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【社員インタビュー】社会課題の解決を目指す私たちとは…ミッション再考の裏側のストーリー

イーソリューションズでは、今年3月、創業23年を迎え、改めて自分達のミッションを全社員で再定義するという大きなプロジェクトを行い、「可能性を掛け合わせ、未来をデザインする」という私たちの使命を言語化しました。

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今回は、その裏側にあるストーリーを管理部長兼人事担当マネジャーの吉野さんにお伺いする中で、私たち一人ひとりの中に息づく仕事への想い・スタンスをお伝えできればと思います。


管理部長 兼 人事担当マネジャー/ 吉野 友規

出版社において編集者からキャリアをスタートし、経営企画、マーケティングを経験後、人事部門へ異動。その後は一貫して人事を担当しており、Big4コンサルティングファーム、外資金融系IT企業、スタートアップを経て、イーソリューションズに入社。スタートアップではIPOも経験するなど、幅広い領域や規模の企業における人事経験を持つ。


「可能性を掛け合わせ、未来をデザインする」、私たちの存在意義のようなもの

櫻本:「可能性を掛け合わせ、未来をデザインする」というミッション、社員自ら言うのもなのですがイーソリューションズの特徴を表していてとても良いなと思っています。このミッションは、どのような経緯で再考することになったのですか。

吉野:実をいうと、もともとミッションを作るというものではありませんでした。社内外に向けて、どうやってこの会社で働くことの魅力を伝えたらいいのか、改めて自社のブランディングを考えようというタイミングでした。

その中で、採用活動の際に候補者の方にも、社内のメンバーにも見てもらえる、会社紹介パンフレットを作ろうということになりました。その構成を作っているときに、自然と、私達の会社を表す会社、会社の目的を表す言葉ってなんだっけ、というところから生まれたものです。

結果として、候補者へ魅力を伝えるだけでなく、社員が会同じ方向を向くきっかけとなったので、やっぱり大きな出来事だったと思っています。

櫻本:どのようにお話を進めていったのですか?

吉野:2023年6月頃から、外部の方に社員のインタビューをしてもらう形で進めていきました。当初は内製も考えましたが、イーソリューションズの仕事は、コンサルティングでもあり、新規事業創出でもあり、産官学連携や社内ベンチャーを立ち上げるという形もあり…。「事業プロデュース」という私たちのビジネスの在り方を理解してもらう端的な言葉をなかなかうまく発信できていませんでした。

そこで、自分たちで気づいていないけれども、こういった会社であるという言葉を引き出すには、外部の方からの客観的なインタビューとそれをまとめるプロセスも必要だと思い、この方法を取りました。

櫻本:社員の皆さん、会社のことをどのようにお話されていたのですか?

吉野:皆さん、会社、会社の理念、そして社会課題を解決するということに、すごくポジティブな回答をしてくださいました。

一方で、自分たちが前に出てやるわけではないということもすごく意識されていました。今回のミッションを表す言葉にはありませんが、「黒子」という言葉が様々な事業部のメンバーから出てきています。少し意外だったのですが、そういうふうに自分たちを認識しているというのが分かりました。

櫻本:平均年齢30歳の若い方々が中心の組織なので、自分がこの社会課題解決に関わったんだぞ、と主張したそうなものですが、黒子としての役割という感覚、面白いですね。

世の中を俯瞰して、未来を考える。企業や自治体、研究機関、省庁、アカデミア…複数の関係者を巻き込んで別々の矢印を一つに束ね、化学反応をおこし、社会課題の解決に繋げる。という、私たちの仕事の仕方に共感をして来てくれていることの証なのかもしれませんね。

こういった経験を積んで、世の中を良くしたいと思う若いリーダーが生まれる環境を支えたい、と私自身が思い、転職エージェントから出戻り入社したことを思い出しました。

吉野:確かにそうかもしれないですね。ただ、私としては、ある意味黒子として裏方的な仕事に魅力を感じるのはそんなに違和感がなくて。前の仕事の経験で、編集者やプロデューサーが作家さんと一緒にその才能を花開かせたいみたいなものと近いのかなって思うことがあります。扱っている課題が社会課題なのでもっと壮大なことではあると思うのですが!

櫻本:こうして生み出した幾つかの案を全社員で選んだのですか?

吉野:ある程度言語化したところで3案を作り、そのどれがよいかを全社員に選んでもらいました。その中には、明確に「社会課題解決」という言葉で表現しているものもあり、そちらも多く支持されていました。会社としても「社会課題をビジネスで解決する」と謳っていますし、それに共感して入社してくださっている方が多いので。

一方で、最も投票数が多かったのが「可能性を掛け合わせ、未来をデザインする」になります。この言葉は、もしかすると「ミッション」というより、それこそ会社の「存在意義」に近しい意味合いにも受け取れます。我々がやっていることはこういうことだよ、このための会社だよっていうメッセージなのかもしれません。

櫻本:社会課題を解決するというテーマでやっているからこそ、ビジネスや会社の在り方も柔軟に変わっていくものなのかもしれませんね。世の中を良くしたい、社会課題を解決するというテーマを追いかけるという同じ気持ちを皆で再確認できたこと、同じ想いを持った仲間と仕事ができていると皆が想いを共有できたことは、更なる飛躍の大きな一歩になりそうですね。


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