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【1年目社員によるEvent Report】体験を、体感に。「今」魅力あるカルチャーを世界へ発信するTOKYO BEYOND BORDERLESSに行ってきた

こんにちは!株式会社AAB 入社5か月目の河合です。

先日、仲間のイベント会社である㈱エクシード東京さんより、15周年記念イベントへご招待いただきました。前職は全く別業界でデスクワークがほとんどだったため、今回お声がけいただいた際、「こんなイベントを体験できるなんて、イベント会社っぽい!」とわくわくしました。 

弊社は海外(ASEAN・欧州)向けのインバウンドプロモーションを数多く手がけているので、「企画に使えそう」「インバウンドに受けそう」というネタ探し目線で、イベントに参加してきました。

よかったら読んでみてください!

東京から世界へ!体験型でカルチャー発信

今回行ってきたのは、㈱エクシード東京さんの15周年イベントとして企画された「TOKYO BEYOND BORDERLESS」。日本橋のビル一棟を丸ごと貸し切り開催されました。

「インバウンド」「ナイトエコノミー」「大人が鑑賞できるエンタメコンテンツ」「東京(国内)ローカルから世界へ」「体験型観光コンテンツ」「日本初のポップカルチャー」といったキーワードをコンセプトに、「今」魅力ある音楽+アート+食+ポップカルチャーを、東京から世界へ発信する体験型Show case event。バーチャルでは不可能な「五感+α」で楽しめるイベントでした。

【会場】
THE A.I.R BUILDING 日本橋 | ジ.エア ビルディング (theairbuilding.com)

【主催】
TOKYO BEYOND BORDERLESS 実行委員会、一般社団法人 GOSMAC・一般社団 法人柔和の会・一般社団法人 グローバル価値共創研究所(GVCCL)

【コンテンツ】

音楽あり、アートあり、美味しいものありで盛りだくさんのイベントでしたが、私が気になった3つのコンテンツをピックアップしてレポートします。

Pick Up Report①:
「日本の伝統遊び」×「ポップカルチャー」を掛け合わせた
キャラクターワークショップ(けん玉・福笑い)/good mood BUDDYMATE

受付を済ませ、細い階段を上って2階に行くと・・・

日本のポップカルチャーを体験できるオリジナルコンテンツとして、キャラクタースタジオ good mood BUDDYMATE が手掛ける3つのキャラクタープロジェクトをモチーフにしたけん玉と福笑いがありました。

描かれているキャラクターたちは、三種三様、まったく異なる世界観です。
実は彼らにはそれぞれ、個性的なストーリー設定があるのです。


 けん玉といえば普通は丸いですが、キャラクターけん玉は、重心が偏っていたり、耳がついていてお皿にはまりにくかったりするので、見た目以上に難しいのです。なかでも、耳があるためいちばん難しそうだった「ニニコ」を、筆者はなんと一発で成功させることができました!意外にも最難関は、左右の重さが均等でない「STAMPI」でした。チャレンジしている様子も動画にしているので、ぜひご覧ください。
けん玉は海外のストリートカルチャーでも人気だそうなので、インバウンドプロモーションのイベントでも気軽に体験してもらえそうです。 

福笑いについては、目隠しのためにキャラクターの目を装着するのが面白かったです。写真撮影してSNSにあげたくなりますね。可愛らしいポップな顔が人気な東南アジアなどで、特に受けそうなコンテンツだと感じました。
キャラクターからは離れますが、もし福笑いで日本の伝統をよりアピールしたい場合は「歌舞伎の隈取」にするという展開もできそうです。

【アーティストプロフィール】good mood BUDDYMATE
個性あふれる世界観が魅力のキャラクター制作スタジオ。2023年9月にキャラクターをローンチ後、「事前告知なし」「キャラクター認知ゼロ」の状態にもかかわらず、『ラフォーレ原宿 愛と狂気のマーケット』において2ヶ月間に渡りポップアップストアを展開。マーケット内で上位にランクインする月間売上を記録した。
good mood BUDDYMATE lit.link(リットリンク)

good mood BUDDYMATEのキャラクターは、自身の感情・スキなもの・内面にフォーカスされている点で、「令和っぽい!」と筆者は感じました。「日本の伝統遊び×ポップカルチャー」で、けん玉も福笑いも、訪日プロモーションイベントに取り入れたら、お客さんが楽しんで体験してくれそうです。ありそうでなかったコンテンツかもしれません。

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Pick Up Report②:
イラストに触れるとアニメーションが流れる デジタルアクティビティ
寿司タッチ/白A

3Fで展示されていたのは『寿司タッチ』。
「魚から寿司になるまでのプロセス」を遊びながら学べる、体験型の映像作品です。海の中を気持ちよさそうに泳いでいる寿司。触れると、「マグロ~!」「帆立~!」と威勢の良い掛け声が流れます。

フロア案内をされていた白Aのスタッフの方によると、「『寿司タッチ』は、日本食について海外向けに伝えられるほか、日本の子供たちへの食育にもなる」ということです。

動作はシンプルなのですが、最後に寿司が流れ去っていくシュールさや、コポコポと出続けている癒し系の泡など、随所にこだわりポイントが散りばめられていました。全体として水族館のような癒し空間となっており、しばらく居座ってしまった私たち。瞑想にも良いのかもしれません・・ 

【アーティストプロフィール】白A
パフォーマー、映像作家、プログラマー、コンポーザーなど様々な分野のスペシャリストから構成されるクリエイター集団。2002年の活動開始以来、サンリオピューロランド「レディキティハウス」のプロジェクションマッピング、全国の商業施設で展開するデジタル遊園地「アソビバーン」など、多くのデジタルアクティビティを開発。
Embody the idea.|白A公式サイト (siro-a.com)

イベント会場の壁一面に大きく投影すると映えそうです。

また、一緒にイベント訪問した会社のメンバーで盛り上がったのは、「寿司以外だったらどんなテーマに応用できそうか」という話。このようなアイデアが出てきました。
・日本の各地域の特産をテーマにする
 Ex.) おせち料理、伝統芸能(赤べこ、なまはげ)、酒、着物、おにぎり、和菓子(団子、どら焼き)
・日本の風物詩をテーマにする
 Ex.) お花見、夏祭り、紅葉、お正月

『寿司タッチ』は、家族連れが多いモールの中でのジャパンフェアと連動させると、さらなる集客を見込めそうなコンテンツでした。こういったアクティブプロジェクションマッピングは寿司以外のテーマにも幅広く応用できそうですね!

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Pick Up Report③:
和楽器も身近な存在に。
バンドと三味線がコラボレーションしたライブパフォーマンス

各々活躍しているミュージシャンたちが集う!バンドと三味線のコラボパフォーマンスです。

Vo 高畑和久 ㈱エクシード東京代表取締役(←あれっ、本業はこちら?)
Gt 高橋飛夢
Bass 石黒祥司
Drums 田中佑司 
三味線 杵屋栄之丞

【アーティストプロフィール】
高橋飛夢
東京都大田区にてプロのギターリストの父と、芸者の母との間に生まれる。2016年シンガーソングライターとしてデビュー。2019年には渡辺俊美&THE ZOOT16へ加入。2022年よりTHOMAS MARQUARDT(トーマス・マルカート)を結成し活動開始。 近年は、EVISBEATS作品、TOKYO No.1 SOUL SET楽曲への参加、湘南乃風にギターリストとして参加、CM音楽制作、ミュージカル参加等、活動は多岐にわたる。

杵屋栄之丞
1989年生まれ。東京藝術大学邦楽科卒業。歌舞伎長唄三味線方 杵屋五七郎の長男。幼少期から歌舞伎や三味線に触れ、18歳の時に三代目杵屋栄之丞の名を許される。父の元で数々 の歌舞伎公演に出演する傍で歌舞伎三味線音楽を広めるために「手ぶらで三味線お稽古」「三味線ラウンジ」など個人でのイベント企画、学校講座や市民講座なども行なっている。 

バンドのお洒落さと、三味線の雅さ。筆者の好きなタイプのコラボレーションです。
今回のイベントが初対面だったそうですが、三味線が気持ちよく演奏できるような空気感をつくるバンドメンバーの姿勢も伝わってきました。

演奏の後、三味線奏者・杵屋栄之丞さんがされていたお話が印象的でした。
「これから海外向けにももっと発信していきたい。普段どのように、誰に向けて営業していったらよいかが難しく、今回のような『日本のカルチャー発信』のイベントに参加させてもらえるのは非常に嬉しい機会。」

海外の方に三味線を身近に感じてもらうには、海外のイベントでの現地のバンドとのコラボや、学校での三味線体験会の実施など、色々やり方がありそうです。

実質的な面で気になったことは、音量です。バンドの楽器はアンプに繋いでいるため、三味線ではマイク設置しているとはいえ音をしっかり聴かせるのが大変そうだなと感じました。インターネットで調べてみると、三味線にも「エレキ三味線」があるそうです。大きいステージのイベントでバンドとコラボする際は、エレキという選択肢もありかもしれませんね。 

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Other Reports:

ここまで取り上げてきた3つ以外にも、様々なコンテンツがありました。

イベントを体験して・・・

『TOKYO BEYOND BORDERLESS』では、これまでの仕事で関わってきたアーティストを招き、ビル一棟を丸ごと貸し切り、バー運営や撮影、誘導まで、プロの仕事が凝縮されていたように思います。「さすが、イベントのプロたちが実施する自社の周年イベント!」と感じました。

印象的だったのは、バーテンダーをしているお姉さんが、エクシード東京の社員さんだったということです。お酒に大変詳しく手際も良かったので、本物のバーテンダーの方かと思っていました。
経験は積む。けれど未経験のことも一人前にこなす。それがイベントのプロなのですね。 

「面白いイベントを作るには、まず自分たちが楽しむことから。」
そんなイベント会社の気概を感じられるイベントでした。

TOKYO BEYOND BORDERLESSを通して、自分が日本プロモーションへ携わる際の提案の引き出しを増やすことができました。今回のような現場以外に、プライベートでの経験や目にしたイベントコンテンツが後々業務で活きることも多いかと思います。まだ入社して間もないですが、これから業務内外問わず、何事も面白がって吸収していきたいと感じました。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
この記事を読んで、「面白そうな会社環境だな」「海外での仕事にチャレンジしてみたい」「日本のPRをしたい」などと思っていただけると嬉しいです。

株式会社AABは、様々なジャンルの案件に関わりながらスピード感を持って働ける会社です!
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多様に変化する情勢の中で、多様な日本のリソースをローカライズした、リアルな現地プロモーションを実現します。
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株式会社AAB
・設立 昭和62年(1987年)5月
・所在地
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【札幌】 〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西16丁目1-323 春野ビル3F
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・関連会社 株式会社AABインク(企画会社)
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      株式会社ワーキングボブ(イベント運営会社)
・社員数 25名(日本国内・国内グループ企業含む)/20名(海外拠点、グループ含む)
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