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愛から生まれた「zoomビデオコミュニケーション」

世界ストーリー図鑑の第4段は、zoomビデオコミュニケーションを分析していきます!

Zoomビデオコミュニケーションズは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼに本社をおく企業で、クラウドコンピューティングを使用したWeb会議サービスZoomを提供する。 引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/Zoom

2020年3月現在、世界2億人が使っている「zoom」。在宅ワークやオンライン飲み会などで、一度は使った事があるのではないでしょうか??そんなzoomを開発した「zoomビデオコミュニケーションズ社(以下、zoom社)」は一体どんな会社なのか!裏側に流れるストーリーからどんな会社であるか分析していきます。

zoom社のストーリー


Care、ペイフォワード。誰にでも自然に浸透。

高品質な音やビデオによる良質なコミュニケーションを可能にした卓越した技術力はもちろんですが、徹底的に人の幸福を考えてきたことが、zoomの品質と急速的な広がりを実現したと考えられます。創業者であるエリック・ヤン氏が「人生の目的とは幸福を追求することであり、永続的な幸福は他人の幸せを生むことで得られる」と話しているように、あくまでも目的は人の幸福を実現することというカルチャー が徹底的にプロダクトや組織に根付いているのでしょう。

簡単に始められる繋がれるユーザー体験に見られるように、ユーザーの幸福を実現することを徹底的に考え抜きユーザーを愛することによってzoomが愛され、他の愛する人とのコミュニケーションに自然とzoomが選ばれ使われていった。そんな気がしてなりません。サービスの着想も、エリック・ヤン氏が遠距離恋愛中の恋人ともっと話したい。そんな素朴な思いから得られたようです。

理念・信念・質を貫く。真面目で謙虚

ビデオコミュニケーションツールの中で圧倒的後発としてスタートしたzoom社。しかも競合したのはgoogleやマイクロソフトなど大企業中の大企業でした。もはや勝ち目がない市場と見られ投資も幾度となく断られたようです。ですが、zoomは常に顧客に目を向け続けました。自分たちの目指すCareをユーザーは体験できていない、これは自分たちこそが解決する課題であると脇目も降らず走り続けてきました。周囲の声をものともせずに、ユーザーの幸福の実現する事を貫き通すストーリーがあったと思います。エリック・ヤン氏ご自身の入国審査に9回チャレンジした経験もこのストーリーにつながっている気がします。

特徴を表すパターンと役割分担

その人の特徴を表すパターンと役割分担も分析していきます。


パターンとは、人生の中で何度も起きる同じような結果をもたらすプロセス(過程)のこと。本人にはデジャビュ(以前に同じ事が起きたような感じ方)のように感じられ、想定した通りの結果になる一連の経験。

顧客やスタッフのcareを常に貫けたのには、頭が固い!と言われるくらいの愚直さや、尽くしすぎてしまうほどの愛情があったのではないかと思います。外資系ベンチャー企業がよくやるようなきらびやかなパーティをやるのではなく、プロダクトで示す!背中で見せる!そんな硬派な一面があるのかもしれません。
また度重なるセキュリティ問題などにも見舞われています。そんな問題も、自分たちを成長させる試練として捉え、歯を食いしばり楽しみながら超えていったのだと思います。


役割分担とは、3人以上の人間が集まった時、基本的に自分が取りがちな人間関係での役割

利益や時価総額に注目が行きがちなIPO企業の中でも、異質な存在だと感じました。売上利益ではなくて、自分たちが実現したい本質を、未来を、社会に世界に問いかける。そんなメッセージを感じます。
ビデオコミュニケーションによるオフラインからオンラインの新しい働き方を実現し、新たなコミュニケーションの在り方を予感させてくれています。それは、これからの実態のない拡大成長ではなく、本当に人間がやるべき、あるべきものは何か?そんな新たな時代の先導をしてくれているような気がします。そんなメッセージは、売上!成長!で疲れてしまった現代人にホイミをかけてくれるような温かい優しさを届けてくれているような気もしますね。

参考文献
エリック・ヤン氏インタビュー
https://techblitz.com/zoom-ceo/
https://36kr.jp/11229/?fbclid=IwAR03mfdXoZGTIh-m_3zpcHE-lu6lm8lRjn1VH61RX45I372W7b4fxvEoB2Y
Zoomビデオコミュニケーションズ wiki
エリック・ヤン氏wikipedia
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