なにをやっているのか
さくら構造株式会社は、日本でトップクラスの売上と設計実績数を誇る、構造設計事務所です。
数多くの地震被害が発生している日本において、これからも安心して暮らしていくために、私たちが本当に届けたいことは「日本の住まいに地震から守り、強い暮らしをつくる」こと。
私たちは高い設計技術と「日本を変える」「構造設計の価値を上げる」という情熱を持ち、すべての人に期待以上の安心を届けられる「日本一の高耐震設計グループ」を目指しています。
■構造設計とは?
建築設計というと外観や間取りのデザインを思い浮かべる人が多いですが、それだけでは建築設計は成り立ちません。建築設計には、建物のデザインを考案する「意匠設計」、強度や安全性の高い基礎や骨組みを設計する「構造設計」、そして電気や空調、配管などのインフラを手がける「設備設計」が三位一体となる必要があります。意匠設計は目に見えるデザインを、設備設計は生活に直結するインフラを担当しますが、外から見えない構造設計を意識する機会はほとんどありません。しかし、いざという時に大切な命と資産を守るのは、構造設計だけなのです。
■実績と今後の展望
北海道・東京・大阪に拠点を構え、これまでの構造実績は全国7,000件以上におよびます。
レンタルオフィス事業など構造設計以外の事業も含めたグループ全体の直近売り上げは20億円弱に達し、ゆくゆくは売り上げ100億円を目指しています!
▍建築業界の商流に変革を起こす
構造設計は特殊な分野ゆえ、商流ではどうしても下請け的存在となってしまうことが多いです。
現に、建設業界の上流に構えるディベロッパーにとって、施主様から請け負った仕事のうち、構造設計をアウトソースするのが業界の常識となっていました。
しかし、私たちは下流に甘んじようとは思いません。施主様から直接依頼を受け、デザイン設計事務所と協力しながら案件に関わり、一定の存在感を放っています。
なぜやるのか
■「構造設計は誰がやっても同じ」ではありません。
積雪や地震などに対する安全性能を測る「構造計算」の結果は構造設計者によって異なり、ひとつとして同じものはありません。なぜなら、さまざまな条件を考慮し、建物に最適な構造形式と安全性を確保するためには構造設計者の技量や経験、倫理観が不可欠だからです。「高耐震を、あたりまえに」をミッションとして掲げている当社ですが、構造設計の技術は誰もがあたりまえにできるものではないのです。
■MISSION■
「高耐震を、あたりまえに」
経済性と耐震性を両立できる工法を開発し、すべての建築物を高耐震化することに取り組んでいます。
■VISION■
「日本の耐震技術を世界に広め、構造業界シェアNo1.になる」
日本の耐震技術は世界最高レベルにあります。世界のどこかで私たちの技術が役に立つことを夢見ています。
■POLICY■
「構造設計者の価値向上」
建築物の安全性を担う唯一の仕事に誇りを持ち、構造設計者の価値を発信し続けます。
■起業から今につながるストーリー■
世の中で耐震偽装事件が起きた2005年、代表の田中は個人事業主として構造設計に携わっていました。
その当時構造設計について情報発信をしている技術者はほぼおらず、ブログで情報発信していた田中は奇しくも事件をきっかけにメディアから注目を集めることとなりました。
これをきっかけに、耐震基準や構造設計の重要性を広め、さらには技術者の価値を高めたいという想いが高まり、法人化を決意しました。
▍さくら構造独自の高耐震基準「TSUYOKU」
建築基準法を守っていれば安心という過大評価を払拭し、すべての人があたりまえに高耐震の家を選択できるようにしたいという願いから生まれたのがさくら構造の高耐震基準「TSUYOKU」です。
構造設計の専門家によるコストパフォーマンスに優れた高耐震設計により、耐震基準の上をいく「地震に強い家」を実現します。
どうやっているのか
■SAKURA VALUE■
さくら構造では、9つから成る「SAKURA VALUE」を掲げています。全ての社員がこのVALUEを心に留めて、仕事に邁進しています。
01 Promise(約束を守る)
02 Health management(体調管理は仕事の一つ)
03 Cooperation(仲間を信頼し、助け合う)
04 Playful(遊び心で、心に余裕を)
05 Exceed expectations(常に想像し、期待を超える)
06 Spirit & Toughness(気合と粘り強さ)
07 My own place(自分の居場所を作る)
08 Care about peers(仲間を気にかけ、孤立化させない)
09 Social contributions(この道を行けば分かるさ、社会貢献)
■事業の特徴■
・不要な部材を減らし、最適化された設計
構造設計の分野では、「法律で定められた基準値をクリアすれば良い」と考えられています。
もちろん、基準値の10倍や100倍に達するだけの資材をつぎ込めば、安全性が高まりますが、コストが嵩むのがネックです。
私たちは、建築基準・耐震基準・コストの最適化を図るため、下請けとは一線を画す高品質な設計を高価格帯で提供します。その分、基準値を大幅に超えることなく、施主様に高額な費用を負担していただくこともありません。依頼された建物一棟ごとに最適化された価格で「耐震性向上」「安全・安心」を提供できる点が強みです。
■さくら構造の社員たち■
札幌本社・東京事務所・大阪事務所を合わせて、130名近いメンバーが働いています。
着実に作業を進める技術者チームと、それを補佐し支え、時には斬新なアイデアで事業を創出する管理部門という、大きく二つに分かれる職域。どちらも挑戦し続けるというベンチャー精神が、全員に共通する強みです。
▍ユニークな制度
飲み会や懇親会などの費用を補助する「バリューレポート」制度があります。食事会中の写真や、集まったことで起きた変化などをレポーティングして提出すると、食事代金が補助される仕組みです。
急に決まったフランクな飲み会でも、前もって設定した集まりでも、サポート内容に変わりありません。