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新規獲得数1位、MVPを3度受賞。パーソルキャリアを経て、ベトナムで正社員として働きながらデザイナーで副業を始めた理由

今回お話を伺ったのは、デザイナー代表の泉澤とパーソルキャリアで同期だった青木さん。彼女はパーソルキャリアを退職後ベトナムへ移住し、現在も現地の会社で働いています。

デザイナーで副業をしている青木さんになぜベトナムへ移住することにしたのか、副業を始めるようになったきっかけはなにか、デザイナーで働かれていて何を感じるのか、詳しく伺いました。

青木 ゆき / 採用コンサルタント(副業)

2018年3月に関西学院大学経済学部卒業後、同年4月にパーソルキャリア株式会社に入社。2ヶ月間関西エージェント事業部にて法人営業を担当した後、関西市場開発グループに異動し、関西圏の人材紹介未取引企業の新規開拓業務に従事する。2019年10月、転職メディア事業部に配属され、法人営業及びカスタマーサクセス業務を担当。2022年6月末に退職し、ベトナムへ移住する。2022年7月よりVitalify Asiaに入社し、Sales業務に従事。2022年9月より株式会社デザイナーに業務委託として参画する。

新規獲得数1位、MVPを3度受賞。成果を出せたのは逆算思考で考え、タスクの細分化を行ったから。

ーーまずパーソルキャリアに入社された理由から伺いたいです。

もともとパーソルに入社したいという思いがあったわけではありません。大学のゼミの教授が当時のパーソルの採用責任者と知り合いで、「ゼミ生は全員パーソルを受けよう」と言われていたんです。パーソルは選考が始まる時期も早く、面接に対してフィードバックもきちんとしてくれる会社だと聞いていて、就活の練習にもなると思ったので選考を受けました。

選考に進んでみると、面接官や同じく選考を受けている同期候補のメンバーが本当に魅力的な人ばかりで。それが入社の決め手でしたね。

ーー入社後は関西エージェント事業部で法人営業を担当されていたんですよね。

そうです。最初の2ヶ月ぐらいは、新規契約の獲得と既存顧客とのリレーション構築の業務に取り組んでいました。その後関西市場開発グループに配属され、dodaエージェントの新規開拓業務に従事するようになりました。

ーー2ヶ月で新規開拓領域を担当する部署に抜擢されたんですね。どのような実績をあげられたのか教えてください。

約1年間在籍していて、2018年度下期、2019年度上期両方で関西支社の事業部内1位の成績をおさめることができました。

  • 2018年度下期(10月〜3月)目標新規案件企業増加数99件に対し124社(達成率125%)
  • 2019年度上期(4月〜9月)目標新規案件企業増加数120社に対し144社(達成率120%)

ーー次は転職メディア事業部に配属されたんですよね。具体的な業務内容を教えてください。

RC(リクルーティングコンサルタント)としてdodaの求人広告をメインに、パーソルが開催するリアルインベントの販売などを行っていました。ここでも常に達成率が100%を超え、2019年3月、2021年5月、11月の3度MVPを受賞できました。

  • 2019年度下期(10月~3月)目標売上639万円に対し売上1003万円(達成率162%)
  • 2020年度上期(4月~9月)目標売上1017万円に対し売上1365万円(達成率134%)
  • 2020年度下期(10月~3月)目標売上1396万円に対し売上1422万円(達成率102%)
  • 2021年度上期(4月〜9月)目標売上1353万円に対し売上2120万円(達成率157%)
  • 2021年度下期(10月〜3月)目標売上1160万円に対し売上1807万円(達成率156%)

ーーすごい、、、どの部署でも成果を残されていたんですね。実績を挙げられた要因は何だと思われますか?

半期の目標達成率を決め、そこから逆算思考でマイルストーンを組むようにしていたことです。6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月、最終的には1週間単位までタスクを細分化して、迷わず行動できるようにしていました。

また社内の関係者を巻き込むことも意識していました。PMのような役割を担い、チームで一丸となって顧客に接するようにしたことで、前年度の売上が0円だった担当企業の売上を、半年で600万円まで伸ばせたこともあります。

あとはお客様から信頼してもらうことが大切だと考えていたので、連絡をいただいた際のレスポンスを早くすること、どんな要望もまず受け止めることなども意識していました。

パーソル時代のお写真の一部

結婚を機にベトナムへ移住。拡大する市場の未完成な組織に所属し、マーケットバリューを上げたかった。

ーー退職されたのはどのような理由からだったんですか?

ネガティブな理由は全くなく、辞めるつもりもありませんでした。パーソルの同期と結婚し、パートナーが「20代の内に絶対に海外で働きたい」という強い思いを持っており、その意向に沿って一緒にベトナムへ移住することになったんです。

ーーそれでベトナムに移住された……。かなり思い切った選択ですよね。

そうですね。勇気のいる決断だったかなと思います。ただ入社したVitalify Asiaという会社はリモートワークでも、出勤でも自分の好きな方を選択でき、非常に自由な働き方ができます。

また3年後には日本に戻って子どもを産みたいと考えているのですが、その旨を入社する際に伝えたら、快く承諾してくれて。他にも海外で働ける人材業界企業から4つほど内定をもらっていましたが、どこも出産のために帰国するのは難しそうだったので、今の会社を選びました。

ーーなるほど。子どものために帰国できる会社が良かったんですね。

Vitalify Asiaを選んだ理由は他にも3つあります。1つ目が自分のマーケットバリューを上げたいと考えていたこと。子どもを産んだとしても働き続けたいという思いがあったので、仮に将来日本に帰国したとしても、さまざまな会社を選べる状態にしておきたかったんです。それで市場が盛り上がっているIT業界の会社を探していました。

2つ目がオフショア開発という商材を扱えること。オフショア開発とは、システムの開発をコストが安く済む海外法人に委託することで、東南アジアではかなり注目を浴びている商材です。IT業界の中でも、特に伸びていきそうな分野だったので、注目していました。

3つ目が200名程度の規模感の企業で、未完成な組織だったこと。入社して成績さえ残せれば、マネジメントが行えるポジションにいち早くつくことができると考えていました。

ーー業務は日本語でされているんですか?

日本語と英語の両方を駆使しています。私の仕事は、オフショア開発を検討されている日系企業様と社内のエンジニアとの橋渡しをするようなディレクター業務です。エンジニアはベトナム人で、ベトナム語と英語しか話せません。

ただ日本語も英語もベトナム語も話せるエンジニアをまとめるブリッジPMとのやりとりが基本なので、問題なく業務にあたれています。日本語だと伝わりづらい細かい部分は英語を使ってコミュニケーションしていますね。

余っている時間を使って、これまでの経験を活かせる副業に挑戦

ーーベトナムに移住をされてから、デザイナーでの副業も始められていますよね。取り組もうと思われたのは何がきっかけだったのですか?

きっかけは、パーソルで働いていた頃から採用領域の仕事に面白みを感じていて、人材業界でも働きたいという思いも持っていたことです。またベトナムには残業をしない文化があり、毎日17時半に仕事が終わります。ジムに行ったり、趣味のバドミントンをしたりして過ごしていましたが、それでも時間が余っていて。

土日も周りに知り合いが少ないため、出かけると言っても旦那と夜ご飯にいく程度です。それでパーソルでの経験を活かせる、副業を始めようと決意しました。

ーー副業先としてデザイナーを選ばれたのはどのような理由からでしょうか?

ベトナムに移住してから代表の泉澤のInstagramでデザイナーの募集を見かけて、応募しようと思いました。泉澤とはパーソル時代の同期です。泉澤がパーソルを辞め、デザイナーを立ち上げてからもたまに会うことがあり、「一緒に働こう」と誘いを受けていました。会社の様子も聞いていたため、自分に合いそうな職場だなと感じていたんです。

ーーデザイナーでの現在の業務内容を教えてください。

スカウトメッセージの送信、面談調整、採用コンサルティング業務(経営課題 / 採用課題のヒアリング、採用戦略設計、媒体選定、求人原稿の作成、面談)などを行っています。隙間時間を見つけて基本的には毎日取り組んでいます。

ーー毎日取り組まれているんですね。

スカウト通数などに関してもノルマというわけではなく、自分で決めた目標で動いています。泉澤とも相談しながらではありますが、KPIは自由に設定できます。ベトナムと日本では時差が2時間あり、出勤前の時間を使って取り組めているので、本業に支障が出ることもありません。

自由である分、自発性が重要。社員と同じ熱量で会社に伴走していく

ーー業務に取り組むにあたって、やりにくさを感じた部分はありませんでしたか?

ありませんでした。Slackに業務の流れがまとめられていますし、面接の際にも会社の動きを共有してもらったため、自分が何を行えばいいかすぐに把握できました。

またパーソルでスカウトサービスの運用もお客さんと一緒に行っていて業務に慣れていたこともあり、参画した週の土日には500通ぐらいスカウトメッセージを送れました。まだ携わり始めて2週間ほどですが、かなり自由に働かせてもらっています。例えば、本業の後にバドミントンをして、マッサージやスパへ行き、その後カフェでデザイナーの業務を行うといった日もあります。

ーー非常に自由に働かれているんですね。

そうですね。将来子どもを産むことを考えると、場所も時間も仕事量も自由に決められるデザイナーであれば安心だなと。そういう意味では女性にもおすすめの会社です。ただ自由な分、自発性のある人でないと合わないかもしれません。

ーー今後デザイナーはどのような会社になっていくと思われますか?

泉澤が会社を立ち上げたときに一度ご飯に行って、その当時から考えると正直びっくりするほど短期間で会社が成長しています。ここ直近2ヶ月の売上が、前期売上の50%ほどまで来ているとか。それほどまでにポテンシャルを秘めた会社なのでまだまだ伸びていくことは間違いないなと感じています。

副業ではありますが、デザイナーのメンバーは私のことを仲間として扱ってくれていますし、子供ができたとしてもデザイナーなら働くこともできそうだなと感じています。なので、自分も社員メンバーのような形で併走し、会社を大きくさせる一員になれればと考えています。

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