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実体験で分かった、顧客が本当に求めるコンサルティング。

こんにちは。

サービス・イノベーション株式会社の梅村でございます。

私が実体験で感じた、顧客が本当に求めるコンサルティング。というものを是非皆様にお伝えできればと思います。



新卒から10年間勤めてきた大手ウェディング会社を32歳で退職した。

支配人という役職で事業所の統括や、新規営業に関しても全国エリア1位という結果を残していた。あのままウェディング会社にいてもきっと出世はできたし、そういう人生もあったのかもしれない。

しかし自分はもっと日本にインパクトを与えることをしたいとずっと思っていたため、経営にチャレンジをすることを決めた。

ただ、今のレベルで経営者になると、ウェディングにしか通用しないのでは・・・と思い、経営を学ぶ道を選択した。

これが経営コンサルティングとの出会いであった。



ちなみに、32歳の転職はかなり厳しく、本当に苦労して、ギリギリで経営コンサルティング会社のベンチャーに入社することができた。

実際にコンサル業界に入ってみると、経営者の経営相談に乗り、課題を創出し、対策を打つ。一緒に会社をよくしていくという素晴らしい仕事であった。

また、新入社員では数十年かかるであろう、経営者といきなり付き合うことができる仕事でもあった。 つまり、やりがいもあるが、自分のアドバイス一つ、雑談一つで会社を変えてしまう可能性がある怖い仕事でもあると思った。

ウエディング会社では社長賞などの様々な賞を獲得していたので自分のスキルには多少自信があった。しかしコンサル業界では全く通用せず、、、本当に悔しい思いをした。                そこからの1年間は、TRY&ERRORを繰り返し、本当に毎日勉強の日々で、人生で一番大変な時期を過ごした。                                               ただ、この思いは自分の未来につながる、成長につながると確信できていたので、楽しく取り組めていた。この苦難があったからこそ大きな成長ができた。

一人前になって、自分の担当クライアントが増えてきたときに、気づかされた事があった。そのきっかけはある社長からの一言だった。

「経営コンサルって言っても自分たちができることしか提案してくれないから、本当の意味で経営者にも、経営課題にも寄り添ってくれていないんだよね」

「一緒にビジョンに向かってくれるそんなコンサルタントがいてくれたら嬉しいな・・・」

経営者は日々多くのことに悩んでいるため、その悩みを課題に変換し、課題の優先順位を定め、その課題の対策を生み出したいと考えている。

まさに経営者が本当に求めていることは、                           【目標、ビジョンに向かって一緒に進んでくれるパ-トナーが欲しい】という事がわかった。

私は経営者のパートナーとしてのコンサルになると心に決めた。顧客の声に耳を傾けたことや、実施したことの一例として、  

①経営者に対して、そもそもなぜ起業したのかを聞く                        ②今後のビジョンは何か、どんなことを実現したいのかを確認する                 ③ビジョンに未来分析の情報をフィットさせて、未来に向けた進化課題を抽出する         (ただ、この未来については私も意見をさせてもらうことが多いため、飲みながら喧嘩をすることも多々あった)

経営者以上に、本気で会社のことを考えれば仕方ないということで、経営者も本気のディスカッションを許してくれた。その結果、コンサルとしての力もつけ、寄り添えるパートナーに成長できた。

顧客の期待に必死に応えていくことにやりがいをおぼえて一生懸命取り組んでいたら、成果も比例するようについてきた。

・コンサルの平均継続期間は1年半だが、私は4年くらいのお付き合いができたこと 

・梅村くんに紹介したい経営者がいて、助けてやってくれないかな?という依頼をいただくことが増えたこと

・会社のこれまでの歴史の中でもダントツ一番の実績を残したこと                     (個人、チームでコンサルアワードを全て制覇し、社内MVPになった) 

成果を生み出した結果、マネジメント側のオファーをいただき、チームを持つことになった。

しかし、チームを持てば、チームメンバーのパフォーマンスを上げるための体制作り、若手でも活躍できるパッケージを作ることになる。

そのために一生懸命取り組み、チームとしての評価を得た一方、自身のクライアントから継続のお断りをいただくようになった。                                       それがきっかけとなり、本当に自分がやりたかったコンサルティングとは何かを今一度考えてみた。  その答えは以前ある社長から教えてもらった、経営者と伴走するパートナーである事だった。

儲かるかは正直わからない。                                  しかし経営者の相談に乗れるそんな会社を作りたいと思った。社内の最適化=若手ができるコンサルティングではなく、顧客が本当に求めているコンサルティングを。                   実際自分が求める会社は存在しない。とわかっていたので、同じ使命を掲げている小﨑と共にこだわりを追求することに決めた。                                      その結果、顧客と伴走し、パートナーとなれる経営コンサルティング会社/サービス・イノベーション株式会社を創業した。


http://www.service-innovation.co.jp/

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