前回の入庫編の次に行う作業の格納編を書いていこうと思います。(入庫編のリンクは一番下に張っておきますので気になりましたご覧ください。)
格納とは、書いて字の如く「その場所にしっかり納めしまい入れること」です。
入庫で商品を安全に格納するための作業を行った後、倉庫の大きさや扱う商品の種類、大きさ、そして出庫作業の仕組みで格納の作業内容が変わっていきます。
一般的にはパレットに積まれている商品をフォークリフトですくい、倉庫内に運び格納作業が始まります。
細かい商品やパレット毎で段積みをしてしまうと破損や倒壊の恐れがある商品はラックと言われる、床にしっかり固定されている鉄の棚&台になるモノをしようします。(上のカバー写真がラックです)
ラックの一つ一つの棚をロケーション(場所、位置)と言います。
ロケーションには○○ー××ー□□のような名前が付けられています。
ー(ハイフン)は「~~の」役割があり、両側の記号には英数字が使用されておりシステム管理が出来るようになっています。
大きな倉庫や大企業の倉庫になりますと、ハイフンの数も増え使用されている記号がやや複雑になり、初めて見る人は不安になる事もありますが、基本的には作業効率をあげるもので法則でがあって付けられています。
その法則も複雑なモノでは無く1から順にAから順にと一カ所分かれば大体の位置が予測出来るようになっています。
例えばAー1ー1ですと(A)ラックの(1)段目の(1)列目の位置になり、そこを基準に順番に構成されています。
他にラックを使用しない段積みが出来るしっかりとした商品でもロケーションは使われます。
このように種類(品目、製造日等)毎に振り分けられ、この場合で使用されるロケーションも
1ーAー1で(1)倉の(A)ゾーンの(1)列目と分かってしまうと、とてもシンプルで迷う事はありません。
しまい終えたら、作業者はどこのロケーションにどの商品をしまったかを端末で情報を入力して格納作業は終わりです。
入力された商品の情報はシステム管理下でしっかり管理され次回の書く「保管」、「棚卸」、「出庫」、で大きく役立ちます。
以上が「格納」の業務になります。
ご不明な点やちょっとここ気になります!という方はご遠慮なくメッセージをお送り下さい。
次回は「保管」について伝えていこうと思います。
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