動画で分かるなゆたの働き方!制作メンバーの1日を追ってみた | 株式会社なゆたネット
こんにちは!技術サービス部の高橋です!今回は、前回の運用メンバー編の記事に続き、なゆたネットの制作メンバーの業務を1日密着動画とともにご紹介します。映像配信サービスのお仕事に興味がある方は、ぜひ...
https://www.wantedly.com/companies/company_9104114/post_articles/920412
運用に引き続き、連続投稿しますので、ぜひ読んでみてください!
8月に公開しました『制作メンバー1日密着(動画)』は見ていただけましたでしょうか?!
今回は、なゆたネットの職種紹介シリーズ【映像編集】についての業務内容を“さらに”深掘りしてみたいと思います💡
まず、【映像編集】と聞いて、YouTubeやTikTokなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?!
今の時代、YouTube、TikTok、InstagramなどいわゆるSNSが主流のため、実際に求人募集をしてみると「YouTubeの動画編集だと思ってました…」「編集経験は、TikTokの動画編集です。」という方もいました。もちろん案件によっては、似たような編集があるので0ではないのですが…
ぜひ皆さんにも、なゆたネットの【映像編集】の業務内容を正しく理解していただき、興味を持っていただけたら嬉しいです。
まず簡潔に言うと、テレビ局や配給会社からお預かりした素材を、各動画配信サービスの形式に合わせて編集&エンコード(ファイルの変換)をして、各動画配信サービスで配信ができるようにするお仕事です。
ひとまず簡潔に言ってしまいましたが、実は配信までの工程は、様々な知識や技術が必要でとても奥深いものなのです。それでは、1つの案件を例に見てみましょう!
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1.運用スタッフから、作業をする作品を受け取る
運用スタッフから、コミュニケーションツールのSlackで作業依頼の連絡がきます。作業する作品のスケジュール確認を行い、他作品との調整を行います。急ぎの対応が必要な際は、スケジュールを調整し該当作品を最優先して取り組む場合もあります。
2.素材確認(素材QC)を行い、依頼通りにできるのか判断をして編集作業を進める
依頼が来た作品の素材をMediaInfoや各種映像編集ソフト(Premiere Pro・EDIUS・TMPGEnc等)で確認します。
確認が終わったら、確認した素材の仕様・編集作業指示・エンコード時の注意点などを、作業シートに記入します。
続いて編集作業に移りますが、編集といっても下記のように多くの作業があります。
そのため、依頼通りにやるというよりは、どうしたら依頼通りの映像仕様/映像内容にできるのか?を考えて作業を行います。
3.エンコード対応
映像編集ソフトで素材を読み込み、納品用の仕様に編集・エフェクト処理をして、エンコードします。
作業内容としては、放送用の29.97fps(インターレース)を、配信用に既定の仕様に変換します。
拡張子の変更やフレームレートの変換などの作業が多くあります。そのため、映像の編集だけではなく、
などの判断も作業者に求められています。
たまにクライアントからお預かりした素材では、かくついたりコマ飛びが起きるため依頼されたフレームレートに変換するのが難しい場合もあります。 その際は、こちらから、どういうことならできるのかの提案をしたりもします。
4.チェック依頼
エンコードが終わったら、作業者とは別にチェック担当者がいるので、担当者にチェック依頼を出します。担当を別にすることで、Wチェックも兼ねています。
5.チェック担当者は、最終確認(完パケQC)を行い、納品依頼まで担当
映像編集ソフトでチェックをします。なゆたでエンコードした映像にノイズやコマ飛び、モザイク・ボカシ漏れ、字幕修正漏れなど、問題がないことを確認して、初めて完パケが完成します。
その後、運用スタッフに納品依頼をします。
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(※編集について全部は詳しく説明しきれないので、今回はこの2つについて取り上げてみます…!)
¦字幕編集について
字幕修正や変換を行う際、「カンバスSSTG1Pro」というソフトを使用しています。タイミング、フォント、位置調整に加え、テロップなど他の要素との被りがないように注意しながら作成し、ファイルとして書き出します。どんどん技術が進歩してきているので、字幕で使用してはいけない記号を修正する際、以前は一つ一つ検索していたのですが、現在は「最終チェック」という機能で一括検索することが可能になりました!
¦モザイク・ボカシ処理について
なゆたでは様々なジャンルを扱っているため、「Entertainment4D」と「Premiere Pro」というソフトを使用して、アダルト作品や、映画の露出シーン・ベッドシーンなどのモザイク・ボカシ処理をしています。
他にも配信する際、映像にURLや電話番号などが表記されているとNGになるので、その表記が背景色で塗りつぶせない場合にはボカシ処理で対応しています。
案件によって求められるクオリティが違うため、高いクオリティを求められている場合は少々時間をかけて、求められてない場合はスピード重視で作業するなど臨機応変に対応しています。また、Entertainment4DはPCに負担がかかかると動作が重くなってしまうので、なるべく負担がかからないような設定で作業していますが、これ以上は効率化が図れない作業ですので、今後はAIで自動モザイク処理ができるソフトを待ち望んでいます!
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ここでは1つの案件を例に挙げましたが、なゆたネットで扱っている作品数は多く、ドラマ、アニメ、映画やアダルトまで、多岐にわたるジャンルの動画コンテンツを月50作品以上、高品質かつスピーディーに編集・エンコードしています。この数をこなすためには、スピードも求められています。適切な判断が出来るように、映像知識は必須となるので、常に情報収集や勉強をするように心がけています。また、エンコードは、映像制作の最終段階であり、視聴者に最高の映像体験を提供するために重要な工程ですので、責任をもって仕事をしています。
自分が担当した作品が、実際に動画配信サービスで配信されるのを見ると、「この作品は自分が編集したやつだ!きちんと配信されている!」と、とても嬉しく、やりがいを感じる瞬間です!
今年5月に公開しました、Wantedlyの【#性格診断受けてみた】記事は見ていただけましたか?
この中で言うと、探求家・助勢者あたりが、映像編集には向いていると思います!
具体例を挙げると…
・探求心があり、学ぶ意欲がある人
・感性と信念をもとに、我が道を突き進み、チームに活気を与える人
・成果に貪欲で、自分の能力を発揮したい人
・自身の得た知識やスキルで、社会貢献したい人
・豊かな感性をもとに、周囲の意見を尊重しつつ、冷静に適切な判断ができる人
こんな感じでしょうか!
映像業界はものすごい勢いで成長・進化し続けています。そのため、最新情報のキャッチアップはもちろん、それを取り入れて検証して、最適な作業が出来るようにしています。なゆたネットでは、その取り入れるスピードは速く、グループ会社からも評価していただいています。最新ソフトやツールを使える環境であることも、会社の強みです。変化の激しい業界で生き抜くためには、柔軟な思考と行動力が不可欠ですので、変化を恐れず、常に新しいことに挑戦していきましょう!
以上が【映像編集】についての説明でした。
他の案件ではまた違う作業が組み込まれたりもするので、全部は説明できていませんが、なゆたネットの【映像編集】について、少しでも知っていただけたら嬉しいです。
また、なゆたネットでは仕事を通して、多くの成長ができる環境であることも一つの魅力です。
そんな環境でスキルアップしたい方、自身の経験を活かしたい方からのご応募をお待ちしております!
是非、まずは「カジュアル面談」をしてみませんか?
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