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120%の力で手を伸ばして叶えられるキャリアを

竹内 英章|Hideaki Takeuchi

大学卒業後、大手保険会社の総合職としてキャリアをスタート。新規顧客の成約率向上をミッションに、営業戦略の立案から実行までを一貫して経験した後、組織開発部門で支援品質管理を担う。その後、融資部門にてサステナブルファイナンスの推進に貢献。

『価値観からキャリアを描く』という理念に共感し、株式会社アサインに参画を決意。現在は、若手ポテンシャル層からミドル層まで幅広いキャリア支援に従事。


理想の選択肢を掴むには、決して楽な道のりではない転職活動。そんなときこそ、自分が隣で寄り添い導ける存在でありたい。

今回は、そんな思いでエージェントとして活動する、竹内 英章さんにお話を伺いました。


本日はよろしくお願いします。まず始めに、竹内さんがアサインへご入社された背景を教えていただけますか。

はい。前職の生命保険会社では、営業から拠点マネジメントを経て、本社企画までを経験しました。その中で、自分は営業として顧客へ直接価値提供ができることに、やりがいを感じるんだと気付きました。また、過去も振り返った際、人と競い合える状況のほうが、より結果を出せることに気付き、営業職を極めたいと思い転職を考えました。

転職において、アサインのエージェントの支援を受け、支援品質の高さに加え、営業としてスピード感を持って成長していける環境があると感じ、参画を決めました。


前職までとは全く異なる仕事への挑戦ですね。

実際にエージェントをしてみて、とても奥が深く、難しい仕事だと感じます。

キャリアの選択という、その方の人生において重要な意思決定に介在する仕事ですから、自分がどんな提案をするのか、どんな選択を後押しするのかによって、その方の人生に大きな影響を与えます。

だからこそ、自分は本当にその方のことを理解できているのか、キャリアプランは実現可能性のあるものなのか、本当にこの企業提案がベストなのかと、常に考え抜く日々を過ごしています。

簡単に手が届く選択肢ではなく、手の届く見込みのない選択肢でもなく、その方が120%の力と可能性を発揮してやっと手が届くような、そんな選択肢へのご支援ができるエージェントでありたいと思っています。人生を大きく形作る転職という意思決定において、私が隣にいてくれてよかったと感じていただけるような介在をしたいですね。


120%の力で届く選択肢というのが印象的ですね。選択肢をご提案するにあたって、竹内さんが意識されていることはありますか。

はい。エージェントとして、企業を深く理解したうえでご提案することを大切にしています。

そのため、企業分析には日頃から意識的に時間を確保して取り組んでいます。正しく企業を分析することで、その企業が今必要としている人材を適切に把握することができますし、実際に求職者様へご提案する際にも、丁寧にかみ砕いてご提案することができます。


どのような観点で企業を分析されているのでしょうか。

設立年度や従業員数、沿革といった基本的な会社概要はもちろん、事業ドメイン、市場規模、競合比較、今後の事業展開といった観点は捉えるようにしています。

例えば企業の平均年齢や人数規模からは、マネジメント階層や社風、社内のキャリア機会の豊富さを推測でき、その方が仮にその企業へご入社された際に、どんなスピード感で昇格昇給が見込めるのか、どういった育成体制があるのかといった成長環境や、その方自身が活躍しやすい環境なのかどうかをイメージすることができます。

このように企業分析を行ったうえで、その方の性格や価値観、将来像と照らした際に、その方が行くべき企業なのかどうかを判断してから、求職者様へご提案するようにしています。

エージェント個人としても企業分析は大事にしていますが、アサインでは毎週、エージェント全員が参加する企業分析会の時間があります。

企業分析会では、分析対象の企業をピックアップして財務諸表を読むところから始め、今後の市場の伸びや事業展開を予測したうえで、採用ニーズを改めて捉え、どのような求職者様へどんな訴求をしてご提案することが最適なのかといった点について、ディスカッション形式で理解を深めていきます。自分だけでなく複数人の視点から企業を見つめることができるため、より企業理解を深めることができます。


エージェントが企業理解を深められると、企業のご提案の際にもそうですが、選考対策にも活きてきますよね。

おっしゃるとおりです。選考対策においても、企業理解が深ければ深いほど、企業が求める人材像を明確にイメージできるため、採用目線を捉えた対策に落とし込むことができます。

対策面談を通じて求職者様自身が企業理解を深めることができるため、面接でも企業への志望度の高さを伝えることができます。実際、面接後に採用面接官や人事の方から、「企業への理解度が深く、意向度高く志望いただいていると感じた」とのお言葉をいただくことも多く、高評価に繋がっています。


ありがとうございます。その他にも、ご提案において大切にされていることはありますか。

企業をご提案する際は、必ずその方のキャリアプランとセットでご提案するようにしています。

キャリアプランは口頭でお伝えするだけでなく、「キャリアビジョン」「キャリア方針」「市場からみたその方の強み」「キャリアにおける留意点」といった観点を、キャリアプランシートに落とし込み、可視化できるようにしてお渡ししています。

キャリアプランシートを作成する際に意識していることは、「キャリアビジョン」に、その方がこうなっていたら幸せだなと思えるような理想状態を記載し、「キャリア方針」に、理想状態の実現のために歩むべきステップを記載することです。キャリアビジョンに記載する内容は非常に悩みますが、それまでのご面談でお伺いしたお話や、その方の将来像、何が得意で何が好きなのかといった価値観、そしてその方の成長モデルから考えて記載しています。

実際にキャリアプランシートをお渡しさせていただくことで、「このキャリアプランを提案してくれた竹内さんであれば、自分が大切にしたいことへの認識にずれがない」といったお言葉をいただけたりと、安心して任せていただけていると感じます。


抽象度の高いキャリアプランを可視化できると、足元の転職活動への納得度も高まりますよね。

はい。転職活動は考えることが多く、簡単に進むものではありません。現職もお忙しい中で時間を割くことになるため、体力も要ります。そのため、しっかりと軸を持って転職活動に臨むことが大切だと考えています。

選考がうまくいかなければモチベーションも低下しやすく、そもそも自分はなぜ転職したかったのか、転職で何を大切にしたかったのかを見失ってしまい、軸のない転職活動をされていたり、疲れてしまって転職活動自体を中断される方もいらっしゃいます。

ただ、そんなときこそ自分がエージェントとして、隣にいる意味があると思っています。

日頃から頻度高くコミュニケーションの機会はいただき、ご不安にはすぐにお答えできるようにしています。特に面接の前後は必ずご連絡をさせていただき、率直にお考えやお気持ちを聞かせていただくようにしています。

転職活動は一喜一憂する場面が多いですが、エージェントとして、どんな場面でもその方のモチベーションに火を付けられる存在でありたいですし、不安な時には隣で寄り添える存在でありたいですね。


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