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社員インタビュー vol2.「自分を導いてくれた『人とのつながり』の尊さを生徒にも伝えたい」

2023年2月からC.schoolの講師となった入山。このWantedlyを通して繋がり、名古屋から引っ越して加わってくれました。前職での教室長経験を活かした運営能力を発揮しつつ、丁寧に時間をかけた進路相談を通して子ども達から厚い信頼を集めています。

日々たくさんの会話を子ども達としている姿があるからこそ、その背景にある一つひとつの考えに説得力を感じます。是非、ご一読ください!

迷いながらたどり着いた「いま」

―現在、何人くらいの生徒さんを担当されていますか?

小学生から高校生まで30~40人ほどを担当しています。中でも多いのは、中学3年生の生徒です。学習サポートや進路選択の相談というのが、主な業務内容ですね。

―これまでも塾講師をされていたのでしょうか?

はい、大学2年生のときに塾講師のアルバイトを始めてから、新卒で入社した個別指導塾を退職するまでずっと塾講師をしてきました。ですが、実は教育業界一筋というわけではありません。新卒での就職活動では、広告業界やデザイン系が第一志望で、大学で音響について学んだ経験からライブハウスなども受けました。前職を辞めてから1年ほどプログラミングの勉強をし、チャットアプリの開発をしていたこともあります。ただ、いろいろと迷いながらも、いつも思い出すのは塾講師時代に知り合った方々とのつながりばかりでした。最終的にはやはり教育業界に魅力を感じ、今に至っています。

―株式会社Beeに入社して、予想外だったことを教えてください。

生徒とコミュニケーションを取る時間が想像以上に多く取られていたことです。当塾は学習をタブレット端末で行うため、入社前は生徒との関係が希薄になるのではないかと心配でした。というのも、前職の塾は常に生徒の横について学習指導を行うスタイルだったんですよね。でも、その心配は見事に裏切られました。実際に働いてみると、生徒と対話する時間が非常に多かったんです。学習に関することだけでなく、進路相談や来塾時の雑談など。ちょっと隣に座って話すような、そういう時間を大事にしていることがわかりました。


自分で選択した道はすべてが「正解」

―生徒さんと接するうえで心がけていることは何でしょうか。

心がけていることは、まずは「本音」で話すことです。大人と子どもという関係性ではなく、人として思っていることを素直に話すことを大事にしています。大人だから言わない・言えないのではなく、互いに思っていることを話せる関係性でいたいと思うんですよね。

また、「ちょっとした変化を放っておかない」ことも大切にしています。来塾したときの表情や態度から変化を感じ取ったときには、必ず話を聞きます。聞いても「大丈夫」と言って話してくれないこともありますが、そこはこちらもあきらめません(笑)あえて土足で踏み込むようなこともあります。とにかく放っておきたくないんです。生徒からはうっとうしいと思われているかもしれないですが、自然に体が動いてしまうので仕方ないです。その代わり、関わったからには最後まで責任を持ちたいと思っています。

―進路相談にはどのように対応していますか?

本人がどうしたいかが一番大事だと思うので、その子が考えていること、思っていることを聞き出すことをはじめに行います。ですが、本人もどうしたいかわからないことがほとんどです。そうしたときは、私自身や友人知人の経験を、少しでも参考になればと話しています。

反対に、明確に志望校があるにも関わらず悩む子もいます。もしも、悩む理由が周囲の意見や目を気にしたものであれば、まずは自分の心に従おうと助言してます。生徒には、自分がやろうと思ったことを信じてやりきってもらいたいと思っているからです。自分で選択して考えて実行したことは、結果がどうであれきっと自信につながるはず。その選択が良いか悪いかではなく、自分で選択したことかどうかが重要なんです。これは、当社の「なりたい自分」に出会うという教育理念にも沿っています。

生徒と講師の強いつながりを生む独自の教育方針

―株式会社Beeの強みは何だと思いますか?

社員講師が生徒とすべて直接関わるというところです。アルバイト講師などを介さず、一人ひとりを直接責任もって見るため、生徒と深い関わりがもてます。また、講師の裁量が大きいというのも魅力の一つです。講師それぞれの新しい提案や考えを尊重し、それを踏まえてメンバーで話し合い、全体として展開できる環境があります。それは、「Cool Head・Warm Heart」という、人へのリスペクトを忘れずに、冷静に論理的に考えようという指針の下で全員が行動しているからです。


他社との違いでいうと、入塾の際に、塾の教育方針を説明するのも珍しいことかもしれません。学習だけでなく、子どもたちの自己肯定感や自信を育むことを大切にしていることを、保護者の方にもご理解いただけるので、入塾後のミスマッチも起こりにくくなります。これらが当社の強みであり、特徴でしょう。

―最後に、今後取り組みたいことを教えてください。

生徒や同僚など、目の前の一つひとつのつながりを大切にしていきたいと思います。そして、そのつながりの輪が広がっていくことが理想です。これまで、両親、友人、生徒、同僚など、いろいろな人との出会いによって、今の価値観や考え方が生まれ、自分という人物を知ることができました。生徒たちにもそうしたつながりをつくって、大切にしてほしいと思います。具体的な案はまだありませんが、「つながり」が生まれる機会や空間を、当社を通じて提供できれば嬉しいことですね。

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