役員部門長
澁谷 毅
大手運輸会社のコンタクトセンターアーキテクチャとして、長年にわたり多くのコールセンター構築に携わる。その豊富な経験を活かしCAT.AI事業の陣頭指揮をとっている。


──本日はお時間ありがとうございます。まずはじめに、自己紹介をお願いいたします。
AIプラットフォーム部門の澁谷です。CAT.AIの事業立ち上げをミッションにトゥモロー・ネットに入社しました。これまでコールセンター会社にて、コンサルティング業務や経営戦略、AIソリューションの設計、CXデザインなどに携わってきました。でも実は最初からコールセンターに関わっていたのではなく、新卒で入社した会社では自動車整備士としてトラブルの解析などを行っていました。自分のルーツはここにあると思います。

──自動車整備とAI事業につながりがあるということですか?
車って勝手に動くのではなくて、全部理由があって、仕組みがあって、はじめて動くものです。物事や人、ITもそう。私はIT系のエンジニア出身ではないのですが、実はこのルーツがあるからAIがどう動いてどう処理するということが頭の中で描けるのだと思います。その後、官公庁が自動車関連のコールセンターを開設した際に、前職の経験・知識を活かし、ジョインしました。それがコールセンターの業界に入るきっかけですね。

──今AIの事業を推進していることを考えると本当に変わったご経歴ですね。
当時のマニュアルが全て紙ベースだったので、自分でWEBマニュアルを作ったんです。例えばナビゲーションツールを構築したりしていました。独学だったのですが、この経験がITって面白いと思ったきっかけとなりました。自分自身でより良いものを『創る』という考え方がCAT.AIの製品開発でも存分に生かせています。その後大手運輸会社のグループ会社でセンター長、統括部長と務め、その後は経営戦略部長として経理や情シスなどコーポレートサイドの管掌になり、最終的にはDX推進をメインミッションとして業務に従事していました。

──DX推進をされていた時のことを教えてください。
様々なDXやITプロジェクトのPMをしていました。特に思い入れがあるのは、AIボイスボットを導入したことでしょうか。当時はコロナ前、人材難で大量の電話に対応しつつ、省人化を進めることがミッションでした。当時デジタルチャネルの再構築など様々な課題があったのを思い出します。デジタルチャネルはどう見えるか、聴こえるか、どう動くかというのがユーザーから見るクオリティとなり、評価となります。しかしながら企業側、ベンダー側にCXデザイン観点の専門性を持つ人材がいないという当時の状況に頭を悩ませたことをよく覚えています。

──当社では専門のCXデザイナーを擁しておりますが、その経験から生まれた職なのですね。

CXデザイナーのメンバーとの打ち合わせ風景。機械だけではない、人ならではの感覚を生かしてシステム構築をしております。


──その後トゥモロー・ネットに入社されたきっかけは?
きっかけは李社長が、私が登壇していたセミナーに参加されたことですね。そこからスカウトをいただきました。私はその頃自分の目指すコミュニケーションツールの実現は技術的に難しいと思っていたのですが、トゥモロー・ネットの技術を活かせば実現できるのではないかとわくわくしました。自分の求めるAIが存在しないなら創ってしまえば良いなって(笑)
また面接は李社長と松浦副社長に行っていただいたのですが、お二人の熱意がひしひしと伝わり、一心発起してベンチャーへとチャレンジした次第です。

──お話伺っていると、澁谷さんの様々なご経験がCAT.AIに生かされていると感じました。今後どうしていきたいと思われてますか?
AIが人の仕事を奪うのではなくて、人と人のコミュニケーションにAIが入ることでより豊かな未来をつくりたいという思いがあります。CAT.AIと言うサービスを売ることももちろん大事なのですが、それ以上に画期的なコミュニケーションツールを創りたいと思っています。野望としてはCAT.AIのブランド名を「コミュニケーションツールの代名詞」にしたいですね。その為にもメンバーと一緒に新しいものを創り続けるチャレンジを惜しまず、業務を推進したいと考えています。

──どんな人と働いてみたいですか?
CAT.AIをコミュニケーションツールのスタンダードにしていくという思いに賛同して、困難を乗り越えてでもより良いサービスを作っていきたいと考えてもらえる人ですね。新しいものを創るということは、非常にやりがいがある反面、苦労したり工夫が必要だったりと一筋縄ではいかない面も当然あります。それには営業やエンジニア、アナリティクスセンターなどの役割に関係なく、自分自身が責任をもってサービスを創るんだという思いを持っている方に是非ご入社頂きたいです。

──本日はありがとうございました!


最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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