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生活者の気持ちに寄り添う商品で、今日という日をより素晴らしく
当社は2021年7月1日にスタート。100年以上の歴史を持つ資生堂のファイントイレタリー部門から生まれた私たちにとって、Fineという言葉は特別な響きを持ちます。なぜならこの歴史は単なる日用品をつくってきた歴史ではなく、「毎日を豊かにする素晴らしい製品」をつくってきた歴史だからです。そして、一瞬一瞬の豊かさの積み重ねこそが、一日一日の豊さにつながる。そんな想いをTodayという言葉に込めました。誰もが「今日という日は素晴らしい」と感じるために。私たちは一つ一つの商品に、美と気持ちと豊かさを込めていきます。
価値観
お客さまには感情や生活習慣があり、その習慣さえも変容する中で、どれだけロジカルに数字を積み上げて考えても、計算通りの結果はそう簡単には得られません。まして十人十色の感性に響く商品やブランドの開発は、データやロジックに頼ったアプローチだけでは不可能といえます。そのため当社は、常に生活者目線に立ったブランド・商品開発に取り組んでいます。例えば消費者調査を行う際も、お客さまの反応をつぶさに観察しながら、開発中の商品が驚きや喜びをもたらすものかどうかを見極めることに重点を置くなど、生活者第一の姿勢を貫いています。
「透明性・風通しの良さが課題解決のカギを握る」という考え方の組織ですから、経営陣との距離も近く、国内外にある拠点間の交流も活発です。社内各部署のグッドニュースを共有し賞賛しあう風土や、フラットに物事を言い合える環境が既にあり、部署の垣根を超えた一体感が醸成されています。それは先日実施した社内サーベイで「物事の決定の際、自分の意見を自由に言える環境がある」という回答が上位に入ったことからもわかります。大人数が参加する会議や勉強会も毎回非常に盛り上がりますし、オープンな環境は当社の特徴のひとつだと思います。
年齢や経験に関係なくチャンスが回ってくる環境です。例えば入社5年目のアカウント営業は、情報収集と顧客分析、市場分析をもとに「フィーノマスク」をカテゴリシェアNo.1に導くソリューションを実行。入社4年目のマーケティング担当者は、担当ブランド「エージーデオ24」の商品開発から戦略立案、販促企画までマーケティング全般を担っています。さらには30代でブランドVPや営業統括部長を任されている社員もいます。意欲的な社員により多くのチャンスが巡ってくるため、自ら手をあげるタイプの方であれば早く成長できるはずです。
現在、会社が持つポテンシャルを最大化させるための業務プロセス改革を進めています。これまで人間のアナログな感覚や経験に頼ってきた部分をデジタル化させ、属人的なムラをなくすことでビジネスの品質を高いレベルで安定させるという取り組みです。具体的には営業からブランド開発、SCMまでに至る社内のさまざまな業務について、KPIなど何らかのデータが閾値を超えたら次の工程に移るなどの判断をシステム側でサポートするというもので、こうした「デジタル化された組織知」を推進するとともにデータドリブンな組織運営を目指しています。
この会社の社員たちは、みんな軸足というべき得意分野・強みを持っています。しかし当社が直面する課題は、各社員が自らの軸を超えて部門横断的に取り組まないと解決できないものばかりです。肝要なのは、軸を生かしながらも上下左右にはみ出し、いかに各自が課題解決のリーダーシップをとっていくかということ。マーケティング、営業、そして業務システムをつくるITエンジニア、それぞれの領域を飛び越えて、当社のブランドを日本、中国、APAC諸国で戦えるようにしていってほしい。それがキャリア入社のみなさまに期待することです。
新しいマーケットを切り開くためには、スモールスタートによるトライアンドエラーを繰り返しながら最適なやり方を模索するほかありません。また、さまざまな経歴やバックグラウンドを持つ社員たちが集まり、新しい社内環境を一からつくり上げている最中ですから、予想外のハプニングが発生することもあります。スタートアップで会社をつくるということはそうしたチャレンジの連続です。しかし、当社には失敗を恐れず挑戦を奨励するムードがあります。壁にぶつかる度に声を掛け合い、互いに後押ししながら全社一丸となって数々の課題に挑んでいます。
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Human Resources Div.