本社移転から１年が経ち ～その②～

前回の続き。

複数のオフィスビルの紹介を受けて内覧に行き始めたのは2021年7月。
どの物件も
天井が高く、窓が大きく、見晴らしが良く
素敵な空間でした。

しかし、これまでの家賃の4,5倍の高すぎる家賃に気が引けて、仲介会社には「考えます」と移転先探しの動きを一旦止めました。

とはいえ、事業をさらに伸ばすには人材採用は必須。

会社の売上・利益も伸び、給与への反映も進み、会社の雰囲気はとても良くなっていました。
会社の状況は良くなっても、それが外へ発信、表現できてなければ、応募にはつながらない。

人材採用の流れを変えるには・・・
会社のイメージを変える必要を痛感していました。

採用競合に当たる会社はどこも、良い場所に事務所を設け、しっかり人を集めている印象がありました。

そして、半年後にの2022年2月ごろに紹介を受けたのが、大名古屋ビルヂングの「セットアップオフィス」でした。

初回の内覧時にはセントラルタワーズ、ミッドランドスクエア、JPタワー、ゲートタワーと
名駅のシンボル的ビルは、家賃・入居費用の部分で対象から外していました。
（通常、オフィスビルへの入居には、初期費用が賃料の10倍・改装費用は坪50-60万円かかり、求める面積でいえば、3,000-5,000万円程度かかるため。）

それが、「セットアップオフィス」は初期費用は賃料の3か月分。改装費用は賃料に上乗せ。
文字通り、什器がすべて入っており、工事をしなくて良いので、即入居可能。

こんないいプランがあったとは・・・
そして、大名古屋ビルヂングに入居できるなら、これしかない・・・

案内を受けて、すぐに部長陣に伝え、再内覧の機会を決めました。
部長陣との内覧後、賃料に若干の怯えを感じながらも申し込みを済ませ、本社移転が決まりました。

人材採用、企業イメージを上げていくことが目的の本社移転だったので、
2022年7月の移転以降、人材採用に向けて、かなり力を入れて取り組みました。

日々ビズリーチや、リクルートダイレクトスカウトのCMが流れ、
ヘッドハンティング等のスカウト会社が社員にアプローチする環境の中、
採用サイトや媒体掲載のみの「待ち」で優秀な人が採用できる環境ではないので、
移転直前から募集を開始し、採用人事を営業出身者で2名新規で採用し、
「攻め」の採用体制にしました。

そこから、人事と三人四脚で新卒採用含め、スカウトや媒体利用を絶え間なく続けたことで
年間で40名の入社が決定。結果、前年のぼぼ2倍の人数が決まりました。

採用に至った方の内容にも変化があり、30代・40代の即戦力の採用が増えた点。
これまで、20代半ばの未経験や第二新卒が中心だったところから、
前職で成果を出し、そこで物足りなさ、さらにチャレンジできる環境を求めて当社を選んでくれる方が増えました。

売上や利益への変化はこれからにはなってきますが、この一年間、賃料以上の採用パフォーマンスが出たことは間違いなく言えます。

今期は売上については、前年対比で25％増の71億円の着地です。
来期についても同様に20％増を計画しています。

まだまだ人材採用を進めていますので、
関心があれば、
ぜひエントリーいただければと思います。