【日本を照らす燈となる】燈株式会社 代表取締役CEO 野呂侑希 | 燈株式会社
はじめに初めまして、またはお待たせいたしました。燈株式会社代表取締役CEOの野呂侑希です。現在東京大学工学部に在籍!?しております。燈株式会社は年末にかけて、創業ストーリーや転職エントリーをテン...
https://www.wantedly.com/companies/company_8250113/post_articles/468059
燈株式会社DXソリューション事業部のアルゴリズムエンジニア、黒川亮と申します。私は燈株式会社が創業間もない頃から携わり、今年の4月からは正式な社員として働かせていただいております。この度、一つの節目を迎えたことを機に、皆様に燈株式会社の魅力をお伝えしたく、入社エントリーを書かせていただきました。
燈株式会社は、東京大学松尾研究室発のスタートアップであり、2021年2月に創業したベンチャー企業です。私は、その年の5月に入社しました。燈株式会社は、建設業界のDX推進に取り組んでおり、画像・図面・点群・自然言語処理、物理シミュレーションなど、あらゆる最先端技術を駆使しています。また、AISaaS事業にも力を入れており、建設業界を中心に、様々な業界から注目を集めています。建物は人の営みの中心にあります。この業界の発展を支えることを通して日本を照らす燈となることを本気で目指しています。
私は昔からものづくりが好きで社会の役に立ちたいという気持ちを持っていました。物性化学の講義が面白く、教授たちの熱い志に惹かれ物理工学科を選びました。また、機械学習技術に興味を持ち、自然言語処理のベンチャー企業でのインターンを経験したりもしていました。さらに、友人から東大松尾研の機械学習の講座を紹介され、データサイエンスのコンペや最終課題で機械学習技術を実装する経験をしました。この講座を当時運営していた三澤という人物が後の僕の人生を大きく変えるのでした。
2021年5月、私にとっては修士課程一年次が一カ月過ぎたころ、燈にとっては創業3ヶ月というタイミングでした。東大の学科SlackでCTO三澤からメッセージが来ました。
三澤:「最近起業して案件とか取れ始めてるんだけど興味ない?」
黒川:「楽しそう。どんなことやるの?」
楽しそうなので、とりあえず三澤と代表の野呂に会うことにしました。野呂は不思議な人で、サンダルに短パンを履き、その上は裸パーカーという格好だったと記憶しています。ちなみに今も忙しなく短パンで歩き回っています。
本郷EGGという可愛いシェアオフィスで面談がありましたが、そこには洗濯ものが散らかっていて、寝袋もあったので、みなさん暮らしているようでした。
※本郷EGGのイメージです。燈の最先端技術を用いて生成したCG画像です!
そんな感じで面談が始まりましたが、帰る頃にはもうそこで働く気満々でした。何が刺さったのでしょうか。今のように建設業界特化という方針もなく、爆速で成長中というのも直接、具体的な形で目にすることはできない状況でした。
それでも、今の社会に対する問題意識と、自分たちの仕事を通じて社会に差分を作りたいという熱い志に惹かれました。しかも、野呂はそれを具体的にどう実行するかまでを落とし込んでいました。コンサルや受託を通して見つけた課題を掘り下げて、横展開できる状態になったら製品化する。また、自社の得意とする技術ありきの提案ではなく、顧客の課題に沿った解決を提案する。
今では、弊社内でこのことを知らない人はいないでしょう。個別の企業の課題解決をつかさどるDX事業部、技術開発をつかさどるLab、そしてSaaS事業部という3つの事業部が連携しながら会社を発展させていく構想がここに既にあったのです。創業3ヶ月のこの時点でこれだけ明確にスケールするための道筋を設定している人物は類稀な存在でしょう。そう思い、物質科学の実験系の研究室に所属していて非常に忙しい中でしたが、燈に参画することを決意しました。
この決断は自分でも驚くほどの爆速の意思決定でした。
CEO野呂の記事はこちら
私が所属するチームでは、空間利用の最適化を目的とした画像技術の研究開発およびシステム化に取り組んでいます。私たちは、最先端技術を駆使して、デジタルツインを構築しようとしています。デジタルツインとは現実の世界から収集したさまざまなデータをまるで双子であるかのように、コンピュータ上で再現する技術です。チームメンバーの中には、論文の著者と直接連絡を取り議論しながら機械学習モデルの実装に取り組んでいたり、現場で動かすためのIoTエッジデバイスの最適化に取り組んでいる者もいます。
私たちは、燈株式会社が積極的に研究開発に投資していることに恵まれており、自前の計算システムであるAmathや、高精度の測定機器を用いた研究開発を行えています。
また、燈株式会社の社員はAI輪読会に積極的に参加しています。これは社内で行われる取り組みであり、私たちは最新のAI技術について情報交換を行い、知識の共有・習得に取り組んでいます。このような社内イベントにより、私たちはより強いチームとして成長し、より高度な研究開発に取り組むことができています。
CTO三澤の記事はこちら
人はコミュニティーで人と関わり仕事をしながら長い時間をそこで過ごすと、その価値観に染まっていくものです。燈における私もそうでした。燈の中で浸透している価値観を紹介していきます。
燈株式会社では、「志がすべて、質実剛健、凡事徹底、爆速、一致団結、圧倒的当事者意識」の6つの価値観が大切にされています。まず、『志がすべて』は、先の会社紹介でも触れた通りです。また、『質実剛健』は、堅実であることや、飾らない真摯な姿勢を指し、『凡事徹底』は、常に基本に立ち返り、細部まで丁寧に仕事をすることを意味します。これらは会社の運営から、日々のコーディングに至るまで徹底されています。さらに、『爆速』は、素早く行動することを目指す価値観であり、燈株式会社のメンバーはみな仕事が爆速です。そして、『圧倒的当事者意識』は、社員が自らの仕事に責任を持つことや、顧客目線に立って考えることを大切にすることです。このような心構えを念頭にして、問題解決に取り組み、チームで『一致団結』して協力し、仕事に取り組んでいます。
社風や価値観について詳しく書かれたエンジニア富田の記事はこちら
私はこの社風に触れ、その価値観を日々実践することで、自身の成長を感じています。燈にジョインする前の私はただの技術好きでプロジェクトを遂行する能力も仲間と協調して働く意識も能力も欠如していたかと思います。私は燈の特に当事者意識という価値観に染まって行くことを通して、少しばかり面倒見が良いチームプレーヤーに成長したかと思っています。責任の所在が明らかでない仕事を見つけた際、昔の私なら放っておいたでしょうが、今なら積極的に取りに行きます。顧客のために本質的な課題解決をしようとしているので当然です。私たち燈株式会社のメンバーは、こうした価値観を大事にしながら、それぞれが持つ強みを生かし、お互いに切磋琢磨しながら、組織全体として目標に向かって一致団結して取り組んでいます。このように燈株式会社の社風は、個人の成長と組織の成長を同時に促進できるものだと感じています。
爆速で成長中のエンジニア小澤の記事はこちら
最後に総括いたします。燈株式会社は現在、転換期を迎えております。ビジネスやテクノロジーの分野において、特にスタートアップ界隈で頻繁に用いられる「hotspot」という言葉が当社の現状に相応しいと自負しております。この「hotspot」とは、優秀な人材が集まり、多様な価値観やアイデアが交わされる場所を指します。当社においても多様なバックグラウンドを持った人材が一堂に会し、自らの志と燈の志が一致する部分で、メンバー同士互いに切磋琢磨し合い、結束して目標達成に向けて努力を重ねております。燈は歴史物語風に言えば天下の英雄豪傑が集結し天下国家について語り合う場となっているのです。今はまさに日本を照らす燈となるべく戦う時です。是非、読者の皆様にも当社の門戸を叩き、一緒に仕事をしていただけますよう、心よりお待ちしております。