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【#代表インタビュー】誰もが自分の人生を生きれる社会にー(株)Innovation Tree代表 田中 優介

こんにちは!

今回はInnovation Treeの代表 田中 優介さんに、これまでの経験や、考え方、InnovationTreeという会社についてお聞きしました!


Q.まずは田中社長のこれまでのご経験を教えてください。

新卒で地元の事務機器の販売会社に入社しました。新卒入社の同期は11人いて、10人は複合機を売る部隊で、僕1人だけ何故かシステム営業部に配属となり、社内のネットワーク関係の商品だったり販売管理システムや給与会計システムを販売する営業職としてスタートしました。
知的好奇心が豊富で通退勤時の電車の中では必ず本を読むようにしていて、サーバーの構築はどうやるんだとかLinux・UNIXとかネットワークの知識をつけていったのですが、なんせブラック企業で毎日仕事が終わるのは12時とか1時とかで(笑)
そんな時間でも帰りの電車でも本を読み、家に帰ったらPCに向かってサーバー構築をして作業をしながら寝落ちする…、みたいなことをやっていたのですが、毎日そんな生活をしていると、日中車で事故起こしてしまったこともありますし、過敏性腸症候群になってしまったりということもありました…(苦笑)

そんなこんなで順調に成果も出し、上司の下から離れ一人で担当を持たせてもらえるようになった頃、別会社から来た技術職の方と出会いました。クセ強めのおっちゃんだったんですけど(笑)、その方と仲良くなって色々と教えていただき、営業だったにも関わらずサーバー構築の立ち上げなどにも携わらせていただきました。ラッキーなんですよね、僕。

そんな感じで2年半ほどで新卒で入った会社を辞め、ミロク情報サービスに入社しました。飛び込み営業だったのですが、最初の2か月で2件契約を取りました。その後も色々なラッキーが重なって、1年目の売上予算は180%を超えるほどの数字に。社長賞と新人賞を受賞したのですが、そこで所謂「出世街道」に乗ることになります。ただ僕自身、そんなに出世をしたいという気持ちはなかったんですよね。

部長や課長を見ていて思っていたのは、理念だのなんだのを言う割に理念に沿ったことはやっていないし、お客様に頭を下げて商品やサービスを買ってもらったり、お客様のためにならない売り方をしたり…そういうのが嫌だったんです。

その後結婚を機に次の職へ。そこでまあ色々なことがあり、8か月後に体調不良になりひと月で体重が13キロ落ちてしまって。自分でもびっくりしたのですが、うつ病でした。そこから仕事を辞め半年ほど療養をし、そのあとはちょくちょく友人の仕事を手伝ったりなんかをしていました。離婚もし、無一文に…谷に落ちた感じですね(笑)
それからまた半年ほど経ったくらいのタイミングで、IT企業に入社し、SES営業をしていました。


Q.なかなかアップダウンが激しいですね…では起業のきっかけはあったのでしょうか?

SES業界はあまり自分には合わないな~と思っていたくらいのタイミングで、たまたまテレビでシニア層の就労問題についてやっていたんです。シニア層の人口は増えているのに働く場所がないという話だったのですが、「能力のある人たちなのに働く場所がないなんておかしくないか!?」と思いました。

近場にいたターンテーブルを回すおっちゃんや警備員をしているおっちゃん、ビルのメンテナンスをしている人などにインタビューして回ったところ、溶接工をしていた人や経理をやっていた方もいました。なのに現在は全く違う仕事をしていて、ましてや肉体労働が多い。

「この仕事ってどこで紹介されるの?」と聞いてみたら、「まあ大体ハローワークだよね」という回答だったのでその足で梅田のハローワークに向かったんです。殴り込みですよね(笑)「なんでこんな状況になってるの!?国がこんなのじゃだめじゃないですか!?」などとぶつけてみたのですが、まあ想像できるかと思うのですが簡単にうまくはいかない現実ですよね…。

でもああだこうだ言い続けてたら、ハローワークの方から「じゃあ自分でやったらどうですか?」と言われました。「…どうやったらいいんですか?」と聞いたら、労働局に行って有料職業紹介の免許を取るといいと言われたので、その足で労働局に向かいました(笑)

そこから資金含め必要なものを半年ほどで準備して開業に至りました。

やろうと決めたらバーッと行動するタイプなんですよね。


行動力、すごすぎますね…!

そんなエピソードいっぱいありますよ!(笑)やるって決めてやったら大体その通りになるし、あと僕ラッキーなんです、いつも助けてくれる人がいて。人に恵まれています。


Q.ではInnovation Treeの現在経営理念にもなっている「だれもが自分らしく生きられる社会を創りたい」と思うようになったきっかけは何かあるのでしょうか?

今は変わってきていますが、僕たちの世代やもっと上の世代は『親の言うことは絶対』みたいなところがありました。変な話、自分の意志を尊重されれこなかったんですよね。

「もし自分の意志を尊重しながら生きていたら、一体どんな人生になっていたんだろう?」と思うようになり、そこから自分の意志で生きようと決めました。

何でもそうですが、自分で決めてやったことって後悔がないんですよ。だからこそ、自分の意志で決めて自分を生きてほしい。これは子どもたちにも伝えたいと思っています。今は時代も変わり、子どもも親もわかってきてはいると思うのですが、「尊重する」という環境がなければそういう風に育っていけないと思うので。

あとは、これからアバターの時代が入ってきたときに、自分に自信が無くてもアバターを使って自分らしく生きられるようになるのであれば、それは尊重されるべきだと思っています。性的嗜好や肌の色だってそう。
年齢もそうで、若かろうがシニアだろうがみんながやりたい仕事・できる仕事をやっていき、良いものを残していくことによって、次の世代に「仕事っていいもんだな」と思ってもらえるような場所にしたいんです。テレワークも積極的に取り入れていて、例えば「家でばりばりテレワークをしているおばあちゃん」ってかっこよくないですか!?そんな姿を見て「すごいな~!」と思ってほしいんです。そういう仕事の在り方と家庭での接点を創っていきたいと思っています。

僕自身子どもの頃、鉄工所をやっていた祖父に「こんなもの作ったんやで!」とよく作ったものを自慢されていました。そんな祖父のことを本当にかっこいいと思っていて。そういう姿を見て育ったので、僕は仕事が好きなんですよね!


今まで聞かせていただいたお話から、田中社長は自分の意志が強い方なんだと思っていました。そうではなかったことに驚きです!

違うんですよ(笑)違うからこそ、そうしようって思えたんですよね。

Jリーグが開幕した小学2年生の時からサッカーを始めたのですが、最初は好きで始めて楽しくやっていたことが、段々嫌なことや苦しいことの比重も増えて来ますよね。でもそこで辞めなかったのは、父親が厳しかったからというのがあります。それから地区の代表選手に選ばれたりなんかして結果も出していたのですが、中2の時、ZONEという番組で中田英寿のサッカーに対する考え方を見て雷が落ちたような感じになったんです。彼の考え方に衝撃を受け、そこからもっとサッカーを頑張るようになりました。
…ですが高校に入ってからまたあまりうまくいかなくなって。でも父親の顔もあるしな、というので辞めることなく結局大学に入ってからもサッカーを続けました。

大学のサッカーは親の建前でやってたものの、すごく楽しかったんです。でもここでプロになるのは無理だなと思いました。正直、人よりもめちゃくちゃ頑張っていた自信があったんですけど、スポーツの世界ってそれだけじゃだめな世界で。努力だけじゃ勝てない領域があると理解し、そこでスパっとサッカーを辞めました。

その後、松下幸之助さんの本に出会ったんです。全部自分で意思決定をして生きているんですよね。
自分で意思決定をする、こんな生き方をしてみようと思ったのはそこからでした。

松下幸之助さんの生き方はすごく好きで、彼の教訓は心に刻んでいます。実はHPのトップに出てくるイラストの左側の人は松下さんなんです(笑)僕のビジョン、古き良き考え方をベースに作っていきたい社会を絵にしてもらったものなんです。


Q.ではそんな田中社長から見て「Innovation Tree」はどんな会社だと思いますか?

そうですね、ひとつは「コミュニティ」ですね。
上は70代、50代の方もいるし40代の方もいるし、広い年代の方たちがいる中で、世代間の交流ができています。40代の方と70代の方でいうと親子くらいの年の差なんですよね。その二人で担当いただいている案件で、二人で客先に行く際、70代の方がお弁当を作って作ってきてくださるそうです。そういうメンバーの話を聞いてすごくほっこりするんです。共通の趣味があるなら一緒に楽しんでほしいし、プライベートなお付き合い、家族ぐるみのお付き合いだってどんどんしてほしい。そういうコミュニティでありたいと思っています。誰かが困ってたら助けよう。そして「助けてほしい」ということも素直に言える場でありたいです。

その中で、仕事はきっちりとやること。やるからにはプロ意識で、自身が経験してきたことに対して胸を張って仕事をしてほしいですね。しっかりとサービスを提供できることでお客様も喜んでくださいますしね。そこに最新のIT知識や、若いエッセンスを入れていっています。70代であってもクラウド使ってもらいますし。


70代の方がITを使いこなしているってすごいことですよね・・・?

そうなんです。それをサポートしているのが40代の方たちだったりします。そういう関係性ができてるんです。わからなかったら聞けるという環境があれば大丈夫なんです。お互いに助け合って切磋琢磨できれば、自然にいい仕事ができていくと思います。
メンバーそれぞれ自律していますし、そもそもうちは「お客様に伴走する」という姿勢があります。人に寄り添う姿勢があるので、自然と関係性は深まっていくんですよね。


Q.では、今後組織として強化していきたい部分はありますか?

「仕組み化」ですね。管理の部分は弱いかなという現状です。というのも、メンバー一人ひとり自律して動けているからこそ、言わずともできる。メンバーそれぞれに頼り切っちゃってる部分があるんですよね。ここはやはり仕組み化をし、個々の能力以外でカバーできる状態を作っていきたいと思っていて、今取り掛かっているところですね。


Q.では最後に、「Innovation Tree」にはどんな方が合うでしょうか?

自分らしく生きようとしている人です。
それって、「自分と向き合っている人」だと思うんです。ということは自立をしていると思います。
そんな人であってほしいと思います。

あとは、人を尊重できて人を大事にできる人。本当の意味でやさしくて、厳しいことも言える人。
そのうえで経験や知識ももってるといいな、と思います。
人柄が先です。
なので、能力があっても人柄の部分がなければ、うちの会社では難しいかもしれません。


田中社長、本日は素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!


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経理業務|大阪
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ー 私たちが目指しているのは、「自分を生きる」社会をつくること ー 私たちInnovationTreeは、 経験豊かな経理人材とITのシナジーで、企業の成長・発展をサポートしている企業です。 昨今、「多様性」「ダイバーシティ」という言葉を見聞きすることが増えましたが すべての人が個々の能力を活かし「自分らしく生きる」社会創りを本気で目指している会社です。 社会の公器である企業のDX化が進むことによって、様々な人達が様々な働き方を選択できると考えています。 例えば、在宅で業務が完結できるようになれば、それまで身体的な理由で仕事に就くことが難しかった人が働けるようになるかもしれません。 管理部門の中でも根幹となる経理業務。 これを軸としてDX化を推進することで、一人ひとりが活躍できる社会を創っていけると確信しています。 【事業内容】 ■DXサポート事業 経理×IT で、社内全体のDX化をサポートしています。 豊富な経験とノウハウで、経理業務の効率化だけでなく、会社全体の生産性向上と人材の価値を最大限に引き出し、企業風土の改善につながるDX推進をサポートします。 ■訪問型経理アウトソーシングサービス 『理TO利』 単に経理業務を代行するサービスではなく、お客様にとって重要な経営状況を客観的に見るアウトプットを前提とした業務を担っています。 会計システムや業務基幹システムから収集した情報を「見える化」し、経営をサポートします。
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ー 私たちが目指しているのは、「自分を生きる」社会をつくること ー 私たちInnovationTreeは、 経験豊かな経理人材とITのシナジーで、企業の成長・発展をサポートしている企業です。 昨今、「多様性」「ダイバーシティ」という言葉を見聞きすることが増えましたが すべての人が個々の能力を活かし「自分らしく生きる」社会創りを本気で目指している会社です。 社会の公器である企業のDX化が進むことによって、様々な人達が様々な働き方を選択できると考えています。 例えば、在宅で業務が完結できるようになれば、それまで身体的な理由で仕事に就くことが難しかった人が働けるようになるかもしれません。 管理部門の中でも根幹となる経理業務。 これを軸としてDX化を推進することで、一人ひとりが活躍できる社会を創っていけると確信しています。 【事業内容】 ■DXサポート事業 経理×IT で、社内全体のDX化をサポートしています。 豊富な経験とノウハウで、経理業務の効率化だけでなく、会社全体の生産性向上と人材の価値を最大限に引き出し、企業風土の改善につながるDX推進をサポートします。 ■訪問型経理アウトソーシングサービス 『理TO利』 単に経理業務を代行するサービスではなく、お客様にとって重要な経営状況を客観的に見るアウトプットを前提とした業務を担っています。 会計システムや業務基幹システムから収集した情報を「見える化」し、経営をサポートします。
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