＜社員紹介Vol.4＞塾講のアルバイトからRIZAPグループに入社を決意した理由

RIZAPグループの内定者は十人十色。
理念へ強く共感し入社を決めた内定者一人一人の想いの矛先はどこに向かうのか…？
入社理由とその思いを探っていきたいと思います。

今回インタビューしたのは気配りと「寄り添い力」がピカイチの鈴木理央さんです。

今回塾講師や親友の病気を通して「人に徹底的に向き合う」を軸に就職活動をしてきた彼女が何故RIZAPを選んだのか…？そこを読み解いていきたいと思います。
「人に寄り添いたい」という想いはトレーナーだけではなく、グループの総合職でも一貫しているものがあります。

▼本日の紹介者
RIZAPグループ株式会社2019年卒内定者　
鈴木 　理央（すずき りお）
筑波大学人間学群心理学類で発達心理学を専攻 /無類の猫好き

「私にしかできないこと」を追求した学生時代

ーどんな学生時代を過ごしてきたのですか？

「自分にしかできないこと」を追求した学生時代でした。
私は大学4年間サークルや部活動に入らず、ひたすら集団塾の講師のアルバイトに明け暮れていました。

人によっては、ただアルバイトをしただけのつまらない学生生活のように感じてしまうかもしれません。しかし、私にとって、クラスの生徒一人一人に寄り添い、自分にしかできない方法で彼らの力になれた4年間は、素晴らしい経験でしたし、かけがえのないものだと思っています。

―「自分にしかできないこと」って具体的にどのようなことですか？

「塾＝親に強制的に行かされる場所」というネガティブなイメージから、
「塾＝早く行きたいと思える楽しい場所」というポジティブなイメージに変えたくて、
生徒にどう寄り添えばいいかを考え続けました。

中学生の英語と社会を主に担当していたのですが、
社会に対して苦手意識を持つ生徒たちが社会を少しでも好きになれるよう、
歴史のオリジナル漫画を作成しました。

教科書や参考書、インターネットなどで入念に情報収集をし、分かりやすい表現と、4コマ漫画のように端的ですぐ読めるものを心がけました。
理由は私自身も社会があまり得意ではなかった事に加え、絵が壊滅的に下手だったので（笑）
1枚漫画を仕上げるのに毎回3～4時間はかかっていましたね。
けれど、生徒が喜んでくれるのであれば、全く苦にはなりませんでした。
漫画を描いて生徒に配るたびに、「早く読みたい、知りたい」というキラキラした目に変わり、結果として、社会を好きになってもらい、成績が上がり、すごく嬉しかったですね。

また、授業の前後には生徒に必ず話しかけて、学習面のみならず、あらゆる不安を取り除こうと思い、勉強に関することはもちろんですが、部活、友達、恋愛など様々な相談にのりました。

私が塾生だった時に部活でのトラブルで勉強に身が入らない時期があったのですが、それに先生が気づいてくれたためにスッキリし、勉強を頑張れた経験があったからです。

「塾の先生」だけではなく「どんな話も聞いてくれる、良き相談相手」になる事で、「勉強をしなければいけない場所」から、おのずと自分の話を聞いてくれる、ポジティブな場所に変えたいと考えました。

結果、今まで渋々塾に通っていた生徒が、授業がない日にも自習をしに来る、
授業が終われば即下校していた生徒が、私とおしゃべりをしに来るようなりました。
私が塾を休むと「休まないで！」と怒られたり（笑）。
私が彼らの塾に行く原動力になれている気がしましたね。

親友の病気から考えた「自分ができる最大の寄り添い」

―なるほど。聞いていると、鈴木さんは「人への寄り添い」をとても大切にしているように感じるのですが、そうなるに至った経緯が知りたいです。

そうですね。一番のきっかけは、親友の病気ですね。

高校2年生のとき、中学時代からの大親友が、うつ病になり高校を中退してしまったんです。
高校が別々だったため、なかなか頻繁に会えない環境でしたが、SNSを通じてお互いの近況を把握していました。

私は高校受験の失敗経験から、「大学受験は絶対に成功させたい！」そんな強い気持ちで、勉強に励んでいました。

けれど、勉強だけにとらわれていなければ、
彼女のSOSにもっと早く気付くことができたかもしれない…親友として何もできなかった自分を激しく責めました。

そこからは、病気の知識もほとんどない私が、親友としてできること、そして彼女が私に望むことは何か、ひたすら考えました。
私が出した結論は、彼女が病気のことを忘れてしまうほど楽しい時間を共有しようと思ったんです。
私はカウンセラーや精神科医ではないから、病気を治療することはできないけれど、親友として彼女が望んでいることはこれだと思いました。
いろんな楽しい場所に行って、他愛のないふざけた話ばかりして、中学時代と何ら変わらない楽しい時間を過ごしました。その時の彼女の笑顔が、何よりも嬉しかったですね。

彼女は高校3年生になり、彼女は新たな高校に通えるようになりました。
「高校を中退して周りの友達がどんどん離れていったけど、理央は変わらず仲良くしてくれて、とても救われた」と書かれた手紙をもらった時これまでにない喜びや充実感、達成感を感じました。
テストで100点をとるよりも、嬉しくて、心から感動したのを覚えています。

そこから、「私は人の感情に寄り添いサポートすることに喜びを感じるんだ」と気づき、心理学に興味を持ち始めましたね。

圧倒的寄り添いを武器にするRIZAPとの出会い

―そうなんですね。ここまで、鈴木さんの学生時代の経験について詳しく聞いてきましたが、就活はどのように進めてきたんですか？

私の就活は、大学3年の秋から始まりました。
というのも、大学3年の夏に、19卒向けのインターンが解禁し、周囲の友人たちがこぞってエントリーシートを書いている中、私は塾の夏期講習で朝から晩まで働き詰めでした。
そして、夏が終わり、友人たちがインターンで一回り二回り成長している姿を見て、何もしていない自分に焦り始めました。
そこから業界研究をしていき、教育か人材のどちらかかなーと考えていました。
でも、教育はアルバイトの4年間でもうやり切った感があって（笑）ほとんど人材系を見ていましたね。

そんな中、「逆求人フェスティバル」という就活イベントに参加し、いろんな企業の人事の方に自分についてプレゼンをしました。私の過去・現在・未来について、「寄り添い」を軸としてアピールしました。そして、イベントの最後にプレゼンを聞きにきてくださったのが、RIZAPグループだったんです。

RIZAPグループの人事の方は、私のプレゼンを真剣に聞いてくださり、「そこまで人に寄り添える人はいないし、それは理央さんにしかできないことですよ」と言ってくださりました。
私はそのとき、今まで出会った企業で初めて、自分の価値を認識してもらえた気がしたんです。
そして、人事の方から会社説明を受けたとき、ダイエットジムだけでなくENGLISHやGOLFなど様々な事業を展開していることを知り、驚きました。
でも、それらすべてに「人の可能性を信じること」と「圧倒的な寄り添い」が共通していたんですよね。

人の可能性を信じ、「人は変われる。」を証明するため、圧倒的な寄り添いを武器に事業を展開するRIZAPグループという会社に出会えたことに、私は運命を感じました。

就活前、自己分析をしているときに「寄り添いが自分の強みだなんて、弱いと思われるだろうか」と不安に思っていた自分が、ここなら輝けると思いました。
そこから、「私にはここしかない」と思い、わくわくしながらインターンや選考に足を運びました。
そして、内定を頂いたその日に内定承諾書にサインし、他に選考を受けていた企業はその日のうちに辞退しました。

―RIZAPグループとの出会いにそのような背景があったのですね。現在、鈴木さんは店舗インターンをしていると聞きましたが、何か発見はありましたか？

店舗でフロント業務をさせてもらうようになって、そろそろ半年が経つのですが、行くたびに良い刺激がもらえてとても楽しいです。

今まで、ゲストがトレーニングを頑張る様子や、トレーナーがゲストに寄り添っている様子、
ゲストとトレーナーの信頼関係などすべてイメージでしか掴めていなかったんですが、
実際に自分がゲストやトレーナーとの交流を通して、その場でRIZAPの価値を体感できるのは、店舗インターンでしか味わえないとても良い経験になっています。
初回カウンセリングからセッション最終日まで見届けることができたゲストも何名かいますが、みなさん体型だけでなく表情も大きく変わっていて、まさにRIZAPの理念である「体と心に輝きを」が実現しているなと感じますね。

―最後に、就活生に一言お願いします。

就活中、他の就活生と自分の経歴などを比較し、落ち込むこともあると思います。
しかし、特別な経験をしてきたからといって、就活で有利になるわけではありません。
大切なのは、ありのままの自分を受け入れてくれる企業に出会えるかどうかです。
見栄を張らずに、人の真似をせずに、等身大の自分で選考に臨んでみてください。
きっと、そんなみなさんを「素敵」と思ってくれる企業がいるはずです。
みなさんの就活が、悔いなく、充実したものになることを心から願っています。

▼インタビュアー
RIZAPグループ株式会社2019年内定者　
奥田　奏音（おくだ　かなね）
明治学院大学国際学部/ 現在RIZAPグループ人事部でインターン中

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