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現代の働く人を取り巻く環境は、日々劇的な変化を遂げています。 様々な働き方、新たな価値観が生まれ、まさに「個の時代」がはじまっています。 しかし同時に、古くからの価値観や制度も依然多く残る中で、その隙間で苦しみ悩み、 助けを求めている人も多く存在します。 私たちは、そんな現代で悩み苦しむ人のそばに寄り添い、未来を一緒に見ながら、 そっと励ます存在でありたいのです。 ...
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こんにちは!株式会社WILLCO 広報部です!
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国の多くの企業がテレワークを導入しています。「zoom」を使ったビデオミーティングや、Slack、Chatworkなどのコミュニケーションツールを活用するなど、企業によって様々な工夫が見られます。一方で、セキュリティーの問題、コミュニケーション不足、家の中の働く環境など、数多くの課題が残されているのが現状です。
弊社では、3月の後半から徐々にリモートに移行し、4月3日から全社員リモートワークを導入しています。今回は、弊社のコロナショック対策や先の見えない不安に対して今後どう対応していくかなど、人事の川島さんにお話を伺ってみました。
1. リモートワークに対する不安と解消
──全社員リモートワークになるまでの期間がかなり短かったと思いますが、リモートに移行する際の不安はありましたか?
弊社としての不安というより、一般的な会社としての「不安」は主に3つあると考えています。
1つは、ちゃんと働いているかという信頼に関する不安。2つは、4月から新入社員もいる中でチームとしての仲間意識を維持できるのかという不安。3つは、一人暮らしの方や学生も多いので、机や椅子など自宅に働く環境が整えられているか、十分なネット環境はあるかといった設備に関する不安です。
1つ目に関しては、採用の時点で人間性をかなり重視しているため、不安は一切なかったりします。2つ目にも関することなのですが、やっぱり隣の席で誰かが働いている、頑張っている姿を見られないのは一人一人のモチベーションに影響してくるかと思い、リモートワーク中は常にビデオツールを付けっぱなしにするというルールを作りました。
△勤務中の様子
3つ目に関しては、3月下旬から4月頭にかけて少しずつ準備をしました。インターン生を含め一人暮らしの方が多い中、社内での環境と同じような設備を家で整えることは非常に難しいと思います。なので、会社でできることは少しでもやろうと思い、希望者には会社が借りたレンタカーでディスプレイや机、椅子などを自宅まで運びました。多少アナログ式なサポートではありますが、人数が少ないベンチャー企業の強みですね。笑 他にも、貸し出せるネット回線は貸し出し、リモートスタートの時点でネット環境がありませんといったことはないように努めました。
──なるほど!大企業とかだと1000人分のデスクワーク設備をレンタカーで運ぶのは難しいですもんね。重ねて不安に関する質問なのですが、ネットリテラシー・情報漏洩など、セキュリティーに関する不安については社内でどういった対策をとっていますか?
そうですね、WILLCOは人材紹介会社なので普段から求職者の個人情報を扱っています。なので、個人個人のネットリテラシーは高いと感じます。また、社用のPCとスマートフォンを一人1台ずつ配布しているため、ウイルスの心配は比較的少ないかと。
しかし、絶対安心ということはないため、リモートに伴いより厳重な注意喚起をしています。
2. 見直した3つポイントとリモートワークをする上で大切なこと
──ありがとうございます!先ほど『zoomを付けっぱなしにするルール』を設けたとお話にありましたが、他にもリモートに伴った新ルールの設定などはありましたか?
そこまで大きなことは変えていません。チーム単位でリーダーが細かいことは調整しているかもしれませんが、会社として行ったのは3つです。
・基本的に全員10時に出社
・「to do , 日報」の提出を徹底(以前からあったが、より分かりやすく共有)
・zoomで顔を見せる
元より時差出勤制度もあり、そこまで出勤時間を気にしていませんでしたが、移動時間がないため基本みんなには10時に出勤し、zoomで顔を合わせるようにしてもらっています。社長をはじめ、お子さんを持つ社員もいるため、「きっちり10時」ということではなく、そこは柔軟に対応しています。
あと、これは会社として言ったことではないのですが、個人個人がコミュニケーションを取り合おうとしている姿が見受けられます。Chatwork・Slack内でのリアクションが増え、遅くまで作業をしている人がいれば、チームの垣根を超え「お疲れ様」と声かけをするなど、社内全体が自然な形でリモートワークに適応しているんだと感心しました。
リモートワークの一番の懸念点としてコミュニケーション不足が謳われていますが、これを100%補うことは正直言って不可能です。人間って意外と、表情・仕草・声色等から多くの情報を得ているんですよね。これが画面越しだと中々伝わらない。しかし、個人単位でも、チーム単位でもできることはやろう!という意識があるので、それに助けられています。完全リモートに移行し約1ヶ月が経ちますが、今のところうまくいっているのもこれまで培ってきた信頼関係や仲の良さがあってこそだと思いますね。もしかしたら、それが一番大切なことなのかもしれません。
──その通りだと思います。もちろん新システムの導入やルールの設定など、目に見える対策も必要ですが、それも全て「強いチームワーク」があってこそですよね。
△社員の一人が誕生日だった時のzoomの画面(突っ込みどころ満載ですが喜んでくれました〜😆🎉)
3. 非常事態で重要なこと
──自粛要請がいつまで続かわからない、先の見えない不安。あるコメンテーターの方は『50m走かと思っていたが、いきなりゴールのないマラソンを走り続けるようなものだ』とコロナについて言及していました。このような非常事態の際に、会社として大切にしたいことはなんですか?
一番大切にしなければならないのは、「理念や目標をより頻繁に共有し、一人一人が意識すること」ですかね。
「すべての人が、自分らしく幸せに働ける社会をつくる」
弊社の理念を今一度考え、自分たちが今できることを精一杯やる、それに尽きると思います。
──なるほど。人材紹介会社ということでコロナショックの影響を間接的に受ける可能性があると思いますが、売り上げが伸びずモチベーションが下がる社員に対しどういったアプローチを会社でとっていきたいですか?
そうですね。内定取り消しのニュースがある中での転職活動は難しいことです。全体を見るとやはり企業側の採用自体が少なくなっています。そうなると、人材紹介ができなくなるため営業の売り上げが平常時より減ることは間違いありません。
しかし、営業活動において苦戦する状況が続いたとしても、会社に対するモチベーションは下がらないように、別の打ち手を考えることが重要です。
実際、コロナウイルスの影響を受ける可能性が高い事業もありますが、そうではない事業も展開しています。一時的に売上は下がっても、事業ごとに力の入れ具合を変えたり、メディアを最大限に活用したり、いろんなできることに取り組むつもりです。
今まで様々な「危機」に直面してきたので、これまで通り今回の危機に対しても冷静且つ積極的に対処していきたいです。
4. WILLCOのこれから
──ありがとうございます!危機を回避するというよりは、危機という大波に乗る感じですね。最後になりますが、WILLCOのこれからについて、もう少し詳しくお話いただけますか?
予測は様々ですが、これまで通りのビジネスモデルでは、長期に渡り以前のような収益が得られない可能性も出てきます。そうなってくると、多くの会社がビジネスモデルを変える必要が出てきます。例えば、これを機にWeb説明会や面接を行う企業が増えてくるため、それにあった採用のサポートをしなければなりません。そういったことにベンチャーの人材会社として、素早く対応していきたいですね。
また、今年はPHSサービスが完全終了となり、日本中の病院で大きな通信改革が起きるかもしれません。今までITリテラシーが低いとされていた医療現場に、医療用のスマホが導入され、情勢が大きく変わっていくでしょう。それに伴い、時期尚早として過去に断念したアプリ・サービスを発展させ、実用化することも検討しています。
今回の騒動により、多くの企業が甚大な被害を受けている一方で、むしろこれを機に業績拡大している企業もあります。自分たちの身の回りからニーズとチャンスを見つけ、素早く柔軟に対応することで必ず成長を続けられると考えています。私たちはまだ若く小規模なベンチャーで、むしろ身軽に進んで行くことができるので、あまり悲観的にはなっていませんね。
以前とは変わらない思いを持ちつつ、常に新しいことにチャレンジしていきたいです!
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