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思いに寄り添い、正しく伴走する

寺内 浩斗 Hiroto Terauchi

こんにちは!

この記事では、アサインのエージェントとして活躍する、寺内浩斗さんへお話を伺いました。


ご自身の転職の際は、大手人材会社から複数内定をもらっていた中で、アサインを選ばれたと聞いています。なぜアサインへの参画を決められたのでしょうか。

自分自身の転職活動の際にアサインのエージェントの支援を受け、「親身さと実力の高さ」を最も感じたことが決め手でした。

私自身のバックグラウンドは少し特殊ですが、経歴やスキルといった履歴書上のみでの要素で決めつけず、個人の思いや理想を聞き、それを否定するではなく認めたうえで、実現のための具体的な方針に落とし込んでくれる、そんな支援でした。

その印象は選考で出会ったすべてのエージェントを通じて感じられ、自分もそんな支援をしたいと思い、迷うことなく選びました。


ありがとうございます。現在、エージェントとして、幅広いバックグラウンドや年齢層の方をご支援されていますが、ご支援で意識されていることはなんでしょうか。

大きく3つあります。

「何をしたいのか、何を手に入れたいのか、どうなりたいのか」をまっすぐに捉えること。

「現在地」を的確にお伝えし、「理想が最も叶う目的地」を一緒に選定すること。

「目的地へたどり着く道筋」を描き、実現のために伴走すること。

この3つです。


なぜ大切にされているのでしょうか。

エージェントとして、一人ひとりの理想の実現のパートナーであるために、この3つが不可欠だからです。

ありがたいことに様々な方からキャリアのご相談をいただく中で、抱えている悩みや叶えたい理想、要望は多岐に渡ります。

正解がある問題を解き、成績や偏差値で評価を受けてきた学生時代とは異なり、キャリアにおいては基準となるような正解はなく、客観ではなく主観での評価が重要となります。つまり、その方自身が自分のキャリアに対して幸せだと思えている状態こそが、唯一存在する正解だと思っています。

だからこそ、その方が「何をしたいのか、何を手に入れたいのか、どうなりたいのか」を、エージェントとしてまっすぐに捉えられている必要があります。抽象度の高いキャリアにおいて、自分の理想がわからないという方も多く、事実自分だけで考えきることは容易でないと思います。そこをいかに引き出し、一緒に具体化していくかが、エージェントとしての腕の見せ所ですね。

理想がみえてきたら次は目的地の選定です。

そこで、「現在地」を的確にお伝えするという点が重要となります。

理想は叶えるためにあるもので、夢物語で終わってしまっては意味がありません。理想を叶えるための目的地、つまり応募する企業やポジションを、正しく選定する必要がありますが、現在地を正しく認識できていなければ、選定を誤ります。

旅行の行き先を決める時をイメージすると分かりやすいですが、旅行に求めるものが決まっても、予算や日数、移動手段などを加味して行き先を選定することになりますよね。転職活動においても、転職で求めるものが決まったとして、それが実現できる選択肢を絞り込むためには、現時点で自分自身が持っているリソースが何かを正しく把握する必要があるため、この点はエージェントとして的確にお伝えするようにしています。

その上で、「理想が最も叶う目的地」を選定するにあたっては、理想像をより具体化してから目的地を選定します。例えば、将来起業したいといった理想をお持ちの方の場合、どんな領域で起業したいのか、何歳で実現していたいのか、ロールモデルはいるのかなどを深ぼっていき、起業という言葉に込められた、その方が求める要素が何なのかを分解していきます。

そして、必ず3つ以上の実現パターンをお伝えし、最も理想に近いものを選んでいただくようにしています。その方が幸せだと感じられるかどうかが重要であるキャリアだからこそ、これが正解ですよと、一方的に決めつけて提案することはしたくないと思っています。


なるほど。その方にとっての正解を叶えたいという思いが良く伝わります。3つめの、「目的地へたどり着く道筋」を描き、実現のために伴走するという点についても、具体的に教えてください。

はい。行きたい企業に受かるための選考対策に全力を尽くし、ご入社後も理想にむかって前進できるよう半年に一度は必ずキャリア面談を行っています。

選考対策面談では、挑戦するポジションについて、正しい情報や知見を細かくお伝えすることは当然ですが、採用目線での履歴書上での見え方や、現在地と選考ポジションとの差分についても、正しくお伝えするようにしています。

キャリアには教科書がないですし、業界や企業の理解を独力で進めたり、各社ごとに必要な面接準備をすることは、かなり大変ですよね。だからこそエージェントとして、正しい情報を伝え、その方自身が企業や選考ポジションについて正しく理解できている状態にするために、時間を使います。

その理解が正しくなされていてこそ、面接ではどこがチェックポイントになるのかが分かってきます。その上で、想定質問事項に対する回答準備と、模擬面接でアウトプット練習を行います。模擬面接では、準備した回答の丸暗記ではなく、深堀りの質問に対して答えられるように一緒に練習をしていきます。

企業や選考ポジションの理解については、選考を突破するために必要となるというのはもちろんですが、そこまで正しく理解した上で選考に臨むからこそ、ご入社後のミスマッチを防ぎ、モチベーション高くご活躍いただけることにも繋がると思っています。


ありがとうございます。企業やポジションのことを正しく理解することの重要性が伝わってきました。最後に、一言お願いします!

私は、すべての人が、それぞれに幸せだと思えるキャリアを歩んでほしいと思っています。

過去がどうであっても、失敗したとしても、未来を描くことはできます。

その未来を描くために、寄り添える存在でありたいと思っていますし、理想を理想で終わらせず、実現のために全力を尽くせるエージェントでありたいと思っています。

そのためにも、今後も私自身も学びを止めることなく、キャリアのプロとして、求職者の方の道標となれるように、正しい事実を伝えるということを大切にしていきます。



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