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【あびら職員#18】「町民の要望を叶えるには」を考える。基盤整備を通じて農家をサポート

<プロフィール> 苫小牧市出身。大阪の大学を卒業後、平成29年に安平町役場へ入庁。産業振興課土地改良・林務グループに所属し、農業関係の補助事業や、農業用施設・農業用水の管理など、農地の基盤整備に従事。特技は、大学生までやっていたアイスホッケー。2児のパパで、休日は子どものストライダー(ランニングバイク)の練習に付き合ったり、スケートボードに乗ったりと、充実した時間を過ごしている。

引っ込み思案だった幼少期

小さい頃は一人でいるのが好きで、引っ込み思案の子どもでした。小学校2年生からアイスホッケーを始めたのですが、知らない人ばかりで最初は行くのが嫌でした。それくらい人見知りだったんです。

父との猛特訓で上達したアイスホッケー

アイスホッケーでは、勝ち負けよりも個人の技術を磨くことに面白さを感じていました。「上達したら、もっとこの競技を楽しめる」と思い、アイスホッケー経験者の父と学校に行く前に猛特訓。練習のおかけで、どんどんスキルが向上していくのが楽しかったです。レベルの高いプレーを追求し、高校・大学は強豪校へ進学。学生時代はインターカレッジで準優勝するなど、納得のいく結果を残すことができました。

▲関西大学時代にアイスホッケーをする様子

卒業後は公務員を目指してUターン

大阪の大学を卒業後、就職のために地元に帰ってきました。公務員を志望したのは、教職員の両親の影響です。子どもとの時間を大切にしてくれる2人の背中を見て育ったので、仕事もプライベートも充実できる働き方に魅力を感じていました。アイスホッケーの練習で安平町を訪れたことがあり、幼少期から身近な場所だった安平町役場に入庁しました。

▲娘がスケートボード体験をする様子

農家さんをサポートする、農地の基盤整備

入庁後から現在まで産業振興課に所属し、農業関係の補助事業や、農業用施設・農業用水の管理などを担当しています。専門的なことが多く、最初は右も左も分からない状態でしたが、先輩に聞きながら1つずつ仕事を覚えていきました。

記憶がないほど忙しかった、胆振東部地震の対応

入庁して2年目の時、胆振東部地震が発生しました。ダムに影響がないか点検を行ったり、農業水路を一つひとつ見て回ったり。この期間に普段管理しているほとんどの施設をまわり、仕事を覚えることができました。

1〜2ヶ月は働きっぱなしで、当時のことはあまり記憶がありません。それくらい安平町の職員が一丸となり、もと通りの生活を取り戻そうと必死に復興作業に従事しました。

▲農業用水の取水施設点検作業中の写真

分からないことが聞きやすいアットホームな職場

産業振興課は気さくな人が多く、和気あいあいとした雰囲気で仕事をしています。上司とも仲が良く、業務上で分からないことも聞きやすい環境です。最近は新しい職員が配属され、自分が教える立場になることも。それぞれの業務にはどんな意味があるのか、順序立てて説明するよう心がけています。

できるだけ叶えたい、町民からの要望

仕事で大切にしているのが、相手の意見を否定しないこと。町民からの要望が届いたら、どうやったら実現できるかを考えるようにしています。

以前、農業用水の提供時期について、農家さんから「いつもより早めに提供してほしい」という声が上がりました。その時も「こういうやり方だったらできるんじゃないか」と、できる限り可能な方法を自分なりに考えて上司に提案しました。

「挑戦すること」を得意に

役場の仕事といえば、窓口対応や事務作業をイメージしがちですが、挑戦する人が多いのも安平町役場らしさの一つです。私にとって「挑戦」は苦手な分野なので、一緒に働く職員から刺激をもらい、やりたいことを見つけて新しいことに挑戦していきたいです。

役場を志す若者に向けて

小さなまちの役場なので、幅広い業務を経験できます。困った時は助けてくれる良い先輩ばかりです。職員とのコミュニケーションを大切に、気負わず働いてもらえればと思います。

安平町役場では一緒に働く仲間を募集しています
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