日本リック社員インタビュー
日本リックで活躍している社員一人一人を紹介する社員インタビューコーナーです。
第6回目は2017年に新卒で入社した安澤航さんです。
ひと昔前、どんな学生でしたか?
経済学部でファイナンスを中心に学びました。
毎朝耳にするニュースや新聞等で取り上げられる経済事情が、学んだ知識と結びついて理解に変わる瞬間が非常に印象的でした。
学生時代(就職活動時)に目指していた、志望していた業界は?
大学入学当初は経済学部ということもあり、金融関係を考えていました。
ただ自分の就職先についてしっかり考えだすと、あまり興味をひかれないことに気づきました。
ひとまず自分の専攻などは抜きにして、自分が興味を持ち何か期待するようなものがあると感じたら何でも調べて深堀して、特定の業界に絞ることは途中からやめました。
自分がそれまで生きてきた年数以上に続ける必要があることを決めるにあたって、選択肢はできるだけ広く取りたいと考えたからです。
日本リックに入社を決めた理由、リックの魅力とは?
母校で開催された学内企業説明会に、日本リックの社員の方が参加していて、詳しく話を聞くうちに人材派遣という仕事の可能性に興味を持ちました。
すでにいくつか説明会に参加する中で、テンプレじみた自社の紹介と質疑応答に辟易していたところでした。しかし日本リックの社員の方に、自分の想像する仕事に対する考え方を伝えると、アドバイスをいただきました。また、就職に対する考え方などを議論させていただきました。
今でも記憶に残る体験です。この瞬間が私の入社の決め手となりました。
また、そういった方々と共に仕事したいとも思いました。
現在の仕事内容は?
とある企業のグループ会社で、社外正社員として、お客様へOA環境におけるセキュリティ対策の提案・設計・構築などを行っています。
仕事のやりがい、醍醐味・面白さって?
事業を進めていくうえでは課題が発生しますが、これに対する理想的な答えがその組織にとって最適な答えとは限らないところです。
社会情勢や予算・時間の都合、設備の限界など様々な制約があるなかで、取れる選択肢の中からより良い方向へ向かえるように調整していくところにやりがいを感じます。
逆にこの仕事をしていて大変だと思うことは?
あらゆる情報にアンテナを強く張っておく必要があることです。
たくさんのサービスや技術にあふれ、また日々アップデートがかかるデジタル社会で、何かに決めるというのは勇気がいることがいることだと思います。検討が漏れていないかなど不安になりますが、時間は止まらないので悠長に考え続けることもできません。
常日頃からどういう経緯で環境に置かれていて、今どういうことが起きて、今後どういう方向へ進んでいくのか踏まえておかないといけません。
将来の夢やキャリアビジョンは?
以前の現場で情報セキュリティに興味を持ち、「いつか自分も」と思っていたところ、今の現場で業務することになりました。
次のステップはまだ強く思い描けていないですが、ひとまず今の現場で存在感を出せるようになっていきたいです。
ほかのメンバーとのコミュニケーションは、どのように取っていますか?
現場が違うのでなかなかこまめにコミュニケーションをとるというのは難しいですが、社内teamsの雑談チャンネルで日々見知った情報や興味を持ったものを発信したりしています。
ただ見流すだけではなく、自分なりの言葉や感想を添えて、自分へのフィードバック兼布教活動のようなスタンスでやっています。
一読してなにか掴んだような気はするものの、誰かに伝えようとしてもうまくいかないことはままある話なので、「チャットに落とす=言語化できるレベルまで把握する」ということなので、自分なりの言葉でもきちんと文字に起こすことが大事だと思っています。
また何気ない話題と思いきや、業務につながってきたりすることがあるので、特に投稿する内容がどうとか考えず、共有したいと思ったものがあれば発信しています。「これとこれってつながってるんだ」と気づいても、それが生かせない時まで進んでいた、なんてパターンが一番もったいないと思います。
個人的に日本リックの好きなところを教えてください
皆さんいろんな現場に出ていらっしゃるので、そうした現場の生の声を聴けるのは良い環境だと思います。
どうしても自分の専門外の事は、本やネットの情報を参照する必要があると思いますが、互いに補い合ってアドバイスなどできることはいいことだと思います。
今後ESGをどのようなチームにしていきたいですか?
気づかぬうちに少しずつESGメンバーが増えてきたようで良いことだと思うのですが、昨今のような情勢でまだあまり実感がありません。
とはいえ、未だコロナが猛威を振るっている中、たくさんの人が集まって何かやるというのははばかられますので、チャットツールなどをもっと積極的に使ってそうした感覚のずれがないような、個々の存在感が強いチームにしていきたいです。
就活生へのメッセージ
どれだけ入念に調べても、実際に入社するまではその企業をよく知るのは難しいです。
限られた時間で一生を左右する選択をすることはなかなか勇気のいる事ですが、それでも社員と直接お話しすることで見えることはたくさんありますので、ぜひ説明会などに一度お越しください。
人事という性質上、とかく企業側上位な印象を持つ方もいらっしゃいますが、求職者側も企業を評価するという点では対等な立場にあるということを忘れないでください。