なにをやっているのか
社内での開発の様子
独自開発の車両遠隔制御デバイス「MCCS」
【世界各国の社会課題解決】
私たちGlobal Mobility Serviceは、貧困や環境汚染など世界の様々な社会課題の解決に向け、フィリピン、カンボジア、インドネシアをはじめとするASEAN各国や日本で事業を展開しております。
【取り組みの評価】
国連の掲げるSDGsの一丁目一番地の「貧困をなくそう」をはじめ、17項目中7項目がGMSのビジネスそのものに含まれており、この社会課題への取り組みが評価され、2019年にはグッドデザイン金賞、2020年には経済産業大臣賞などを様々な賞を受賞しています。
★GMSの取り組みの様子を説明した動画をこちらからご覧ください。
https://youtu.be/S9fXklbwYEY
★当社の取り組みが朝日新聞で紹介されました。
https://www.global-mobility-service.com/wantedly.html
なぜやるのか
インドネシアの渋滞-私達が解決したい課題のひとつです
フィリピンでの庶民の足、トライシクル
【社会のデジタルトランスフォーメーション】
世界にはローンやリース等のファイナンスサービスを利用できない人々が約17億人も存在します。
彼らの多くは、車さえあればタクシーや物流等のドライバーの仕事を通じて収入を得、十分にローン返済ができるにも関わらず、資産も信用もないためローンの活用機会が与えられません。
そのため、現状の生活から抜け出せず、子や孫の世代まで貧困であり続けています。
最先端のテクノロジーを駆使して、この社会課題に正面から取り組んでいる企業がGMSです。
どうやっているのか
フィリピン、韓国、日本の技術者で車両解析している様子
会議の様子
【最先端IoTを活用したFinTechによる世界の社会課題解決】
このような状況を打破し、真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造すべく、当社はIoTを活用した自社開発のFinTechサービスを提供しています。
車両の遠隔起動制御と位置情報特定等を実現する「MCCS」、そこからのセンシングデータを分析・可視化するモビリティサービスプラットフォーム「MSPF」を活用することでローンのリスクを極小化し、従来はローンやリースの与信審査に通過しなかった人でも、車両を購入することが可能になります。
彼らは入手した車両を利用しトライシクルやタクシードライバー、運送などの仕事に就業する機会を得、完済後は子どもの教育ローンや住宅購入のチャンスなど次の与信につなげることで、負の連鎖を断ち切れるのです。
【ものづくりからサービスまで一気通貫した開発環境】
GMSは、ものづくりからサービス提供まで一気通貫で行なっていて、自分たちでイニシアチブを持って取り組んでいます。デバイス、実車両へのインストール、プラットフォームとをシームレスに開発し、サービスを創造する機会があります。また、IT業界、自動車業界を超えた技術者たちの協働の機会があります。
各国の交通事情に応じてデバイスを改善しながら開発しています。例えば、トライシクル(三輪のタクシー)にデバイスを取り付ける場合、防水の必要性が高いことが現地での利用状況から分かりました。このように現地で体験したことを開発に活かしています。
デバイスが改善していくことがプラットフォームに繋がっています。デバイスからのデータ量が増えるに連れて、そのデータ量に耐えるようにアーキテクチャを変更し、パフォーマンスの改善を進めてきました。
【ITからリアルな世界を創造できる面白さ】
ITからリアルな世界を創造できる面白さがあります。デバイスから送られてくるプリミティブなデータはそのままだと現実を部分的にしか表現できませんが、データの見せ方を工夫することで実際の状況に近づけて可視化し、ユーザに届けることで利活用を可能にするのがITエンジニアのやりがいです。