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【社員インタビュー Vol.24】自身の介在価値を高めたい。専門商社からスタートアップへ、未知の領域への挑戦

▼安達剛紀(あだち・たけのり)
大学卒業後、1社目で航空宇宙関連品を扱う輸入専門商社に入社。約5年間営業として国内重工向けに航空機部品や機器、エンジンの輸入代理店販売に従事。海外メーカー製品の仕入れから重工系メーカーへの製品販売・促進、納品業務そしてアフターフォローと一気通貫した業務を経験。入社4年目に、支店の営業管理を任命され他支店へ異動。2024年3月に2社目としてアダコテックへジョインし、現在に至る。

ーーー本日はよろしくお願いいたします。まずはじめに、少しさかのぼって1社目に選んだ会社のお話をお聞きしたいです!どのような経緯で入社されたのでしょうか?

就職活動をしていた当時、自身の中で会社探しの軸が2つありました。1つ目はグローバル市場で需要があるか、2つ目は成長性のある事業であるか、というポイントです。色々な会社を見ていましたが、就職活動の中でたまたま幼少期から好きだった航空機に関連する商材を扱う会社を紹介してもらい、ここだと思ったのが入社のきっかけでした。輸入専門商社であるという性質上、グローバルに活躍できることに加え、最先端技術が詰め込まれた航空宇宙品を扱う点で、成長性に関しても申し分ないと感じました。専門商社ということで、全く興味のない事業への配属といったリスクがないというのも魅力的でした。

ーーー運命的な出会いだったんですね!1社目(前職)ではどのようなご経験をされたのでしょうか?

顧客や仕入先メーカーとの取引折衝をはじめ、代理店営業に関連する業務は一通り経験することができました。また当時エンジン保守をメインに行う顧客を担当していたためエンジン部品を扱うことが多く、組込製品選定やアフターフォローの際に技術系の方とお話しする機会が多くありました。初めて触れる技術が多かったためキャッチアップしようと自分でも勉強をしましたが、顧客の技術者の方からも技術的な知識を丁寧に教えていただけました。ボルトのような部品一つとっても多種多様で、その役割や形状・材質の違いからくる性能の違いであったり、エンジン系の機器に使われる電子部品の役割とそれらの構造など、現物を前に説明頂くといった経験は貴重だったと感じています。

ーーー航空機に興味がある方であればかなり魅力的なお仕事に思えますが、その中で転職を考えられたのはなぜなのでしょうか。

自分の市場価値を高めたいと感じたことが転職を考え始めたきっかけです。当時の業務内容は契約事がメインで技術に関しては口出しをしないスタンスでした。またとてもありがたいことに顧客側からの引合いが多く、自分自身の存在意義や介在価値を見いだせなくなってしまいました。既に市場において需要と供給がマッチしている製品の取り扱いに終始するだけではなく、自分自身が介在することで何か新しい価値・サービスを提供できる人間になりたいと考え、転職活動を始めました。

ーーーアダコテックとはどのように出会い、入社を決意されたのでしょうか?

何人かの転職エージェントさんと面談をしていましたが、とあるエージェントの方に、私のキャリアで向いているのはベンチャー・スタートアップ企業ではないかと、ご提案いただいたことがきっかけでした。その方に複数企業を紹介いただいている中で、アダコテックをご紹介いただき、興味を持ちました。

入社の決め手はズバリ、前職での経験の中で感じた「検査・検品に対する課題感」がぴったり一致したことでした。前職では輸入品の検査・検品、顧客からのクレーム対応も経験しており、その中で検査・検品の難しさや、個人の判断に依存する検査業務の課題に直面しました。例えば、とある部品についた微かな傷を出荷側の検査員が傷ではないと判断したとしても、客先の受入側の検査員がこれは傷だと判断することがあり、そこで認識合わせの調整が発生します。それでは出荷側の検査の意義すら薄れてしまいます。そもそも、不良品の見逃しをしてしまう可能性も考えると検査員へのプレッシャーは計り知れません。

このような課題に対して、アダコテックの有する技術で解決できるのではないか、また同じような課題をもつ顧客層が多くあるのではないかと思い、需要を生み出せる可能性を感じたことで入社の意思を固めました。

ーーーまだまだスタートアップフェーズのアダコテックですが、不安な点などはなかったですか?また入社して実際に働いてみた感想や、入社前後でのGAPを感じたことがあれば教えてください。

自分自身スタートアップ企業への転職は正直考えもしていなかったのですが、不安はありませんでした。どちらかというとこれまでの経験を活かせそうな点と、製造業SaaSという自分にとって新しい領域への挑戦にわくわくしていました。もちろんトータルすると未知の領域ではあったため、知識面での不安は少なからずありました。

実際に入社してみて、チームで動くといったことをとても重要視していると感じました。あくまで個人的な意見ですが、メンバー個々の「チームワーク」を重んじる企業人としての経験値の高さからもスタートアップらしからぬ一面を感じ、良い意味でGAPに感じました。

ーーーこれからアダコテックでどのようなことを成し遂げていきたいですか?

「検品業務の自動化」という分野はまだまだ課題が山積みですが、ひとまずはアダコテックの製品をより多くのユーザーに広めることが目の前の目標です。そのためには顧客課題を把握し顧客に寄り添った営業と、その課題に応じたプロダクトの開発と改良が必要だと感じており、私自身もプロダクト開発に貢献できるように多方面の知識を勉強しなければなりません。まだまだ学ぶべきことや身に着けるべきことがたくさんありますが、一つ一つ楽しみながら課題を乗り越えたいと思います。

ーーー最後に、安達さんはどんな人と一緒に働きたいですか?

課題や問題ごとを恐れるのではなく、前向きに解決に取り組む意気込みのある人、ですかね。課題はそこら中にありますし、それに対して決まった打ち手があるわけではありません。また突発的な問題も発生します。そうした状況でいかに対処するか考え、行動し、成功した時に喜び、失敗しても別の打ち手で再度挑戦する、なかなか難しいかもしれませんがそうした心持ちで取り組める人からは一緒に仕事をしていて勇気を与えられます。自分も頑張ろう!と。会社としてもこれから拡大期を迎えるアダコテックで、ぜひ一緒に製造業を変革しませんか?みなさまからのご応募、心待ちにしております!


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