「会社全体で、個人の成長を応援してくれる雰囲気がある」そう話すのは未経験から事務としてSports Entertainment株式会社(以下スポエン)に入社し、現在は営業として新たな業務に挑戦しているIさんです。
仕事を通して成長を求める姿勢を持つIさんの、これまでの経験や価値観をインタビューしました。
Iさん/CS
大学ではビジュアルデザインを専攻。大学中退後、テーマパークのクルーとして4年半従事し、ゲスト案内やチームをまとめるポジションを経験。Sports Entertainment株式会社へアルバイトとして入社し、2ヶ月後に社員として正式にジョイン。
ファーストキャリアはテーマパークのクルー。自分を変えるための大きな挑戦だった
ーー前職では、テーマパークのクルーをされていたのですよね
はい、4年半テーマパークのクルーとして働いていました。ゲスト案内やアトラクションの操作など、いわゆるアトラクションのお姉さんをしていました。
途中からはチームをまとめる役割も経験させていただきました。アトラクションをどれだけ効率よく動かすかなど、月ごとに目標があるんです。それを達成するための施策を考えたりミーティングをしたりして、チーム全体で達成していくために他のクルーを巻き込みながら運営をしていました。
ーーなぜテーマパークで働くことを選んだのでしょう?
テーマパークのクルーって、明るくてワイワイしているイメージじゃないですか。実は私、もともとそういうのは苦手なタイプで……。だからこそ、あえてそんな環境に身を置くことで、自分を変えたかったんですよね。
大学時代は広告やポスター、Webデザインなど、2Dのデザインを扱うビジュアルデザインを専攻していたのですが、体調不良などが原因で中退してしまったんです。そこで落ち込んでしまって……。自分に合うと思って選んだ道なのに、辞めてしまった。だったら次は、あえて自分に合わないと思っているものにも挑戦してみれば意外と上手くいくんじゃないか?と発想の転換をしてみたんです。そうして、思い切って今までの自分とは違うイメージだったテーマパークのクルーに挑戦してみました。
ーー大きな挑戦だったのですね!実際に働いてみて、変化や成長はありましたか?
人前に立つことに慣れたのは大きな変化でした。変わりたいと思っていた部分でもあったので、嬉しかったですね。根っからの明るい人と比べると、最初は自分の殻を破るにもハードルが高かったんです。でも、逆に自分の冷静な性格を活かして、自分なりの力を発揮しながら働こうと工夫できた点が成長につながったように思います。
また、朝が早く夜が遅いことも多い仕事だったのでバイタリティはつきましたね。この先、大変な環境に遭遇しても大抵は大丈夫だろうと自信がつきました。
ーーIさんにとって大切な期間だったことが伝わります。テーマパークでの経験を通して得られた仕事の哲学などがあれば教えてください!
テーマパークで働いていると、みんな笑顔なんですよね。私自身も、お客様が目の前にいるのでいつも笑っています。その環境で気がついたのは、楽しいから笑うのではなく、笑っているから楽しく仕事ができるんだということ。
もちろん大変なこともありましたが、いつも笑っていたからこそ仕事が楽しかったんですよね。
ーー素敵です!そこから、転職をすることになったきっかけは?
テーマパークで異動を打診されたことがきっかけです。「異動して同じ仕事をするのなら、せっかくなら違う環境で違う仕事を経験してもよいのではないか」と考えが浮かんで。もともと、オフィスワークを経験してみたいとも思っていたので、これを機に転職へと踏み切りました。
スポエンとはちょっと不思議な縁だったんですよね。実は、転職活動を始めてみたものの最初は上手くいっていなくて。そのとき、たまたまスポエンのアルバイト求人を見つけたんです。前職をすでに辞めていたのと、興味があった事務の仕事だったので応募してみました。面接で「転職活動は順調ですか?」「なかなか上手くいかなくて……」という話になり「じゃあ、うちで働かないか」と言われたんです。最初は事務のアルバイトとして入社し、2ヶ月後にそのまま正社員登用していただきました。
事務から営業へ。東京で学んだことを大阪へ持ち帰るために奮闘中
ーー入社後の業務内容を教えてください。
事務として、人事労務の勤怠管理や給与計算、経理や総務周りの業務、Wantedly運用などーー幅広く事務全般を経験させてもらいました。規模が大きくないからこそ、少数精鋭でいろんなことを経験できたのがありがたかったです。
最初は分からないことだらけでしたが、自分で調べながら業務を覚えていきましたね。自分で考えたり、調べたりしながら業務を進める自走力が鍛えられたと思います。
ーー事務の業務でのやりがいは?
前職はお客様に対しての仕事でした。それが、スポエンで経験した事務では一緒に働く従業員に対しての仕事になります。他の部署の方々がいきいきと働いている様子を目にすると嬉しくて、やりがいを感じましたね。もっと頑張ろうと思えました。
私は昔から、人に「ありがとう」と言ってもらえることがモチベーションになる人間で。「人のために」と考えながら自分にできることを増やすことで、結果的にさまざまな経験ができたり新しい景色が見れたりすることも嬉しいんですよね。
ーーでは、営業に移ったきっかけは何だったのでしょう?
カスタマーサポートの新事業をやることになり声をかけていただきました。その研修として東京へ行くことが決まっていて、東京に行ってみるのも良い経験になりそうだなと。
営業は私には向いていないのではないかと思っていたのですが、インバウンド営業だったこともあり「これなら私もやってみれそうだ!」とも思いました。上司も「挑戦してみたら?」と背中を押してくれて。
研修として今は東京で仕事を学んでいて、その後大阪へ戻る予定です。半年間で800件ほど受電すると聞いています。大阪へは、東京で身につけたことをしっかり持ち帰らなければならないのでまさに今奮闘中です。
最初は座学で業界知識やサービス内容を学んだあと、実際の受電を聞いてインプット。その後は実践をします。トークスクリプトがあるので最初はそれに沿って慣れていくイメージです。
ーー業務をしていて、成長実感はいかがですか?
お客様から上手く内容を聞き出す力や、相手に分かりやすく伝えるために文章を組み立てる力が付いたなと感じます。
また、一緒に入った同期はコールセンターの経験などがある人が多かったので、未経験の私は最初は不安でした。しかし、やっていくうちに前職までの経験も活かせる部分が多いと気がついて。今までの経験も思い出しながら、前向きに取り組めています!
いろいろな景色を見たい。そのために、任せてもらえる仕事を増やし、経験を積むこと
ーー東京もあと3ヶ月ですね。大阪へ帰るにあたって頑張りたいことはありますか?
まずは、今学んでいることをしっかり大阪へ持ち帰りたいです。東京へ行く際にも「大阪に戻ったら責任者になってね」くらいの感じで送り出されているんです(笑)。それでいうとあと3ヶ月後には大阪で責任者ができるようになっていないといけないので、しっかり吸収して、残りの期間でまだまだ成長しないといけないなと思います!
ーーものすごいスピードで経験を積んで、すごい環境ですね……!
そうですよね……!今回の異動も、事務をしながら「これからどうしよう」と考えていたときに提案してくださったんです。挑戦してみることで会社にとってもIさんにとってもメリットになるから応援したいと言ってくださって。
会社の都合だけでなく、個人がチャレンジしたいと思うことは全力で応援してくれるのがスポエンなんです。挑戦の後押しをしてくれたり、一人ひとりの適性を見て柔軟に考えてくれたりするのはスポエンの好きなところです。派遣で働いている方でも、やりたいことがあるからと社員に切り替える人も多くいます。社員になることで、デュアルキャリアが使えたり、リーダーを経験できたりするのでメリットは多いかもしれません。
また、人間関係もフラットで良いですね。上司や社長にも壁がなく話しやすいからこそ、やりたいことや考えていることを伝えやすい環境ができているんじゃないかなと思います。
ーー最後に、Iさんがこれから頑張りたいことを教えてください!
直近で頑張りたいのは、今東京でやっていることをしっかり身につけ、大阪に持ち帰り業務を広げていくことです。
今後の目標は、まさに今考え中で。というのも、今している仕事が楽しいからこそこれからどうしようか悩んでいるところなんですよね(笑)。とはいえ、今までの経験を活かして仕事ができればいいなと思い描いています。例えば、営業と事務のどちらの経験もあるからこそ、この二つの業務の架け橋になる何かができればーーなど。
私自身、仕事内外かかわらずいろいろなところに行きたいし、いろいろな景色を見てみたいと思うタイプなんです。今後も、同じことをして留まるのではなく、さまざまな経験をしていければ嬉しいです。ゆくゆくは、出張などでもっといろんなところにも行ってみたいです。そのためには、そんな仕事を任されるくらい今まで以上に成長していかなければと思いますね。
今やるべき目の前の仕事に集中しつつ、できることや行ける場所を増やせるように頑張ります!