なんでもドラフトで日本のスポーツ体験を進化させたい!電通、米国MBA留学、そしてスポーツビジネスのプロフェッショナルとして歩んできたキャリアの先に描くもの。
これまでのキャリア
新卒で株式会社電通へ入社。テレビ担当・官公庁営業担当・PR担当として、メディアバイイング、広告・PR企画、イベント、調査事業等の戦略立案から実行まで幅広い業務を担いました。その後、米国パデュー大学への2年間のMBA留学を経て、2016年12月よりスポーツブランディングジャパン株式会社(SBJ)に入社。念願だったスポーツビジネスのプロフェッショナルとしてのキャリアをスタートさせました。
SBJでの業務の大きな軸の一つは、NFLやNBAなどに関連した北米プロスポーツ団体の日本におけるビジネスパートナー業務。提携戦略構築、スポンサーシップ、放映権、デジタルメディア、イベント企画など、北米スポーツの最前線にあるスポーツ団体との仕事は本当に刺激的でした。世界一のスポーツイベントの一つである「スーパーボウル」に初めて行った際、あまりのスケールの大きさに度肝を抜かれたことを今でも鮮明に覚えています。海外ゲームパブリッシャーとのeスポーツ事業にも携わりました。
もう一つの軸は、国内スポーツ団体の事業推進におけるパートナー業務です。国内の様々なプロスポーツリーグ・チーム・中央競技団体の事業計画策定サポートやブランディングなど、事業全体におけるアドバイス業務と具体施策の企画・実施を推進したほか、企業のスポンサーシップ最大活用にも従事しました。
2022年3月に株式会社なんでもドラフトへ入社。現在に至ります。
人生で大切な瞬間にはいつもスポーツが
自分の人生を振り返ってみると、生まれてから今の今まで、ずっとスポーツと共に歩んできました。
父がアイスホッケー、母がフィギアスケートをやっていたこともあり、2歳頃〜12歳までアイスホッケーに打ち込み、中学からはバスケットボールに熱中しました(当時大流行していたスラムダンクの影響です!)。大学でも体育会バスケットボール部に所属し、インカレ優勝=日本一を経験。4年時には主将を務めました。今は母校の高校バスケ部の監督を務め、仕事でもプライベートでも365日スポーツに触れ、365日スポーツのことを考える。そんな生活を送っています。
また、留学生活の中でスポーツに大きく助けられたのも、決して忘れることのできない体験です。勉強の合間を縫ってクラスメイトたちとバスケットボールをしたり、一緒にスポーツ観戦しに行くといったことができたのは、留学生の私にとっては大きなアドバンテージでした。一緒に住んでいたアメリカ人のルームメイトはバスケを通じて仲良くなり、今でも連絡を取り合っています。
スポーツが教えてくれたことは多々ありますが、自分にとっての意味を突き詰めて考えると「人と誠実に向き合う」ことの大切さに尽きるのではないかと思います。自分に関わってくださるすべての方々と誠実に向き合うという姿勢が、社会人においても自分の根幹を支えてくれています。
株式会社なんでもドラフトへの入社理由と目指したいこと
弊社は森井・並木が共同創業した会社ですが、並木と私は元を辿ると中高バスケットボール部時代のチームメイトだったので、実に24年前から知っていることになります。学年が2つ違ったので(醍醐が2つ上)当時はそこまで交流はなかったのですが、社会人になってから連絡を取り合うようになりました。私が前職を退職する旨を伝えた際に、「なんドラで一緒にやらないか?」と誘っていただいた時は全く予想していなかったため本当に驚いたのですが、入社に至った理由は主に2つあります。
まずは事業内容。ファンタジースポーツがアメリカで爆発的に人気なことは知っていたのですが、スポーツビジネスの新たな領域でチャレンジできることにとてもワクワクしました。留学時代もアメリカ人クラスメイトたちと一緒にファンタジースポーツを楽しんだ経験があるのですが、単なる当てずっぽうの予想ゲームとは違い、予想する過程から結果に至るまでスポーツに触れる時間が増えるとともに、友だち間の会話量が増えることを実感しました。日本でもなんでもドラフトをつうじて、スポーツの体験価値をより長く深く進化させることができるのではないかと考えたのが1つ目の理由です。
2つ目の理由は、なんでもドラフトという会社の「人柄」です。共同創業の森井・並木が掲げる社是「楽しく、優しく、正しく」にもそれは色濃く反映されていると思いますが、入社して短い期間ながら強烈に感じた「面白くて、賢くて、誠実」な人柄に惹かれました。どれか1つないし2つ揃うことはあると思いますが、3つ全て揃うとなると話は違ってきます。そんな会社の「人の魅力」が、事業内容よりもむしろ大きな入社理由だったかもしれません。
スポーツを仕事にしていて思うことは、スポーツビジネスは人の感動や熱狂を扱うビジネスであり、唯一無二の奇跡の商品であるということです。勝ち負けはコントロールできないという不確実性、同じことは二度起きないというLIVE性、そして、喜怒哀楽が色濃く反映される人間性。どれをとっても、こんなに魅力的なビジネスはないのではないかと思います。だからこそ、なんでもドラフトを通じてスポーツの体験価値を長く深く進化させ、人々の日常に熱狂を届ける。そんなことを目指して、毎日目一杯チャレンジしていきたいと思います。