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今回はウェビナーを提供するネクプロで働く尾花さんにお話をお伺いしました。
グループ内も異色な人が多いが自らも異色だと語る尾花さん。そんな尾花さんはどのような道を歩みネクプロにたどり着いたのか。そして今後のネクプロの話についても話していただきました!
異質なバンドマンの男が出会った仕事とは?
ーー早速ですが、簡単に自己紹介とこれまでの経歴を教えてください!
本日はよろしくお願いします。尾花 慎也です。
結構驚かれる方には驚かれるのですが、実は僕、27歳くらいまでフリーターしながらバンドマンをしていました。大学は京都大学に通ってましたけど最終的には辞めました。
ーー少し偏見になりますが京都大学でもそういう人いたんですね。
ちょっと異色な感じではありました。
少なくとも大学通ってたとき、周りにはそういう人はいませんでしたし、「尾花なにしてんの」みたいなのも言われていました。
ただ別に働きたくなかったし、バンドうまくいけばいいなと思ってたので、異色ですけど気にはしてなかったです。
ーーバンド活動を27歳までって比較的長いと思うんですけどなんで辞めちゃったんですか?
まず純粋にバンドのメンバー間で辞めるか辞めないかっていう話がありました。
それに27歳にもなって音楽だけで成功をしていないと、その先もうまくいくことはないのかなという風に思ってしまうんです。もちろん諦めきれない気持ちもありましたが…!
ーー辞めるか辞めないかの話はバンドの解散理由でよく聞きますけど実際にあるんですね!バンド辞めてからはどんなことされてたんですか?
バンド辞めたときに次何かするとしたら本気で自分の得意なことを頑張りたいと思いました。
そこでできることってなんだろうなって考えたときにコンピュータかなと思い、ハローワークに行き、IT業界の会社に勤めました。
ーーできることがコンピュータかなとは、どうしてそう思ったんですか?
元々小学生くらいのときからパソコンを触り始めて、見よう見まねでプログラミングとかやってたんです。簡単なゲームとかも作れてたのでやれるんだろうなとは思ってました。
ーー結構しっかり触られたんですね。最初からエンジニアの業務は余裕でした?
いやそうでもなかったんです……。
中学校以降からあんまりパソコンを触っていなかったこともあって、プログラミングどころかWindowsもあんまりよくわかってない状態でした。
もうそこから必死で勉強してました。多分人生で一番頑張ったと思います。
ウェビナーって何?!ネクプロとの出会い
ーーIT関係で勤めていたこともあってネクプロに転職されたんですか?
いやちょっと違います。
元々バンドを辞めて勤めていた会社がネクプロの親会社と仲が良かったんです。
そこで転職のタイミングで声をかけてもらってうちの役員にならないかといわれました。
そのような経緯でネクプロの親会社の役員となりました。
ーーなるほど…。ちなみにどのようなお仕事をされていたんですか?
入った当初はいわゆるエンジニアを派遣して顧客のシステム周りのことをやるSESという業務をしていました。
ほんとに会社も立ち上げた直後で何も地盤がない中でしたから、できる手段を使ってハローワークとかでITやりたいですって人を集めて、教育して、顧客のところに送り出すみたいなことを会社としてはやっていました。
ただ、働いてくれているエンジニアとかはその事業だとずっと客先にいってるし、何か独自のサービスがあるわけでもないので少しずつエンジニアとしては成長してるけど、そのことに疑問を感じているみたいなことが課題としてはありました。
やっぱりサービスでお金もらえるようにしていきたいって方向を会社として目指していたんです。その流れがいまのネクプロにもつながっています。
そのような管理と事業立案を僕がやってました。
ーー幅広くいろいろなことをやられてたんですね。
そうですね。いったん僕を社内において何も決まってないけど何かしようみたいな形で試行錯誤をしてました。
数学SNSっていう数学の数式を用いたSNSを作ったりとか広告収入のビジネスモデルにチャレンジしたりとかいろんな失敗をしてきたのが僕のこの会社での経歴です。
ーー試行錯誤をされていく中でネクプロとはどんな出会いだったんですか?
3年ほど前に経営統合の話が突如降って来ました。
ただ当時はウェビナーって言われてもいくら聞いてもどのようなものか分からなくて経営陣が判断できなかったんです。
でも最終判断をするとなった時に、システムのことは僕がやってきたから、僕の意見を重要視するというのをグループ社長に言われました。それで買いましょうと言った形になります。
ーー尾花さんの一声が影響したんですね!ちなみに買いましょうといった決め手ってどんなところだったんですか?
自分が苦労して0から1を作ろうとしてたこともありますから0から1に到達する大変さを僕が1番わかっているつもりでした。
なので現時点で100点ではなくても、1までできているっていうのは素晴らしいと思ったし、リスペクトしていました。
1までできる会社ってそうそうないですから。
そういう想いがあって、買いましょう。僕もやりますよ。と言いました。
「ネクプロする」を当たり前に?!
ーー買収した当初のネクプロではどのような仕事をしていたんですか?
当時はまだうちのサービスをいろんなお客さんに広く使ってもらえてた感じにはなっていなくて、大きなユーザーがボンボンといくつかいるというのが主でした。
なのでひとつひとつの顧客に対してカスタマイズしてサービスを提供していました。
ーーなるほど。いまの形とは少し違いますね!
基本的なところは同じなんですけどいままでは社内向けとか学校向けとか内側に向けてたんです。
ただ今は情報発信や説明会などそれが全部Web上で行われていくというところでそのようなところを活かしたシステムにしました。
ーーそうなんですね。当時働いている雰囲気とかはどのような感じでしたか?
ネクプロは元々オフショアをやっている関係もあってリモートが多かったです。
いまもリモートで開発も多いですし、コロナの期間も大きな変化とかはなかったです。
ーー働く環境にはコロナの影響はなかったんですね。それではコロナで需要とか増えてきました?
爆発的な需要はありましたが、それは一時的なものなのでちゃんと検討している企業に対して継続的に提案していかなければいけない時期かなとは思っています。
ーー個人的にはウェビナーにとっても大きな転機かなと思っているんですが実際ウェビナーを扱っていてどう思いますか。
僕としてはウェビナーはまだ開拓の余地があると思っています。
FacebookとかTwitterのような情報発信って今個人単位では結構やっているじゃないですか。企業ってやはりそれよりも後追いで広がっていくと思うんです。
HPだっていまや「会社つくろう、HPどうする」みたいなのはセットなんですけど
昔はHPなんてほんとにいる?って言ってる企業が当たり前のようにありました。
ただ十分に普及するとそれがいるかいらないかの議論すら世の中からなくなるんです。僕はウェビナーもそうなると思うんです。やってないとおかしいみたいな。
そうなったときに、検索することを「ググる」っていうみたいにウェビナーのことを「ネクプロ」って言うそのようなところに行ければいいかなと思います。
時代が追いつきだしたネクプロが求める人材とは?!
ーーネクプロが固有名詞になるのいいですね。そんなネクプロで働く魅力ってどんなところにあります?
これはちょっと人を選ぶかもしれませんが、ネクプロはいま次世代の新しい事業を作っていけそうなポジションにいるんです。
ウェビナーをするってなるとほぼ間違いなくネクプロが候補に挙がってくるんです。
そんな企業がふたを開ければ少人数で会社としてまだまだのステージでっていうのを魅力的に思える人です。
つまりまだまだ未成熟な領域に早い段階で入って、業界と企業と自分の成長が楽しいと思える人です。
ーーいわゆるカオスを楽しめるという感じですか?
完成されたものを求める人はちょっとしんどいのかなとは思います。
変化も少なくてゆっくり勉強したいみたいな人にはあまり魅力はないです。
というのも組織もかっちりしてないし、いろんな人がいろんなことをやっていてこれから徐々にそれを組織化していこうという最中なんです。
なので入ると当面はいろんなことをやらないといけない。
でも逆に言うといろんなことをやれるし、自分がどう特化するかも決められるし、組織の方向の提案もできるっていうやりがいのある状況です。
ーー確かにいまのフェーズを楽しめるのって大事ですよね。
ちなみにこんな人と働きたいなどはありますか。
経験はもちろんなんですが、人間性の部分は大きいと思います。
あとはやっぱりプロフェッショナルです。
ここは自分が自信があるだったり、ネクプロの中でこの領域でトップになってやるとかそんな能力や心意気がある人に来ていただきたいです。
あなたは何ができるのかに応えられる人であってほしいです。
ーープロフェッショナルというのはウェビナーとかじゃなくてもいいんですか?
そうですね。基本的にはいま募集している職種の領域にはなってくるとは思いますけどネクプロの場合何か一芸があったら採用の可能性があり得るんですよ。
面白いものに賭けてみるっていう文化はあるので、募集職種に当てはまらないけど魅力を感じたらあるかもしれないです。
ーー最後に何かメッセージありますか?
いま会社が、ここでやらなきゃいつやるんだっていうフェーズなんです。
そこに対して個人として、いま自分は変わらないといけないとか達成しないといけないとかのタイミングを丁度迎えている方は、もしかしたらネクプロと出会う運命なのかもしれません。
なのでそんな時間軸が重なった人たちを広くお待ちしてますという感じです。
ーー今回はネクプロの尾花さんにお話をお伺いしました。
ありがとうございました!