シンギョクのこれまでと今、そしてこれから

※本記事はシンギョクが運営するオウンドメディア「core scout MAGAZINE」からの転載です

こんにちは！シンギョク代表の花房 啓佑（はなふさ けいゆう）です。

当社は「自由で生産性高く働ける環境を創造し続ける」ことをミッションに掲げ、ダイレクトリクルーティングの運用代行サービス「core scout」を提供しています。

今回は、私たちシンギョクについてご紹介します。
ちなみに、花房ってどんな人？なぜ起業？という詳細はこちらのnoteで紹介していますので、よろしければご覧ください。

まずは起業の経緯

私は、新卒で株式会社インテリジェンス（現パーソルキャリア）に入社しました。ここで人材ビジネスのいろはを学び、4年後（2018年）に株式会社キャスターへ転職。
当時はまだ世の中で普及していなかったリモートワークなど、いろいろな働き方にチャレンジしてきました。

キャスターでは社員の副業が許可されており、実際、多くのメンバーが副業をしていました。私自身もさまざまな経験を積みたい気持ちから、副業を開始。お陰さまでたくさんお仕事をいただくことができ、自分だけでなく2～3人の友人と一緒にチームで業務をすることが増えてきました。
仕事が安定してきてからは、キャスターを退職しフリーランスに転身します。

副業やフリーランスとしてはたらいていると、所属している会社でなく自分自身のことを頼ってもらえますし、働き方も自由です。確かにこれはうれしいことではあったのですが、一方であるモヤモヤが募りはじめました。

それは「フリーランスとして自分の看板だけでできることを増やし続けても、お客さまへ提供できる価値には限界があるのではないか」という気持ちでした。

私は、最初から壮大なビジョンを持ち合わせているようなタイプではありません。
でも、起業して、チームとして事業を行うことができれば、提供できる価値はどんどん広がって、今の自分では予測できない未来も描けるかもしれない──。そんな気持ちが日に日に強くなっていきました。

幸いにも私は
・もっと価値発揮したいお客さまが目の前にいてくれて
・信頼できる仲間もいてくれて
・日々の生活に困らないだけの自身の貯えがある（ローンもない）

という恵まれた状況にもいたので、妻に「生活費分を稼げなくなったら就職する」と約束して起業を決意、シンギョクを立ち上げました。

起業してみてどうか

起業した感想としては「一歩踏み出して本当によかった！」という一言に尽きます。

フリーランスの時は3名だったチームも、今では約40名にまで増えました（2022年8月現在）。自分たちで作ったサービスを使っていただき、お客さまに喜んでもらえた時は本当にうれしく思います。

そして何より、仲間が増えたことによって提供できる価値もどんどん大きくなってきました。起業した当時では考えられなかった世界が、本当に少しずつ広がっていることを実感しています。

シンギョクは、「ビジネスで身近な人を幸せにしたい」という想いで運営しています。起業にあたっては、マーケットの規模・成長性から多数の事業案を検討しました。

しかし、マクロ観点で事業を想像しても、自分のテンションはどうにも上がらず……、やはり大きな構想から入ることは自分には向いていないと気づきました。それであれば「身近な人に価値発揮しよう！」と振り切り、一歩一歩前に進んでいます。
これも、一緒にはたらける仲間がいるおかげだと思います。

サービスに関して

現在は、「core scout」というサービス名でダイレクトリクルーティングのコンサルティングと、実務代行のサービスをセットで提供しています。

私たちに頂く採用のご依頼としては約8割がエンジニア系の職種です。クライアントの開発現場（エンジニアリングマネージャー、VPoE）とエンジニア採用担当とのチームのお仲間に入れて頂くイメージで、現場や採用などさまざまな立場の方と密にコミュニケーションをとりあうことを大切にしています。

現場のエンジニアと会話しながら求人の要件定義をし、最適なダイレクトリクルーティングのツール選定・入れ替えのご提案や、運用フローの構築、数値集計・改善提案、その他さまざまな日々の実務をお任せ頂いています。

クライアントとの窓口となるディレクターは、全員エンジニア採用のプロが担当。難易度の高いエンジニア採用成功に二人三脚でコミットしていきます。

組織のこと

シンギョクはフルリモート＆フルフレックスで運営しており、メンバーは経験豊富なフリーランスと、複業人材の方が中心です。

今の所、採用は100％リファラル経由。ベンチャー複数社でエンジニア採用リクルーター経験がある方、人材大手企業でのご経験がある方など、経験や適正に応じて業務を分担しながら、お仕事をお任せしています。まだまだ何も無い中で、ご協力いただけているメンバーの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

シンギョクにいるメンバーのことや、どんなふうに組織を運営しているかは、また追ってご紹介したいと思っています！

今後について

創業初期ということもあり、まずはバットを短く持って、ダイレクトリクルーティングの領域に特化して事業を行っています。

また、お客さまからはさまざまな事業課題をご相談頂いているので、課題解決に繋がればと関連したWebサービスの企画開発も進めているところです（ヒアリングにご協力いただいている皆さんには、本当に感謝しています！！）。

事業開発の再現性を作っていき、価値発揮できる「身近な人」をどんどん増やしていき、メンバーも増やしていけたらと思います。

今後のシンギョクに、ぜひご期待ください！