【FHS代表インタビュー】どんな人と一緒に働くかで、人生は豊かになる。人としての在り方を最も大切にする、CEOの信念とは。

キャリアパスやリアルな素顔をインタビューで深堀する企画【リアルボイス】

特別編として今回はCEOの松盛孝司に、これまでのキャリアと今後FHSが目指す未来について話を聞きました！

今までのキャリアを教えてください

卒業後は建築業界に携わっていましたが、その頃は仕事にやりがいが持てず、飽き性な性格もあり何度か転職もしました。20代前半で、同グループ企業に中途採用で営業職として入社をしたのですが、その時の面接で1人の上司に出会ったのが、人生の転機でしたね。

営業にはそこまで興味が無かったのに、その方の仕事観や人生観を聞いたときに心が強烈に揺れて、こういう人の下で働きたいと強く思い、「なんとか雇って下さい！」とその場でお願いしていました。

入社してから、結果がついてこないときもありましたが、指導してくれた方々の愛情が、この会社で働き続けようと思えた理由です。そのおかげで、営業の面白さも沢山味合うことが出来ました。モノを売るのが楽しいのではなく、自分自身の人間力を磨いて、気配り、心配りで人を喜ばせる仕事ですので、お客様からありがとうの言葉をもらえるのが一番楽しい瞬間でした。

マネージャーになり、部下が初めてできて、自分が指導やアドバイスをしたことで、部下が成果を出し、嬉しそうにしてる姿を見て、マネジメントの面白さも感じることが出来ました。

FHSに異動されて、変化したことはありますか？

当時、名古屋支社の営業マネージャーとしてFHSに異動しましたが、大きなスランプを経験して、成果もマネジメントも何をしても上手くいかなかった時に、世の中には能力の高い人が沢山いて、人と比べて自分が至らない部分に悩んでいましたね。

しかも、周りのメンバーのおかげでスランプを抜け出せて売上の成果がでても、心が満足しない毎日だったんですよね。

ちょうどその時に、仙台支社へ支店長として売上げの不調だった支社の立て直しの話をいただきました。じっくり考えて、自分の本来やりたい事は、「人を育てること」「必要とされる組織を作り込む事」だと再確認することができたのでお受けしました。

仙台の支店長時代に、どのようなことを取り組まれたのですか？

営業の技術面だけではなく、人としての仕事に取り組む姿勢や、考え方・在り方が重要だと自分は考えています。そのため様々な研修を行いました。例えば、「他喜力について」「周りの為に動ける人材とは」「仕事のインセンティブは昇給昇格だけではなく、周りから必要とされる事であること」「繋がり」「徳の貯金」「人が見ていないときにどんな行いするか」を学べるようなものです。また、メンバー同士で意見を出し合ったり、とにかく支社を１つの会社だと考えて、一人一人が主体性をもってリーダーシップを発揮できる環境を作ることに、毎日必死でしたね。

少しずつ人が育ち、成果も変わっていき、社内コンテストの支社対抗戦で仙台支社が優勝することができたり、個人で凄い成果出すメンバーが出てきました。立て直し時期に入社してきてくれたメンバーは、今では仙台支店長と東京支店長として頑張っています。僕は“どんな人と一緒に働くかで、人生は豊かになる”と自分の部下全員から教えてもらったと思います。

CEOに就任して、考えているビジョンを教えてください

まず、売上げだけではなく絶対的に社会から必要とされる会社でありたいと思っています。

「この会社の人たちと仕事出来て楽しい。」「この会社の人たちと仕事出来て良かった。」「この会社と協業していきたい。」とお客様や取引先の方々に言ってもらえるような会社や人でありたいと取り組んでいます。

そして、従業員が“この会社で働きたいと思える環境をつくりたい”という思いは支店長時代から変わりません。人との繋がりや助け合うことはとても大切です。仕事を通じて、自分の価値を磨くことで人生がより楽しくなると思っていますし、自分にしかできないことを誰かの為にやりきることで成長すると考えています。仕事の報酬は給料だけでなく、人の役に立てたり周りから必要とされることであると経験できる会社であり続けたいと思っています。

若手マネージャーの育成にも力を入れたいですね。コツコツ何十年働いて、やっと出世できるという環境ではなくて、今の時代の若い世代はスピードを持って成長していきたいという子たちが凄く多いと感じでます。本当に社会に出て世の中に貢献していきたいと思っている人にチャンスを与えられる環境にしていきたい。

エネルギー事業でより世の中に貢献していくために、今は失敗を恐れずとにかく実行する時期です。

今まで、イベント形式でＢ to Cを強味にしてきたスキルを活かし、インサイドセールスや企業との協業事業に今年から取り組み、新たに活躍する人材も増えて活気づいています。短期目標だけでなく長期目標として、WACOMSの開発・製造・ブランディングを日本で成功させて、将来は世界の水不足に悩む地域に貢献する会社を目指します。