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【対談企画】距離1,554キロ!リモートワークでも制作力が強い秘訣とは?

皆さんこんにちは!広告事業部の森山です。

久しぶりに対談記事を作成しました。毎度「ライティング難しい…」となるのですが、今回は登場人物が6人なのでハードモードでした。

さて今回は、クリエイティブグループの皆さんにお話を聞きました。キュービックでは比較的シニア層が多く在籍しているグループなので、どんな掛け合いが見られるのか楽しみです!

【プロフィール】

小山:クリエイティブディレクター / マネージャー

新卒で電機メーカーに入社後、マーケティング、ビズデブを経て、ハードウェア製品の企画・開発プロジェクトのマネジメントを行う。その後、最初の社員としてキュービックに入社しクリエイティブ全般の管理を行う。

Ogawa:クリエイティブディレクター 

アパレル企業、広告制作プロダクション、広告写真映像制作事業、EC運営企業と複数社を経て2021年にキュービックに入社。幅広い経験と知見を活かして、キュービックではクリエイティブディレクターを担当。

小谷:クリエイティブディレクター 

前職はデザイナーとして広告動画、静止画を作成。チーフデザイナーを兼任しクリエイティブの品質管理などを行う。その後、2021年5月よりキュービックに入社し現在クリエイティブディレクターを担当。

吉澤:クリエイティブディレクター 

前職でアドネットワークの広告制作を経験。ゲーム広告制作のノウハウを生かして、キュービックではクリエイティブディレクターを担当。

伊波:クリエイティブディレクター 

広告バナー、インゲームバナー制作、OOHやグッズ制作の経験を経て、2022年に入社。キュービックではクリエイティブディレクターを担当。

森山:広告事業部長 / 社長室 

<聞き手&編集=森山>

制作ディレクションからクライアントワークまで幅広く

森山:初対談ということで、まずクリエイティブグループの業務内容を教えてもらえますか?

小山:メインはクライアント商材の静止画・動画広告の制作です。アカウントプランナーと連携して傾向分析や効果検証、競合分析を行いながら、広告クリエイティブの設計と制作を行います。

森山:ディレクター自身がクリエイティブを制作することもありますか?

小山:基本的にはデザイナーさんに依頼して制作してもらいますが、微修正や納期が厳しい時などはディレクターが制作することもあります。

森山:企画からディレクション、場合によっては制作まで行うとなると結構幅が広いですね。

小山:そうですね。クライアントと直接コミュニケーションを取り、方向性の相談、制作物提出まで行います。そういう意味では、コミュニケーションからクリエイティブ制作まで、全体の「ハブ」みたいな動き方をします。

森山:一人ひとりのディレクターが広い責任領域で活躍されているんですね。

小山:責任領域に伴う裁量権は1つの軸にしています。ただ、稀に忙しい時期が重なったり緊急対応が必要なときは、ディレクター同士で助け合って対応するので、横の連携も大事にしています。

フルリモートワークって本当に成立するの?

森山:キュービックはリモートワークが基盤の会社で、マーケターは週2リモート、エンジニアは基本フルリモート、という働き方です。クリエイティブグループも基本的にはフルリモートだと思いますが、実際にどういった良さがありますか?

小谷:私は沖縄に住んでいるので、基本フルリモートです。東京の人と一緒に仕事出来るというのは魅力的だと思ってます。

森山:「東京の人と一緒に仕事できるのが魅力」というのは発想になかったです。実際に業務を行う中で、支障が出たりデメリットに感じる瞬間はありますか?

小谷:業務面ではメリットしか感じたことないですね。出社という概念がないので、良くも悪くもオンオフの切り替えという点はあるかもしれないです。「いつの間にかこんな時間!」ということはたまにあります…(笑)

Ogawa:そういえば小谷さんは沖縄在住でしたね。何の支障もなく一緒に仕事しているので、意識したことがなかったです。

小山:確かに。今日も1人だけ半袖ですよね(笑)

Ogawa:ほんとだ。そういう距離を感じないチームを作れるところはキュービックの強みの1つかもしれないですね。実は、小谷さんと会ったことないんですよ。

森山:え…そうなんですか。

Ogawa:そうなんですよ。まだ画面の中の人なんですよ。

小山:VTuber説ありますからね。

森山:だとしたら良く出来過ぎですよ(笑)

           【愛犬が可愛い過ぎる沖縄在住小谷さんの仕事風景】

森山:伊波さんは最近ご入社されましたが、オリエンテーションやオンボーディングはどのようにされていたのですか?

伊波:ほぼ全てオンラインでした。基本的な部分は資料にまとまっていて、説明してもらう時に画面共有しながらだったので、特に困ることもなかったですね。

森山:全てオンライン…すごいですね。伊波さんにとって、「出社必須」ではない環境はどう影響していますか?

伊波:私は通勤時間が勿体ないと思ってしまうタイプなので色々とやりやすさはあります。まだ入社して日が浅いのですが、今のところ支障は特にないです。

森山:Wi-Fiさえ通っていればどこでも大丈夫ですね!

Ogawa:物理的な距離があっても、しっかり繋がりを持って仕事が出来ている。ここはすごいですね。オンラインで全部オンボーディング出来るのも、迎え入れる体制作りがしっかり出来ているから。そこはキュービックの強さかもしれません。

キュービックだから実現する働き方

森山:Ogawaさんはご家庭があってお子さんもいて、普段どういったタイムスケジュールで動かれているのでしょうか?

Ogawa:まず前提をお話しすると、小学生の子どもが2人いて妻もフルタイムで仕事してます。なので子ども2人を見ながら仕事をしていて、家族ありきのスケジュールになりますね。起床は5時30分で、そこから一日がスタート。

森山:早っ!

Ogawa:5時30分に起きて、まず仕事と家族の予定を確認し、一日の流れを頭にいれます。6時に子どもを起こし、7時30分までは子どもの準備です。子ども達が学校に行ったら、8時30分まで家事をします。その後30分筋トレ、業務に余裕があれば、さらに30分チャリンコライドします(笑)

森山:筋トレ…自転車…もう既にすごいです。

Ogawa:ここまではほぼルーティンですね。その後は10時から仕事を始めるようにしてます。15時頃には子どもが帰ってくるので、そこから車で習い事に送ります。送った後はそのまま車内で仕事しちゃう事が多いですね。

森山:Ogawaさんよく車の中でミーティングしてますよね。

Ogawa:そうです。実はあれ子どもを送った後なんです…(笑)大体20時に子どもを迎えに行って、そこからまた仕事して、21時には退勤します。ご飯食べて、22時から自由に過ごして、23時には寝て、また朝5時30分に起きて、の繰り返しです。

小山:オンオフの切り替えがすごいですよね。

Ogawa:そうですね。家族ベースのスケジュールなので、有難い?事に強制的にオンオフされます。自分でタスクを調整して送り迎えして問題なく仕事出来るのは、キュービックだから出来ることだと思ってます!

小山:確かに。出社が必要だった場合、半休取得したり送迎を他人に頼んだり、色々と調整できなくなりますね。

Ogawa:今のスタイルは、リモートワーク基盤が整っているから出来ることだと思っています。

森山:ありがとうございます。思ったより壮絶でした…。シンプルにスーパーパパさん。

               【オシャレ過ぎるOgawaさんの仕事風景】

チームの醍醐味

森山:普段業務を行う中で、やりがいを感じる瞬間はどういった時ですか?

吉澤:クオリティが高く、クライアントに満足してもらって、且つ効果の良いクリエイティブを制作出来た瞬間は、やりがいというか達成感があります!

森山:「ただクオリティが高いだけではない」というところがポイントでしょうか。継続的に実現するのは簡単なことではないと思うのですが、具体的にどういったことが必要になりますか?

吉澤:漫画やアニメ好きだと強いと思いますね。例えば、「このキャラは炎系の雰囲気と相性がいい」とか「このキャラはこんなに前に出てこない」みたいな、ファンとしての目線で制作ディレクションが出来るので、スムーズに進行しやすいかなと思います。

森山:ファン目線で見ることが出来るのは確かに強そうですね。ちなみに、この中に漫画とかアニメがそこまで好きではない人もいますか?

Ogawa:ここにいま〜す(笑)

小谷:自分もアニメはあまり詳しくないです(笑)

森山:担当案件でアニメ作品とコラボすることも多々あると思うのですが、その時は事前に勉強するのですか?

小谷:「最低限」勉強はします。ただ、本気で好きな人の熱量にはやはり負けてしまうかも(笑)

Ogawa:僕もあまり見ていないので、0から調べることが多いです。調べながら、「この要素がクリエイティブで活用できそう」とキャッチして行く感じですね。

森山:すごい。僕はアニオタですが、そんな楽しみ方があるとは思いませんでした。(楽しみ方…?)

森山:小谷さんは何かやりがいや達成感を感じる瞬間はありますか?

小谷:通常1人でディレクター業務を行うことが多いのですが、PV制作みたいな大きいプロジェクトは2〜3人巻き込んでやります。チームで動いて、良いクリエイティブが出来たときは達成感がありますね。

小山:最近もありましたね。今後、チーム単位のプロジェクトもどんどんやっていきたいですね。

小谷:大きいプロジェクトを終えるとチームとして強くなった感じがします。複数のクリエイターで連携しながら仕事出来るのも魅力だと思います。

活躍のカギは「対等」

森山:クリエイティブグループの強みをお聞きしたいと思います。小山さんはどう考えますか?

小山:たくさんあるのですが、3つに絞ってお話します。1つは、グループメンバーの多様なキャリアです。わかりやすいところで言うと、Ogawaさんは前職ではカメラマンをやっていて、僕らが持っていない分野の知見があります。

森山:多様なキャリアはそうですね。マーケターチームは20代が多く比較的若手チームですが、クリエイティブグループはまた違って、色々なバックグラウンドのある人が集まっていますね。

小山:様々な角度から意見が出てくるので、おもしろいディスカッションが出来るのは強みだと思います。

          【いつでも漫画を読めるマネージャー小山さんの仕事風景】

小山:2つ目は、僕らと一緒に仕事をしているデザイナーさん達です。非常にスキルの高い皆さんが関わって下さっていて、一緒に仕事をしていてすごく刺激をもらえます。

森山:クライアント企業からも、クオリティ含めてクリエイティブはすごく評価していただいてますね。

小山:大変ありがたい話ですね。もちろん広告運用の実績もあった上だと思いますが、クリエイティブもきちんと評価してもらえていて、素晴らしいデザイナーさん達あってのことだと思っています。

森山:キュービックのデザイナーチームはほぼ外部の方々で構成されていますが、関わり方やお仕事を通して気を付けていることはありますか?

小山:フェアに、対等な関係でビジネスをするということは大事にしています。クリエイターが遭遇しがちな、不利な就業状況には決してならないように、お互い気持ち良い環境・関係で仕事をしたい、というのが明確な方針です。お仕事を依頼するときはもちろん、コミュニケーションや待遇含めて、フェアに、対等な関係で行うことは意識しています。

Ogawa:「対等」というのはキーワードかもしれないですね。ご依頼の際も、スケジュール、制作内容含めてご相談ベースです。

小山:デザイナーさんも、言われたことをやるだけではないので、スキルをフルに活かして頂ける。結果、クオリティが高く良いアウトプットに繋がっていますね。

Ogawa:デザイナーさんからも、より良くするための意見を出してもらい易いように、皆が日々心がけていますね。優秀なデザイナー陣のセンスが加わることにより、自分達の想像を超えたクリエイティブに仕上げることが出来る。これは間違いなく強みだと思っています。

小山:3つ目は、広告運用者との距離の近さです。実際に数字を見ながら週次でMTGを行うので、一緒に広告を良くしていくためのディスカッションが出来ます。

森山:距離の近さはあまり意識したことがなかったです。確かに、「こういうの作って。」「はい。できました。」みたいなことは絶対ないですね。

小山:そうですね。ディレクターも一緒に効果を見ながら議論するので、マーケティング視点を持ったディレクターやデザイナーになれるというのは、構造的な強みだと思います。

クリエイティブグループから見たキュービック

森山:少し話を引いて、会社の雰囲気について皆さんはどういった印象を持っていますか?

吉澤:社員の距離が近いのはあると思います。僕はたまに出社もしているのですが、結構歳が離れていても、気にせずラフに雑談できます。話しかけにくい人やハードルが高い人がいないので、交流しやすいと思います。

Ogawa:交流しやすいように、会社としても考えられた仕組みがあるなって気がしますね。結果フラットっていうのはすごくありますよね。

森山:若手メンバーについてはどう思いますか?

Ogawa:向上心の塊だと思いますね。「成長したい!」って若い方が集まって、その気持ちで常に仕事をしている。我々シニア層としてそれはとても刺激になります。いつも尻叩かれている気持ちです(苦笑)

小谷:本当に皆さん優秀ですよね。洞察力といいますか、意見や質問の質が非常に高い。

Ogawa:そうですね。無駄な議論や謎の何も決まらない会議がない。個人的には心地いいです(笑)

小山:それに真面目な人が多いですね。社内でよく出てくるワードですが、「誠実」を大切にしていますね。

森山:キュービックが掲げているマインドの一つですね。

               【Cubicの価値基準 / マインド】

小山:皆さん誠実に仕事に向き合っていて、変にモチベーションを下げる要因がないです前職は割と大きい会社でしたが、ある程度の年次を重ねると仕事を諦める人が一定数いました。そういう方に協力を仰ぐのって大変で…(苦笑)

Ogawa:確かに。前向きな人が多いのでその辺のやりにくさみたいなものは皆無ですよね。ネガティブなことも前向きに捉えるパワーみたいな。僕らも前に向かっていきやすいです。

小山:皆さん意見を聞き入れてくれる姿勢なので、変に気を遣ったり調整したりしなくて良い。そこは仕事におけるキュービックらしさが出ていると思います。

これから加速するキュービックブランド

森山:最後に、グループとして今後チャレンジしていきたい領域や未来像を教えてください。

小山:今までにやったことのない広告表現や、コンスタントに効果が生み出せる仕組みはこれからもっと突き詰めていきたいと思っています。

Ogawa:先ほど小谷さんからあったような規模の大きい制作もそうですね。

小山:まだ世に出てない表現方法も模索していきたいです。一つ大きな目標としては、対外的にブランドを作っていけると最高だなと思います。

森山:ブランドですか?

小山:今はあくまで広告代理店としてのクリエイティブ評価です。「クリエイティブといえばキュービックだよね」みたいな、業界をリードするような存在になれたら良いなと思います。

森山:実現できると最高ですね!最後に胸が熱くなる話が聞けて良かったです。ありがとうございました。

今回はクリエイティブグループの皆さんにお話を伺いました。

リモートワークの業務が通常ということで、対談もオンラインで行いましたが、何の支障もなくスムーズに終えました。むしろ今後もオンラインの方が楽だったりするのでは…と思ったり(小声)

クリエイティブグループは、月に何百何千とクリエイティブを制作しています。その中のほんの一部ですが、下記から事例を見ることが出来ます。

是非見てみてください!

https://www.cubic-corp.net/case

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