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エンジニアだった慶應生が、留学を経てビジネスサイドのインターンとしてReeluに飛び込んだ訳


プロフィール

慶應義塾大学入学後、アプリ開発を独学で学び大学生向けのサークル検索アプリClerichをリリースし初週1000DLを達成。チームラボ株式会社でiOS開発インターン、株式会社ZehitomoでマーケティングアシスタントとしてWEBデザインなどを担当、Life is Tech!で中高生にプログラミングを教えた後、1年間のスウェーデン留学を経てReeluにジョイン。現在は学生へのアプローチやデザインなどをしている。

大学に入学して、全てが変わった

こんにちは!インターンとしてReeluにジョインしているユウマと申します。こういう記事を書くのは初めてなんですが、できるだけ伝わるようにがんばります!

私について、大学入学の頃から話したいと思います。

高校時代に私が思い描いていた大学生活というのは、どこかのサークルに入って、それなりに友達を作り、飲食店でバイトをし、どこかのタイミングで留学して、名のしれた大企業の内定を取って卒業する、というものでした。しかし、そんな無難な大学生活では終わりませんでした...!

きっかけとなったのは1年生の時に友人に誘われて参加したビジコン。このときにプレゼンしたアプリのアイデアを実践しよう!となって始めたのがアプリ開発。私は元々何かを作ることが好きで、それまでにも動画編集やロゴ作成などをやっていたので、その延長線上でアプリ開発を学び始めました。やってみると結構楽しくて、アプリを学び始めてから約1年ほどでリリースし、初週1000DLを達成して素直に嬉しかったのを覚えています。アプリを作るのに夢中になっていた私は、将来はアプリ開発エンジニアにでもなろう!と考えていました。

(↓自分の長男とも言えるアプリ「Clerich」)

作れるだけの自分でいいのか

しかしその矢先、心のなかでとある変化が起こります。開発素人ながら競技プログラミングのようなWEBテストをスレスレで通り、チームラボで開発インターンとして超優秀なエンジニアのみなさんと働かせていただけるようになりました。ザ・エンジニアな環境で、実際の案件に携わっていたのですが、一人でアプリ開発をしているときほどトキメキを感じなかったのを覚えています。勿論、超優秀な方々と出会えたことはこの上なく刺激になったのですが、エンジニアとして将来やっていくのが自分の最適解なのか分からなくなりました。

ここで分かったのは、「自分が作りたいものを作っているときが楽しい」ということ。チームラボでは「こういうの作ってね」と言われた通りにプログラムを組んでいました。それに気づいたタイミングで、コロナが一段落し、元々選考を通過していたスウェーデンへの交換留学のための渡航が認められます。

(↓びっくりするくらい優秀なエンジニアの先輩にボーダレス連れてってもらったよ)

生きること、思ってたよりハードル高くない説

大学には「コロナだから行っちゃダメよ。」と言われていたスウェーデン留学。渡航2ヶ月前のタイミングで急に「やっぱり行っていいよ!」と言われ、あれよあれよと言う間にスウェーデンへ飛び立ちました。私は帰国子女でもなく、正真正銘の純国産。実家を出たこともなかったので、異国の地で一人暮らしすることにワクワクしつつ、正直不安な気持ちもありました。しかし、蓋を開けてみると人生一楽しい毎日の連続。毎日の楽しみはコリドーメイトと話しながら作る自炊の時間。自分が作ったものってより一層美味しく感じるんですよね。自分一人の部屋の居心地もよく、寝る前の時間は至福の時間でした。さらに、合計15ヶ国のヨーロッパの国々を周りスウェーデン以外も存分に楽しみました。

ここで気づいたのは、楽しく生きることに、思いの外コストがかからないということ。普通の生活にしても旅行にしても、自炊術とリサーチ力を駆使すれば、留学前には莫大なお金がかかると想像していたことも低価格で何でもできると気づいてしまったのです!

実際に、私はこれを給付奨学金+月2万円の仕送りで賄っていました。このときに私の脳みそで行われていた処理が以下です

生きるのって大変そう(最初に持ってたイメージ)

楽しく生きるのはローコストでも実現できる

やりたいことだけやろう!

(↓控えめに言って超最高だったギリシャ)

見つけました、Reelu

やりたいことってなんだっけ?「自分が作りたいものを作る」ことじゃん!あ、でも自分が作りたいアプリを作れても、それでマネタイズできなきゃ意味ないよね。最初作ったアプリもマネタイズする前に留学に行っちゃったし。ということで、アプリを作り始めた人の元で起業シミュレーションをしてみたいな...(Wantedlyでポチポチ)

いた...!アプリを作り始めてる社長...!笑

(↓私が見たWantedlyのページ)

深かった今野という人物

開発力はある程度養ったと考えた私は、開発以外のビジネスサイドがやりたいです!とずっと言っていたのを覚えています笑

CEO今野との面談が、初めて私が起業家という種類の人間と話した瞬間でした。私の中での起業家のイメージは、いつも業績と儲けを気にしている資本主義の集大成のような人々でした。起業からの流れを体験して、自分が起業したときに役立てよう!と考えていたのですが、面談をしてみると、「あ、この人は本当に誰かのために動いてるんだ」と感じるようになったのです。

面談の後、私は今野の経歴、前職の記事などをネットでガシガシ検索して一通り読みました。私がそもそも目指していた「自分が作りたいものを作る」なんて軽い言葉じゃ語れない深さ、夢見るスケールの壮大さを感じ、ここに入りたい!と思い採用の通知が来る前に長文のメッセージを今野に送りつけたことを今でも覚えています。笑

(↓採用結果が出ていないのに送りつけた長文)

自分のアイデアが採用された瞬間

晴れてReeluにインターンとしてジョインさせていただくことになり、今私はこの文章を書いております。実は、アプリ「Reelu」の中には私が発案したアイデアがところどころに隠れています。

その一つがチャットの文字制限。2022年9月現在ではチャットで送れる一つの吹き出しの最大文字数は120文字に制限されています。これは、私が実際に就活をしていて、企業から送られてくるコピペされた長文に全く温もりを感じなかった、という経験から思いついたものです。このようにReeluでは学生の私達だからできるような当事者目線の発想やアイデアをダイレクトでプロダクトに落とし込める環境が出来上がっています。私のアイデアが採用されたとき、「こんなにポロッと言ったことがプロダクトに即座に反映されるんだ...」と驚いたことを今でも覚えています。笑

Reeluで成し遂げたいこと

これを書いているのはReeluのアプリのβ版が配信されてすぐのことです。未だに、Reeluが学生からみてどのような立ち位置でいるべきか、そもそもどの属性の学生・企業のために存在するのか探り探りの段階ですが、その未確定な状態の会社にいれることがとても楽しく、刺激的です。強そうな仲間も増えてきて、海賊の一員になっているようでワクワクします。笑

しばらくは、引き続きReeluで会社がどのように大きくなっていくのかを学び、開発・マーケ・カスタマーサクセス・営業全方向でそれなりに知識と経験を積みたいです。そして早い段階で、お金の単位でどれだけReeluに貢献できたかを分かるようにし、自分の貢献度を会社の中で爆増させていきたいと思います。笑

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