社員全員で決めた"バリュー"を大切にしている話。 | rayout株式会社
こんにちは!コーポレートの五十嵐です。突然ですが!企業にはそれぞれ理念や使命、価値観などを表した「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」がありますよね。実は今年の4月頃、rayoutでもMV...
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こんにちは!rayoutの人事・採用担当の田鍋です。
2019年に設立してから、現在5期目・後半に突入したrayoutですが
コーポレート内に人事の部門を作ったのは今年の4月から。
それまでは代表がほぼひとりで人事・採用周りを担当。
しかも、コーポレートメンバーの私も五十嵐も人事は未経験。
そんな未経験2人による
立ち上げから約半年が経過した、スタートアップ人事の様子をお伝えしていきたいと思います。
まずはvol.1 !どうぞ!
人事のミッション、人事のゴールってなんだと思いますか?
そう考えた時、やりがちなことが「目先の・表面上の」組織課題を解決しようとしてしまうことです。
組織課題を解決することが人事の役目であるのは当たり前の話ですが、
なんのために課題を解決するのか、課題を解決したあかつきにはどのような組織になっているのか。
まずは「理想の組織」= 人事が目指すべき組織 を明確にする必要があります。
rayoutのバリューは社員全員で決めました。そのお話はこちらの記事で詳しく書いているので割愛。
「ミッション・ビジョン・バリューとは人事にとって北極星の様なものよ❤️」
(長年大手企業で人事責任者をされていたHR師匠のお言葉)
今年4月に目指すべき北極星を定め、ようやく人事として出航できるようになったのです。
社員全員で決めたバリューですが、もちろん全て完璧にできている訳ではありません。
元々あった企業文化のようなバリューも大切に残しつつ、
新たにこういう組織になっていきたいという思いも込められていますので、現状実現できていないことも。
その「ギャップ=課題」を全員が改善していけるようにすることが、
我々人事のミッションだと思っています。
とはいえ、バリューの実現には長ーーーーーい時間がかかるので、目先の課題は解決できません、、、
特に人事を立ち上げたばかりのrayoutにはやりたいこと、やるべきことが山積みなのに
バリューばかりに目を向けていられない!!!
とはいえ、冒頭でもお伝えした通り私も五十嵐も人事は未経験。
何から手をつけたら良いかわからない、、、
いやいや!組織全体に関わるのでそういう訳にもいかないですよね、ということで
素直にプロにご相談。
幸運にも代表の友人の方が、人事コンサルの会社を起業し代表を務めていらっしゃったり、
懇意にしていただいているクライアントの方(大手企業で長年人事の責任者をされていた方)が独立し顧問をしてくださるとのことで、
人事コンサル と 人事顧問 この2名の方にアドバイスをいただきつつ進めることに。
理由は下の絵を見ていただいた方が早いですかね。
現在、 人事制度設計の見直し と バリュー実現による組織改革 の 2つの軸で動いています。
イメージでお伝えするとこの絵のような感じ!
どちらも繋がっているものなので、分けて考えるものではないのかもしれませんが
現実問題、人数が増えつつあるrayoutの現状にはどちらも急務。
人事制度については、まずは一般的な考え方や設計の仕方を人事コンサルから学びつつ、
rayoutに合わせてカスタマイズ。
バリューの実現については、rayoutの経営メンバーや社員を良く知っている、かつ
人事としての現場実績がある人事顧問の方にご相談。
上の絵のように、それぞれ並行しながら改修工事をしているイメージです。
制度などもまだまだ不十分なスタートアップは不安、と思われる方も多いと思います。
事実、rayoutは人も組織も制度もまだまだ未熟です。
ただ、rayoutの今のメンバーの中には
4月から人事が発足したから、人事がなんとかしてくれるでしょと思っている人もいると思います。
人事が改善するのではなく、会社内の全員が改善していけるようにすること が人事の役目です。
組織が大きくなってくると
と、環境が主役になりがちですが、主役は環境ではありません。
主役は自分です。
代表を含め、会社に所属する全員がそれぞれが主役。
バリューや人事制度を作り上げていくのも ”人事が” ではなく、
”1人1人が” 主役として作っていってほしい。
そのために、関わってもらえるように、興味を持ってもらえるように、日々試行錯誤を重ねております。
転職する際、どうしても自分が活躍できそうな環境か確認しがちですが
組織が成長過程にあるスタートアップでは図りきれない部分も多いですよね。
そんな時は、どんな組織を目指しているのか
その中で活躍の場を自分で獲得できそうか、チャレンジングな目線でチェックしてみてください。
自分のピースが合う場所を探すだけではなく、
色んなピースを置ける「成長の余白」がある組織へ飛び込んでみるのも悪くないですよ!
次回予告:vol.2『元博報堂講師によるマネジメント層・リーダー研修について!』
お楽しみに!