【転職エントリー|燈で働く魅力】CFO郷司真澄 | 燈株式会社
こんな人運動が大好きで、幼少期から毎週スキーにいったり(なお地元は愛知県名古屋市)、小中高はずっと野球をやっていたり。社会人になってからも会社の野球部や所属する国家資格の代表選手をやったりと、勉...
https://www.wantedly.com/companies/company_8250113/post_articles/451632
はじめまして!本記事をお読みいただきありがとうございます。
燈株式会社 DX ソリューション事業部 アルゴリズムエンジニア の富田 祐永(とみだ ゆうな)と申します。
燈は 2021 年 2 月に創業し、2 年強で従業員数 70 名ほどまで拡大している超急成長中、そしてこれからも成長が止まらないスタートアップ企業です。AI をはじめとした最先端のアルゴリズムを実装する技術力に強みがあるだけでなく、ソフトウェア開発力も高く、課題に直に届くソフトウェアの形で提供し[1][2]、建設 DX のど真ん中を走っています。
私は東大の経済学部出身で大学院は情報理工学系研究科(創造情報学専攻)に進学しました。所属は中村・高瀬研究室で、 SFQ(Single-Flux Quantum)回路という極低温環境でのみ動作する特殊な回路を使用したコンピュータアーキテクチャの研究を行っていました。
燈には、CTO 三澤の紹介を受けインターン生として昨年 8 月(つまり修士 2 年の 8 月)ごろから働き始め、そのまま 4 月から正社員として入社しました。
ここの入社の流れですが、いわゆる「普通」の就活、たとえば卒業 1 年半前くらいから複数企業のインターンに行って選考を受けて…といった就活を された/されている/考えている 方にとっては違和感を感じる部分かと思います。
このあと本記事では、なぜこのような意思決定ができたのか、燈の魅力と主にお伝えします。
燈の魅力をお伝えする前に、もう少しだけ深く自己紹介をします。
学部時代は所属していた軽音サークルの活動を中心とした生活を送っていました。いくつもバンドを掛け持ちし、練習・ライブで都内のスタジオ・ライブハウスを行き来する日々でした。
正直なところ、学問や仕事の面ではやりたいことが特になく、積極的に新しいことや難しいことに挑戦しようという気概も今ほどはありませんでした。
しかし、ここから私は 「大学院への進学」と「燈への新卒入社」で 2 度、急な進路変更という(自分にとっては)大きな意思決定をすることになります。
冒頭でも書きましたが、私は学部を経済学部で過ごしたにもかかわらず、大学院は情報理工でコンピュータアーキテクチャの研究を行いました。
この選択は最初からそう決めていたものではなく、学部 4 年の夏、かなり突発的に決めたものです。
学部 4 年当時、コロナの感染拡大が始まりサークル等のイベントがことごとく無くなって暇になり、自然と勉強に充てる時間が増えました。最初は順当に経済学の勉強をしていましたが、なんとなく C 言語の勉強をしてみたことをきっかけに CS (Computer Science) 、とりわけコンピュータアーキテクチャやコンパイラといった低レイヤの技術に興味を持ち、大学院への進学を決意しました。
当時既に夏院試は終わっていたため、5 ヶ月後の冬院試に向けて勉強を始めました。統計や一部の機械学習の知識はあったものの、CS の知識が全くなく、当然焦りがありました。当時参加していた 2 つのインターン先に頭を下げて稼働を抑えてまで時間を確保し、日曜以外はほぼ全てを勉強に費やしました。日によっては昼前から初めて夜中の 3 時くらいまでずっとコードを書き続けるような日もあり、今の感覚で言うとかなり体力的に無理をしていましたが、全て今の自分の糧になっていると思うと諦めずやり遂げられてよかったなと思います。
大学院進学後、修士 1 年は夏 / 冬ともに大企業のインターンに参加し、その後内定を獲得、1 つに絞って入社を承諾する... という定番の流れで就活をしました。就活時に参加したインターンは主にエンジニア or コンサルで、特にエンジニアインターンではデータ分析・MLOps 基盤の構築・半導体の電気特性シミュレーションの最適化・ コンテナランタイムの開発など様々なレイヤの開発を経験しました。
この就活では最終的に、エンジニアリングの興味を優先し、低レイヤの技術に強みのある会社の内定を承諾しました。
冒頭で書いた修士 2 年 8 月の燈へのジョインですが、実はこの意思決定をした大きな理由の 1 つは「就活が落ち着いたから」というものでした。CTO 三澤と学部 1 年生からの友達だったこともあり、燈からのインターンの誘い自体は修士 1 年の頃にも受けていたのですが、その時は「研究 + 就活で忙しい」ことを理由に断っていたのです。
しかし、今思うとこの誘いを断ったことが修士時代に犯した唯一かつ大きなミスです。その証拠に、ジョイン後すぐ燈の良さを肌で実感し、強く惹かれていくことになります…
燈へのインターン生としてのジョイン後しばらくしてオファーを受けました。私は前述の通りジョイン後すぐに燈の良さを感じていたため、迷いなく当時持っていた内定を辞退し、燈への新卒入社を決めました。当時他にお世話になっていたインターンなど、意思決定の前に話を通したい方々がおり、少し時間をかけましたが、それでも提示されていた期限の半分くらいで承諾の返答をしました。
ここから、本題である「燈の魅力」を語っていこうと思います。
「4 月以降も正社員として、一緒に日本一・世界一の会社を目指そう。」
これが、自分がオファーを受けた時のメッセージでした。メンバーは、目を輝かせながら、これを本気で口にします。オファー面談を受けた際の、 CFO 郷司の無邪気かつ真剣な目が忘れられません。その時、燈のメンバーが会社の良さを語る時の顔は、今まで面談を受けたり講演を聴いたりしたどの企業のどの人よりも、ワクワクと自信に満ち溢れているなと感じました。
CFO 郷司の記事はこちら:
燈のメンバーは常に本気です。正社員メンバーはもちろん、インターン生の中にも熱い思いを語り積極的にコミットするメンバーが沢山います。「日本を照らす燈となる」を本気で実現しようとしています。
志が全て。これは CEO 野呂が大切にしてきた言葉であり、燈の行動指針のうち最も大切なものとなっています。メンバー一人一人がこの言葉を胸に刻み、少しでも迷ったらこの言葉に立ち返って自分がやるべきことを再確認します。
CEO 野呂の記事はこちら:
燈がここまで急成長を遂げている大きな理由の一つであり、かつ最も基本的な思想が「凡事徹底」です。何か奇抜なことをして出し抜こうというのではなく、目的を達成するために必要な「やるべきこと」を徹底的にやり尽くします。早起きしてインプットの時間を設ける、実際に建設現場に伺って課題の解像度を上げる、飛び込みで営業をする…どれも「当たり前にやるべきこと」に聞こえますが、体力や精神的ハードル、その他立ちはだかる壁を全てクリアしてやり切れる人はそう多くはないはずです。
燈には、Work Out Loud という文化があり、各々が今取り組んでいる仕事を Slack のチャンネルで実況的に呟きます。各メンバーの凡事徹底して業務を遂行している様子が見えるため、他人の凡事徹底に刺激されて「自分も負けていられないな」という気持ちで気を引き締めて凡事徹底を再認識できます。燈には凡事徹底の鬼のようなメンバーが沢山おり、彼らを中心に会社全体の士気が上がっています。
超・凡事徹底の鬼 小澤の記事はこちら:
創業期に衝撃の方法で営業を行なっていた、AI SaaS 事業部長 石川の記事はこちら:
また、燈では、スピードをとても大事にしています。コミュニケーション / 実装 / クライアント企業様への対応 ... 全てが「爆速」です。爆速凡事徹底。Slack でも日々「爆速」スタンプが飛び交っています。
「爆速でやります」と言うだけなら簡単ですが、燈の「爆速 」には結果が付いてきます。事業や従業員数の規模拡大を見て頂ければ説得力は十分かと思います。最近何かと話題の LLM も、いち早く建設業に特化させ、サービス提供を開始しています。
AKARI Construction LLM:
私たちの使命は「日本を照らす燈となる」ことです。AI / アルゴリズムもソフトウェアも全てはそのためにあります。圧倒的当事者意識を持ち、クライアント企業様の目線に立って「こんなのあったらいいな」を本気で考えます。本質的な課題を見つけ、それを解決することに全力を注ぎます。技術力を見せつけるだけの役に立たないソフトウェアは開発しません。
燈では技術領域を絞っていません。現在社内に知見があるかどうかは問題ではなく、課題を解決できるか否かを基準に技術選定を行い、アルゴリズム実装・ソフトウェア開発に着手します。この点については、CTO 三澤の記事で詳しく語られています。
CTO 三澤の記事はこちら:
自分も、ジョイン後最初のオンボーディング(※)で取り組んだ開発においては社内にまだ固まった知見のない分野で一から論文サーベイを行い、ベースラインのアルゴリズムを実装、最終的にクライアント企業様にお見せするデモの作成を行いました。
※ 燈ではインターン生は最初の 1 ヶ月をオンボーディング期間として社内の文化やインフラの活用に慣れつつ新しい技術領域に挑戦する課題に取り組みます
燈では 1 on 1 が盛んに行われます。対面でじっくり話す。メンバーのことを知る。忙しいメンバーも必ずそのための時間を確保しています。私もプロジェクトで一緒に動くメンバーはもちろん、そうでないメンバーや経営陣と 1 on 1 を行い、業務での課題感、将来のビジョン、好きなプログラミング言語、休日の過ごし方など様々なテーマで議論・情報共有を行なっています。1 on 1 のやり方そのものについても社内で記事が書かれたり活発に議論されており、各々がメンバーとの貴重な 30 分 〜 1 時間をより価値のあるものに昇華できるよう努めています。
また最近では、月曜朝に朝礼と掃除、他の日は毎朝のラジオ体操を全員で行うなど、会社の一体感を高める取り組みが開催されるようになりました。誰が発案したかに関わらず良いものは積極的に取り入れて文化として根付かせていく。誰もが意見を出しやすい雰囲気と、実際に出た意見を迅速に吟味してよければ実行する体制が整っているのも、燈の「一致団結」を暗に示す事実だと思います。
さらに、先ほど紹介した Work Out Loud の文化にも一致団結が表れます。流石に全てというわけにはいきませんが、各メンバーが結構ちゃんと人の Work Out Loud に目を通しており、誰かが困っていると高い確率で誰かが気軽にスレッドで返信して対処法を教えてくれたり、一緒に考えてくれたりします。先ほど紹介した三澤の記事でもアドベントカレンダーという社内で知識共有を促進する文化に触れていますが、この Work Out Loud もそれに並んで知識を局在化させない良い文化だと思います。自分自身、環境構築や提案のアイデア出しなどで何度もメンバーに助けられています。
先ほど、「役に立つものを作る」という話をしましたが、逆に言えば課題を解決できること以外に要件はありません。やり方の選択には自由があります。むしろ、燈での仕事は主体性を求められ、より良いやり方を積極的に提案することが良しとされます。
例えば、エンジニアリングであれば開発するプログラミング言語や使用ライブラリの選択がその例です。社内で使用される言語は Python が主で、他に JavaScript, TypeScript, Rust, C#, C++ などが多いです。が、実際のところ一部(SDK 等の都合で開発言語が制限される場合など)を除いて言語の選択に指定があるわけではなく、きちんとドキュメントを整備して保守可能な形で開発する限りは何を使っても構いません。
実際、私が初めて参加した案件ではアルゴリズムの特性を考慮した上でコア部分を Rust で実装することを自分から提案して開発を進めました。案件に関わっている全員が Rust が得意というわけではなかったので、他のチームの方にも一部コードレビュー等をお願いしました。今思うと社内で初めての自分の PR に多様なメンバーがレビューしてくれていて、 燈のオープンで互いに助け合う文化が強く出ていたのだなと感じます。ちなみに実装したアルゴリズムはその後、PyO3 を使用して Python 側から呼び出せるようにした上で、API は Python で実装して AWS にデプロイしました。
私は「大学院への進学」「燈への就職」で 2 度、入社間近の内定を辞退して進路を変えるという意思決定をしました。そんなことをしようと思える選択肢に出会えたこと自体が幸運だったと思います。
もし、この記事を読んでくださったあなたにとって、燈がそんな選択肢になれたらとても嬉しいです。
あなたも、私たちと一緒に本気で「日本を照らす燈となる」を実現しませんか?