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【社員インタビュー#1】面白くないと思っていたまちが気づいたら心地良いまちに。

薄井青果で働くメンバーを紹介する企画。第2回は、大学時代から薄井青果でバイトとして働きそのまま入社。今は若手営業として活躍中の前田さんの薄井青果との出会いとこの仕事のやりがいに迫ります。

【プロフィール】

農業が盛んな茨城県出身。大学への進学を機に石川県へ。大学3年生から薄井青果でバイトとして働き始め、正社員として卒業と共に入社。

趣味は〇〇〇〇。最近は散歩にハマっている。

なんだこの面白くないまちは。と感じていたはずなのに。
気づいたら心地良いまちになり就職することに。

― 前田さんが薄井青果と出会ったキッカケを教えてください。

少し話が長くなるのですが、薄井青果との出会いは大学3年生の時です。

人からの紹介で会ってみることになり、市場を見に行ったその日からバイトとして働き始めました。

ー そんな早い展開あるんですね。笑 でもなぜ紹介を受けることに?

これは自分の大学時代を少しお話ししないと繋がってこないのですが、最初は大学入学前から始まってます。
元々は植物/生物学に興味があり、育種などの分野とか広い意味での農学を学ぼう。と思っていました。出身は茨城県で農業県。農業関係のことを勉強して茨城に戻って就職しよう。そんな魂胆で学びたいことができそうな石川の大学に進学しました。

石川に来たものの最初の印象は「なんだこのなんも面白くないまちは。」と思ったのを覚えています。

何が面白くないと言われると難しいんですが、とにかく面白くないな。と感じたんです。

当時は、農業のことを本当に何も知らない大学生だったので、大学1年生と2年生の間は自分の足での石川の農家さんを回り、現場を見て回りました。

そんな活動をしていて気づいたら「あれ?心地よいかも?」と最初の印象とはかけ離れた感情が湧いてきてしまって、、

ー居心地良くなった理由は?

理由は明確で”人の繋がり”ができたからでした。米農家さんや大学の地域活動を通して関わった方々などに本当に多くの方によくしてもらい、気づいたら石川が好きになってました。

そんな中で勉強している時に紹介されたのが薄井青果。大学3年生の時です。

薄井社長と話をして「農業興味あるなら市場をちょっと見て見ない?」という声をかけてもらい、市場を見に行ったその日からバイトとして働き始めていました。

ーバイトだったが全国に連れて行ったと聞いたことがありますが本当ですか?

本当です。社長が〇〇へ行くのでついて行きますか?と聞いてくれていました。
お店や商談にバイトという立場ではあったものの、社長に同行させていただき、色々なところに行きました。
東京はもちろん、名古屋や大阪。月に一回以上のペースで連れて行ってもらっていました。

展示会などにも連れて行っていただいていたので、新しいものや面白いものを沢山みることができたのは非常に良い経験でした。



ーそれだけ東京や大阪などの都市にも行っていたわけですが、就職は石川で。と決めた決め手はありますか?

実は薄井青果だけじゃなくて、東京の市場のインターンも参加したりはしていました。
特に東京は情報が集まってきていると感じることができ、やっぱりすごい街だな。と思っていました。
卒業後は東京で自分も働いて。と勉強してもと迷うこともありました。

でも、自分は茨城の田舎出身でせかせかしている東京は合わないかな。とも思ったんです。

でも情報を取り入れることはしたい。そう思った時に薄井青果と石川は本当にちょうど良かったんです。

石川ってまちはちょうど良い都会であるにも関わらず、海や山などの自然にも近い。

田舎生まれの自分にとってすごく落ち着く環境があるんです。それでいて、東京までは不便なく行けて割と近い。

石川来てから嫌だったことは本当に何もないです。なんか良いんですよね。石川。

売り場に並んだ時をイメージ
イメージを裏付ける”食べる”という勉強

ー 薄井青果でのお仕事を教えてください。

営業職として、主に石川県内のスーパー等の販売先への営業をしています。

営業活動では、売り場に並んだ時のイメージとそれを買う人がどう思うのか。を気にしながら活動しています。

ー お仕事で大切にしてることはありますか?

しっかり商品と相手を確認して「良いな」と思う商品をしっかり提案すること。
お客さんが手にする瞬間を想像して、手に取りやすい売り場になっているか手に取りやすい商品か。隣の同じ商材とちょっと微妙だな。と思われたりしないように並んだ時に負けない商品か。

そんなことを考えながら変な商品を納品しないように努力をしています。

ー 変な商品を納品しないように。ということですが”変な商品の基準”はどうやって作っているんですか?

なんだかんだ食べるのが大きいかもしれないです。とりあえず食べる。食べて食べて勉強して。って感じです。
色々な品種や産地。本当に違いがしっかりあるので食べて確認することでわかってくることが多くあります。

ちなみに嫌いなものも食べます。自分はメロンが嫌いなんですが、美味しい美味しくない。の基準だと嫌いなんで美味しくない。と感じちゃうんですけど、

それでも色々と差があるのは食べれば分ります。自分の中での基準を設けた上で、人に「このメロンは美味しいですか?」と聞いていく。そうすれば、嫌いなメロンでもこのメロンは美味しいと思われるメロンだろうな。と思って提案をしたりしています。

お店に並んだ状態でものが悪い。なんてことは絶対にないようにしたいので、しっかり荷物を見て、味を見て。自分の中で築き上げてきた基準をもとに日々仕事をしています。

ー この仕事でやりがいを感じる瞬間は?

石川県内を担当しているので、普段からスーパーに行ったりすると自分が提案したものが大々的に売り場として広がっている時なんかはやっぱり嬉しくなりますね。

そしてまた注文が追加でくる。その時も嬉しいですね。選んで美味しく食べてもらえるから追加注文が来るんです。たくさんの人に食べてもらえているんだなーと感じるのはやりがいです。



インタビューは、薄井青果の面白さと石川に住むことの魅力をずっと感じることができる時間でした。前田さんありがとうございました!

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