RIZAPグループでは、ただいまDX化を推進しています。
今回は22年新卒者の中から、このDX領域へ挑戦することになった社員たちにインタビュー。
「RIZAPに入社を決めた理由」から、「未経験からDXに関わることになった時のこと」、そして、気になる「仕事のサポート体制」まで詳しく聞いてきました!
就活生の皆さんの参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
▼プロフィール
紺野蒼天(こんの・あおぞら)
京都大学工学部卒業。1997年生まれ。
データマネジメント部所属
会社は人間関係を構築できる場所。「仲間」を作りたくて就職を決断。
――自己紹介をお願いします。
紺野蒼天と申します。大学では工学部で化学を専攻し、再生可能エネルギーで生み出された電力を、水素に変換する際の効率化を研究していました。
――もともと化学が好きだったのですか?
いえ、そんなにこだわりはなくて、理系を選んだのも「なんとなく理系科目のほうができたから」です。でも、いざ大学に入ってみたら、本当は文系に興味があったんじゃないかと思いました(笑)。
――「将来の夢」はなんでしたか?
小さい頃から特になかったです。それで進路に悩んだ時期があって、大学1年のときに1年間休学しました。僕が通っていた京都大学工学部は学生の9割以上が院進するといっても過言じゃないのですが、あと2年勉強するモチベーションが持てなくて。
とはいえ就職したいかどうかの気持ちも定まらなかったのですが、休学したことで、やっぱり学部卒で就職しようと決断できました。
――就職を決断できた理由はなんでしょう。
一言で言うと「めちゃくちゃ仲のいい友達を作りたくて」です。
自分の人生の中でどういう時間が充実しているんだろうと考えた時に、自分にとっては「この人たちといれば、何をやっても楽しい」と思える人といられる時間だったんです。
学生生活では学校や部活などのコミュニティにいることで自然とそうした人間関係を構築してこられたけど、大人になったらどうしたらいいんだろう?と思ったときに、会社もまた、人間関係を構築できるコミュニティなんじゃないかと思うようになりました。
肉体と精神は密接に関連。休学してわかった「運動の大切さ」。
――就職先の候補として、RIZAPを知ったきっかけを教えてください。
筋トレに興味があったのでフィットネスの業界を見ていたところ、RIZAPグループのインターンがあると知ったのがきっかけです。
RIZAPに関しては、もともと「人の力を活かしたビジネスを展開しているオリジナリティのある会社」という印象があったのですが、インターンの募集を知り、このコロナ禍で会社としてどのような動きをしているのかという点も気になって参加を決めました。
――筋トレが趣味だったんですか?
自分はもともと小中学校時代に水泳をやっていたんです。地元の山形では優勝して、東北エリアでも2位に入るぐらいガッツリ取り組んでいました。
でも練習がきつかったので、大学では水泳はやめてアカペラサークルに所属し、一切運動をしなくなったのですが、そうなったらなったで、やっぱりたまにする運動の気持ちよさを再確認したんです。それで、就職先としてフィットネス業界が視野に入ったという流れです。
――体を動かすことの大切さを、身をもって知ったのですね。
はい。実は休学に至ったのも将来のことに悩みすぎて精神的に落ち込んでしまったからなのですが、夜もあまり眠れず、食欲もなくなって、外にも出ない生活になってしまったんです。そうしたら、さらに気持ちが塞ぎ込んでしまいました。
これではいけないと思って朝は早起きして日光を浴び、2時間散歩するような生活を送るよう心がけたところ、今度はみるみる元気になりました。それまでの自分は肉体を軽視しがちだったのですが、肉体と精神は密接に関係することが実体験としてわかりました。この経験が大きかったように思います。
社員の人柄に惹かれてRIZAPへ入社を決めた。
――インターンシップに参加して、RIZAPにどのような印象を持たれましたか?
社員の方の人柄に惹かれました。
インターンシップ自体は1DAYのオンラインだったのですが、内容は、仮想のゲストのお悩みに対して、解決に繋がる施策やサービスをグループごとに提案するというものでした。
人柄に惹かれたというのはほぼ直感で具体的なロジックはないのですが、インターンに参加してみて、こういう方達と一緒に働けたら楽しそうだなと思いました。もっと言えば、一緒に話したり、ご飯を食べたりした時も楽しそうだなあと(笑)。
――波長が合ったんですね。
はい。他の企業の説明会やインターンでは、「ここの社員の方たちとは全く波長が合わないな」と感じることもありました。そんなことを繰り返していくうちに、自分はRIZAPがいいという気持ちが強くなって、入社を決めたんです。
それから、「『人は変われる。』を証明する」という企業理念にも強く共感しました。
たぶん今って、「ただ生きる」だけなら生きられる時代だと思うんです。でも「こうありたい」という理想に向かって挑める人は、決して多くない気がします。
RIZAPの企業理念は、そうした人たち……自分も含めてなんですけど、その背中を押してくれるものだと思いました。純粋に、「なんか素敵だな」と感じたんです。
――実際に入社してみて「社員の人柄」はどうでしたか?
自分の直感は間違っていなかったですね。喋りやすいし、過ごしやすいし、仕事もしやすい環境です。
技術に関する具体的な話は直属の先輩に聞くことが多いのですが、部長からも結構こまごまとした業務が降りてくることが多く、直接連絡を取る機会が少なくありません。
部長の五十嵐さんはかなり忙しいので、日に何度も連絡を取っていいのかなと思ったりもするのですが、とても接しやすい方なので、結局は甘えていろいろ質問させていただいています。
フルリモート勤務ですが、何か質問すると皆さん比較的すぐ返信をくださるので、コミュニケーションに問題は感じていません。
未知の領域だったDXを仕事として学べる。
――では、入社前の印象と入社後でギャップを感じたことはありますか?
自分がデータアナリストを担当していることです。
筋トレが好きだったので、入社前は「ボディメイク側に行きたいかも」と思っていたんです。
自分がDXに関わること自体あまり想像していなかったので、そのギャップは大きいですね。
――希望と違う配属でがっかりされていますか?
いえいえ!
もともと僕も「ボディメイクがいい」と主張していたわけではないですし、むしろこれはいい機会だと思っています。
というのも、僕は、あまり自らを奮い立たせて精進していけるようなタイプではなくて、環境に頼りながらなんとか成し遂げてきたタイプです。
ITやデータ分析といった分野についても、大学時代から理解を深めたいと思いながら、自ら取り組める精神力は持ち合わせていませんでした。
でも、「ついていけていないことに対する危機感」はあったので、仕事として学ばせてもらえる今の環境を非常にありがたいと思っています。
現在はSQLを勉強中。「できるようになる喜び」を感じる。
――では、現在のお仕事内容を教えてください。
主にSQLと呼ばれるデータベース言語に関わる仕事をしています。配属直後は初心者用研修動画を視聴し、そこからSQLの作成、管理、整理などを作成しています。
具体的に言うと、今は先輩が作ったSQLのコードを要望に対して修正する業務を担当しています。ゼロから作れるようになるにはまだまだ勉強が必要な状況です。
――やりがいを感じることはなんですか?
わからないことだらけなので日々新しい学びがあり、純粋に「できなかったことができるようになる」ところでしょうか。
会社も育成に取り組んでくれていて、たとえば、先輩が他の部署のメンバーも集めてSQLの問題を出し、それを実際に解いて……といった研修も度々行なわれています。
会社の経営方針の指標となるようなデータも扱うので、間接的に会社全体と関わっているという感覚が持てるのも、やりがいになっています。
データ分析のスペシャリストへ。将来的には起業を目指す。
――RIZAPに入社してよかったと思うことはありますか?
人間関係です。さらに言うと、同期がすごく仲が良いのが一番嬉しいです。何しろ就職活動を始めた動機が「めちゃくちゃ仲の良い友達を作りたい」でしたから。
仕事の面で言えば、いい意味で自由度が高いところですね。僕の所属している部署は去年の秋に創設されたばかりということもあって、「どういうことをやりたいか」を自分で考える機会が多いんです。
選択肢も多いので、「やれ」と言われたことだけをやるのではなく、自分のキャリア全体を自然と考える環境であることは非常に魅力的です。必然的にマクロの視点で考えられるようになるところがすごくいいなと思っています。
――仕事における将来の夢やキャリアプランを教えてください。
まずはデータ分析のスキルを高めて、いわゆるスペシャリストを目指したいと思っています。
その上で、データ分析から得られた結果をもとに、新たな施策を提案するなど、全社的な視点を持てる人材になりたいです。
そして、将来的には起業が1つの目標です。
「こいつ“人”みたいなことしか言ってないな」と思われてしまうかもしれませんが(笑)、先ほど話した「この人たちとなら、何をやっても楽しい」と思える人を集めて、1回会社を作ってみたいんです。
事業内容は具体に落とし込めていないのですが、一人一人が理想を追求できるような手助けになりたいです。この国自体に、失敗を過剰に恐れて成功を目指さない文化みたいなものがある気がしていて、そこを変えていけたらと思っています。
――それでは最後に、応募者の方に一言お願いします。
この会社に入って本当に面白いなと思うのは、目まぐるしく環境が変化していくことです。
自分は、日々景色や状況が変わっていくなかでいろいろ考えながら前進していくことが性に合っているので、同じようにこの環境が魅力的に映る方がいればぜひ一緒に働きましょう。
すごくいい人ばかりなので、それこそ、社員紹介のインタビューを読んでなんとなく惹かれるものがあったら、ぜひ応募してみてください。
聞き手・構成/中村知美
ライター・編集者。2022年7月よりRIZAPグループに参画。
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