こんにちは、dot button company広報担当の木村です。
3月16日に会社を設立してから5周年目に突入し、第2フェーズを迎えようとしている、dot button company。設立当時は2人でスタートしていたものの、現在は業務委託も合わせて7名のメンバーで活動し、少しずつ業務の幅を広げています!
小さなベンチャー企業ではあるものの、私たちの取り組みに興味を持っていただき、たくさんの方から応募が来ていて嬉しく思います。dot button companyに興味を持ってくれている方に、代表がどんなことを普段考えているのか・どんな人柄なのかを知ってもらう機会を作ろうと思い、代表・中屋の想いを記事にまとめてみました。
まずは第1弾として、これからの時代に必要なことやdot button companyのビジョンやミッションについて聞いていきます。
これからの時代は、情報に流されずに自分で考えて判断する力が必要
ーー昨年、コロナウイルスが発生したことにより、世の中が大きく変化し仕事に対する考え方も変わっていったと思います。中屋さんは、これからの時代どんなことが必要になってくると思いますか?
コロナウイルスが1年ほど続いている中で、今はその状況に慣れてしまったり、コロナ疲れをしていたり、仕事も環境も新しく変えて地方移住する方もいますよね。そんな状況の中で、メディアやSNSで偏った情報が流れていることを僕らはもっと知らないといけないと思うんですよね。
コロナウイルスが簡単に収束しないとなった今、「本当の幸せって何だろう」と考えるわけじゃないですか。自分の幸せを考えると、世の中が纏っている空気に流されずに、自分の軸を持って行動することや、判断していくことが重要になってくると思います。
たとえば、メディアで流れてくる情報に対して、本当に正しい情報かどうかを自分の頭の中で考えないと、間違ったまま受け取ってしまう可能性がありますよね。常に状況が変化する中で、周りの影響を真に受けないことが大切だと思っていて。
世の中が賛成しているものに対して、自分だけ対立した意見を持つことは勇気が必要ですが、周りの意見が本当に正しいのか自分にも問うべきだし、周りの空気に流されていると感じたら、立ち止まって考えることをしないといけない。
この先どうなるかわからない中で、自分の感覚をどこまで鋭敏にできるか。歴史文学や哲学書を読むだけではなくて、時代背景を把握して、常に風向きを先読みすることで、価値を提供し続けられる人になれるのではないかなと思っています。
dot button companyのビジョン・ミッションに込められた想い
ーー情報を鵜呑みにせずに、一度自分の中で落とし込んで考えることで、違う視点も見えてくるということですよね。ミッションやビジョンにも多様な視座で捉えるとありますが、どういう想いが込められているのですか?
多角的な視野で考えて実行できる力があれば、時代が変わっても企画を作って実行したり、生み出したりする力は普遍性が高いと思っています。dot button companyの企業理念である「体験を開発する会社」は、どの業界にも属さないメッセージ性もあって。全ての業界の体験をアップデートできるわけだから、体験価値は本来ものすごく高いわけです。
また、史伝になりますが渋沢栄一さんは生涯で約500もの企業に関わり、約600の教育機関・社会公共事業の支援並びに民間外交に尽力したと言われています。dot button companyも現代の「論語と算盤」のような考え方で経営したいと大言壮語ながら思っています。ミッション・ビジョンで書いていることもその通りだなと。
■dot button companyのビジョン・ミッション
【ビジョン】
一人の人間として、地球に生きるものとして、
鳥のように空から見、虫のように地面を這って見、
魚のように川の流れを見、
温度を感じながら、彩のある景色を描き続ける。
未来ある社会を想って。
【ミッション】
ドット=.com、ドット柄
ボタン=ボタン(機械)、ボタン(洋服)
同じ単語も、聞く人の育った背景で想起されるものが変わる。
一つのことを多様な視座、視点で語れる社会、コミュニティ創り
僕は言葉に対してその人の生きてきたバックグラウンドが大きく影響し、ミスコミュニケーションを生んでしまうのだと思っていて。同じ言葉を読んでいても頭の中で想起されているものは違うと思います。言葉に対して、素晴らしい一面もある一方で、わかりあえなさを作っている一つの要因だなと。
同じ言葉で伝えていても、会話している人同士のバックグラウンドが違うと話が違う方向に進んでしまうこともあります。それを受け入れて語り合えるのは、絵やビジュアルです。だからこそ、どんな業界でもお仕事をする上で絵やビジュアルは大切なポイントになってくるんだなと思っています。
ドットボタンもドットとボタンで何を想起するかはそれぞれ人によって違いますよね。会社を作るときに思ったのが、ビジョンにもあるように、物事に対して俯瞰することが大切だということ。全体だけ見ていればいいわけではなくて、細かいところから綻びが始まるので、虫のように細かく物事を見る。
未来のことは誰にもわからないので、今まで生きてきた中でどんなことが起こったかを考えて、魚のように川の流れを見れると、時代に流されにくくなるじゃないかなと思います。
温度を感じながらの意味としては、自分目線ではなくて、相手目線で捉えることがここでいう温度と考えていて。白黒の世界よりかは彩りがある景色にしていきたいから、彩りある景色を書き続けるというビジョンにしてます。
未来ある社会が明日も明後日も続くんだったら、建設的にやっていく。ビジョンを一言で表現すると「体験を開発する会社」に集約されていて、実体験がベースになって生まれたものです。
以上、第1弾記事はここまでとなります。第2弾記事もまた更新していきます!中屋の紹介はこちらの記事も合わせてご覧ください。
自ら火を灯し続けることで新しい体験を生み出したい|中屋祐輔
https://note.com/dotbuttoncompany/n/n51cfa4c6aaa5