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「働き方」を考える その1

ご存知の方も多いと思いますが、厚生労働省の指示のもと2019年4月から、全ての「使用者」に対して 「年5日の年次有給休暇の確実な取得」が義務付けられます。ここで言う使用者とは基準を得ている従業員さんのことになるのですが、当社でも基準あたる方がいらっしゃいます。

以前から税理士さんより施行されることは把握しておりましたが、実際法案がとおり、いよいよまじかに迫っている中で、当社としてどう対応するか、遅ればせながら考える時期となりました。

有給休暇義務の背景には政府が進める働き方改革があります。

厚生労働省の記述では「働き方改革」は、働く方々が、個々の事情に応じた多様で柔 軟な働き方を、自分で「選択」できるようにするための改革です。 日本が直面する「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」、 「働く方々のニーズの多様化」などの課題に対応するために、就業機会の拡 大や意欲・能力を存分に発揮できる環境をつくることが必要とし、 働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択でき る社会を実現することで、成長と分配の好循環を構築し、働く人 一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指 としています。

特に「働く方々のニーズの多様化」は、専門知識がないわたくしでも経験から感じるものです。

大学を出て「普通」に就活をして正社員として就職をし、結婚・出産のうちに退職・転職(再就職)・そして起業としたのですが(起業は違いますが)、この「普通」が今は違います。大学出て就活しない方も、学生から起業する方もいらっしゃいますし、女性ならではの結婚・出産=退職も「=イコール」ではないですし、転職も家庭のご事情で男性の方でもパートとして就職していらっしゃいます。ありがたい世の中で様々な選択肢があること、できることが「当たり前 普通」となってきています。「You are this( choice)」がnormalの時代ではなくなり、「What do you want to do? あなたは何がしたいの?」と先に希望を問うてくれます。だからこそ常に自分をポジティブでもネガティブでも見つめながら問うていかなければならない時代です。自分らしく生きることはとても大切ですし、会社としてのそんな方を応援しながら成長したいと思っています。(当社はそうです) 

また、「ニーズの多様化」という表現もどうかと思いますが、もともとふつふつ内面にあったニーズ(希望)をやっと掃き出した先には責任もでてきます。決めれらた箱に入って受け身的な働き方とは雲泥の差で重たいものです。ですので、雇用した責任として会社はそのニーズにこたえないといけない責任があり、働く私たちもこたえたくれた会社にこたえる責任があると。

でも、精神論になってしまいますが、就職は恋愛や結婚と似たもので、やっぱりお互いのコミュニケーションの大切さはどの時代も同じものであり、最悪な結末はこれがあればまずないと思います。

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