安平町役場の職員がまちの魅力を語る新企画「あびらのココが好き」。第二弾は、住民サービス課住民サービスグループに勤務する木下瑞己さんです。2歳のお子さんがいて、これから2人目を出産予定の木下さん。働くママとして、安平町の子育て環境について話を聞きました。
<プロフィール>
木下瑞己(Kinoshita Mizuki)
北海道早来町(現・安平町)出身。平成28年に安平町役場に入庁し、健康福祉課で受給者証の発行や医療費の手続き業務などに2年間従事。その後住民サービス課へ異動し、ぬくもりの湯の管理や、戸籍や住民票の登録など窓口全般の業務を担当する。趣味は、野球好きの夫・息子と楽しむ野球観戦。
ー 木下さんは現在子育て中ですが、安平町のどんなところに魅力を感じていますか。
やはり、のびのびと子育てできるところです。広場や遊具があるときわ公園でピクニックをするなど、自然が豊かで子どもが思いっきり遊べる場所があるのはありがたいですね。
ー 親子でよく出かける場所はありますか?
「道の駅 あびら D51ステーション」へ行くことが多いです。息子は電車が大好きで、展示されているデゴイチを見ると大喜びしてくれます。他にも、ぴょんぴょん飛び跳ねて遊ぶことができるふわふわドームや、本物の石炭で動くミニSLの乗車体験など、子どもが楽しめるコンテンツが充実しています。フードコーナーやベーカリーがあり、お腹が空いたらひと休みできるのもうれしいポイントです。
※ミニSLの乗車体験日は「道の駅 あびら D51ステーション」HPをご確認ください。
ー ご自身も、幼少期は外で遊ぶことが多かったんですか?
子どもの頃は星を見るのが好きで、公園でレジャーシートを敷いて天体観測をしたり、いつも自然が身近にありました。自分が育ったのと同じように、子どもにもこのまちで元気いっぱいに育ってほしいという思いがあります。
ー 安平町は教育に力を入れていますが、その点はいかがでしょう。
私の息子ははやきた子ども園に通園しています。ここでは、ポニーやニワトリを飼育したり、畑で野菜を育てたり、「本物に触れ、豊かな感性を育むこと」を大切にしています。嫌いな野菜も、子ども園で育てたものだというと食べてくれるんです。
ー 充実した環境が、子どもの成長を促進させる。素敵ですね。
子どもの成長が早いのは、先生の丁寧な指導のおかげだと思います。「そろそろトイトレをやった方がいいですよ」といったように、一人ひとりの発達段階に合わせて提案をしてくれます。
ー 頼れる先生がいて、安心して子どもを預けられるのも助かりますよね。
そうですね。「安心」という点では、子どもたちの写真がアップされるアプリを通じて、子どもたちの活動を知ることがでるシステムがあります。仕事で一緒に過ごす時間が短い分、日中の様子が見えやすいのもうれしいです。
ー 入園前は、子育て支援センターにも通っていたそうですね。ここはどのような場所なのでしょうか。
はやきた子ども園に併設された子育て支援室で、0歳から未就園児を対象に開放されています。一言でいうと、子育ての情報がキャッチできる「ママの味方」のような場所です。
ー 「ママの味方」というと?
コロナ禍での出産で心細かったのですが、ここに行くと自然と地域とのつながりをつくることができました。分からないことをサポートしてくれたり、先輩ママが声をかけてくれたり、気軽に相談できる場所があるのは心強かったです。
また、年齢にあわせておもちゃをおすすめしてくれるアドバイザーがいて、初回登録料3,000円で卒園まで何度でもおもちゃをレンタルできるサービスがあり、お家の中でも楽しく遊ぶことができました。
ー 仕事の両立と子育ては大変だと思いますが、どのようにバランスを取っていますか。
現在は時短勤務で働いており、職場のみなさんに助けられています。体調不良で予定より早めに産前の休みをいただくことになった時も、みなさんからあたたかい言葉をかけていただきました。今は人員が多いので、息子の発熱や緊急の迎えが必要になった際に仕事を引き継げるメンバーがいるのもありがたいです。
ー ママにとっても働きやすい環境なんですね。最後に安平町役場を志す人にメッセージをお願いします。
子育てに理解がある人が多く、女性が働きやすい職場です。育休・子育て休暇は、あわせて最長3年間取得することができます。子どもが生まれてライフステージが変わっても同じ職場で働きたいという人にぴったりだと思います。