薄井青果で働くメンバーを紹介する企画。第3回は、東京採用第一号の坂上さん。リモート環境が構築されている薄井青果の実体と坂上さんが何を考えて薄井青果に入社したのかに迫ります。
広島県呉市出身の坂上さん。農業科のある高校に進学し、大学は明治大学農学部食料政策環境学科に進学しました。大学生時代は、国内だけでなく、中国やフランスの農業研修に参加するなど色々な農業を見てきた彼女。
ゆくゆくは地元である広島で動いてゆきたい。
その経験ができそうな会社として薄井青果を選んだ。
そんな彼女に薄井青果で働こうと思った理由と働いている今についてお伺いしてみました。
-坂上さんはなぜこの仲卸の仕事をしようと思ったのですか?
元々、いつかは自分の地元である広島のものを自分で売り、恩返しをしたい。と考えていました。地域のメイン産業が農業だったので、野菜を売ることが恩返しになると考え、仲卸の仕事を選びました。
-薄井青果では東京採用としては1人目でしたが、不安はありませんでしたか?
正直、不安でしたし、今も不安はあります。笑
正解がないということで、今後入ってくる人たちのお手本として、綺麗な道を歩まないといけない。と思っています。そこは不安点です。ただ、上からの指示が絶対ではなく、自分がやりたいように取引先と連絡を取ることができるので、私にとってはちょうどいい環境です。
-仕事は基本的にリモートで行っているとのことですが、都内での商談はどのように行っていますか?
基本的にリモートで仕事をしていますが、商談については自分で足を運んでいます。最初は薄井青果の既存取引先との挨拶からだったので門前払いもなく、皆さん受け入れてくださいました。最近はZoomを活用した商談を全国各地と行うなどしているので、時間の効率もよくなっています。
-生産者とも話たりするかと思いますが、コミュニケーションはどのように行っていますか?
生産者と直接会う際には、生産するものへのこだわりなどが必ずあるので、それらを必ず聞きます。一週間にどれくらいの量を出せるかなども聞くなど、商品を売るために必要な情報をお伺いしています。
-それらのコミュニケーションで工夫しているところなどはありますか?
商品に対しての知識が全くなかったので、教えて下さい!とわからないことは電話でもLINEでもどんどん聞くようにしています。相手が畑で作業していることも考え、電話の際は時間を気にしてするようにしています。最近だとLINEでの連絡も多く、隙間時間に見て下さいと送ると、写真付きで情報を教えてもらえるのでありがたいです。
-仕事全体を通して大切にしていることを教えてください。
仕事の基本ですが「報告、連絡、相談」は常に意識して行っています。生産者、取引先、本社含め離れているところが多く、会ったことがない人も多い中で仕事するので困ったこと、助けてほしいことはすぐに連絡するようにしています。そうするうちに、今度は生産者の売ってほしい!だったり取引先の追加オーダーなどが徐々に増えてくるようになり、顔もわからない相手だけど信頼してもらえる関係になったと感じています。
-なるほど。生産者といえば地元のものを将来は売りたい。とのことでしたが、将来的に薄井青果から独立というのは考えていますか?
社長からの独立の道と可能性をお話しいただいているので、その思いは今もあります。今はしっかりと販売していくための知識を学び、経験をつんだ上で、地域に帰ってリモート環境で薄井青果の仕事もしつつ、地元のものを売るなどを通して、活性化に貢献したいと考えています。
インタビューは、薄井青果の遠隔地でも仕事ができるリモート体制と将来的な独立など可能性を感じることができる時間でした。坂上さんありがとうございました!