【代表インタビュー】一度きりの人生は自分のもの 「人が人に優しくなれる、人々が安心して生活できる」社会づくり 代表が語る創業秘話。
「ビッグデータ解析でお客様の課題を解決する」をテーマに、創業以来黒字経営を続け、10月から第7期が始まった Human Robot Analysis 株式会社。
今回は代表取締役の瀧内さんに創業秘話を赤裸々に語ってもらいました。
瀧内 欣史/代表取締役
愛媛県出身/松山商科大学(現在の松山大学)を卒業後、進学塾の講師やIT企業など計6社を経験し、2016年10月にHuman Robot Analysis 株式会社を設立。
Human Robot Analysis 株式会社を設立される前はどのようなことをされていらっしゃいましたか?
どこから話しましょうか(笑)
出身は愛媛県なのですが前々職の2007年頃から東京に出てきました。
このあたりからお話しすると、
東京に出ようと思っていたタイミングでエージェントからヘッドハントされグループ3社で120名規模の会社に面接に行くことになりました。初回から社長面接だったのですが、面接が終わって駅まで歩いていると、面接をしてくれた社長が追いかけてきて、「是非うちに来てください!」と口説かれて2007年に前々職に入社しました。
ですが、結局この会社を1年半でやめることになります。
理由は簡単で、入社して1年半が過ぎた時にリーマンショックが起こり、その影響で2009年の6月に退職することとなってしまいました。
この時私は48歳で世の中はリーマンショックの後だったので、真面目にハローワークにも通い、エージェントにも登録して数十社エントリーシートも送りましたが、3ヶ月間面接すらできない状況でした。
なんとか日雇いのバイトをしながら、転職活動を続けていると、私をヘッドハントしてくれたエージェントの方から久しぶりに連絡がありました。「少し給与などの条件が良くないので、もしかしたら瀧内さんには合わないかもしれないですが、営業とマネジメントが出来る人を求めている会社があるので受けてみませんか?」と言われて二つ返事で面接に行って、前職に入社しました。今でもそのエージェントの方とはお付き合いがあり、あの時のことは本当に感謝しています。
前職は(オーナー企業で)データサイエンス専門の会社でした。私が入社する前までは、若手のエンジニアを20名ほど雇い、かつ全員が開発者のため、マネジメントや組織論などは一切必要ないという考え方で経営を続けていました。しかしリーマンショックの影響で給与を下げざるを得なくなってしまい、その影響で半分以上の社員が退職してしまいました。社長はこのままじゃマズイと思い、マネジメントや組織作りができる人が必要だという状況で私が入社しました。
前職では組織作りやマネジメントを任され、10名前後だった組織を退職時には60名規模まで大きくしました。他には営業も期待されていたので、新規の大手顧客との直接取引などにも貢献し、執行役員を任じられるようになりました。最後は退職を決意し、盛大な送別会も開いてもらい、会社を設立したという経緯です。
東京に来る前にも色々とありましたが、全て話すと長くなってしまうので、ご興味があれば面談の時にでも。
様々なご経験をされている中で、なぜ起業という選択をされたのでしょうか?
そうですね。
自分で色々と裁量権を持ってやりたかったというのが本音ですかね。
前職の文化として、上の役職であろうと裁量権はあまり無く、社長が全て握っていたので、どこかもどかしい気持ちがありました。
自ら退職しましたし、年齢的にも働くところも無いなと思って、起業という選択をしました。
そんなに高い給与をもらっているにも関わらず、なんで辞めるの?とよく聞かれましたが、
お金は大事ですが、お金だけを求めて生きるのは違うと思っています。私もまだまだ出来ていませんが、自分以外の人のために時間や想いを使って生きることが大事だと考えています。
僕なりに人生を通して学んだ考えですね。
ーー紆余曲折を経てそのような考えになられたのですね。前職を退職された後はすぐに起業されたのですか?
実は退職してから1年ほどはコンセプト作りや創業メンバー集めなどの起業準備をしつつ、バイクに乗ったりお酒を飲んだりと好きなことをして貯金を使って遊んでいました。(笑)
収入がほとんどないのに支出は多いので1年ですぐ無くなっちゃいました。
でもこの時にカメラマンをしてみたり、モデルなんかもしたりと、やりたいことをしてお金をいただくお仕事もしていました。
新しい分野の仕事としてモデルやカメラマンなども試してみましたが、私はこの世界の方が合ってるので、今の会社の準備を進めたという流れです。
やりたいこともやってみたけど、やっぱりビジネスの世界に戻ってきたような感じですかね。
理想は働かずに稼ぐことですが、根は真面目なのでやっぱり仕事はしてしまいます。
2022年10月から7期目が始まりますが、改めて今後はどのような会社にしていきたいですか?
もっともっと自社サービスを伸ばすために時間を使っていきたいと考えています。
やはり夢を追いかけるのは自社サービスかなと思っているので自社サービスを伸ばしていきたいです。
まだリリース前なので詳しいことは言えませんが、今も自社サービスを作る動きはしており、7期目以降は更にここに注力していきます。
当社では社員の皆さんもクライアントも幸せにできるよう、経営方針を定めています。
経営方針:社会の役に立つ
①利益を出す → 節税せず、税金をきちんと納める
②顧客満足度を上げる → 社員を幸せにする
③社員を幸せにする → どうすれば、社員の皆さんをこの会社で活かせるかを常に考え、実行する
こういった方針で推し進めることで、自社サービスももっと伸ばしていけると考えています。
ーー自社サービスなどを通してどのような価値を社会に提供していきたいですか?
社員にも時々話しますが、これやってくださいと言われてやるのが仕事の基本ですが、社員だけじゃなく外部のパートナーも含めて一人一人が「付加価値」を意識しながら仕事してほしいと思っています。
また、会社としてもそういう会社でありたいと思っています。
ーー付加価値を意識するというのはどういうことでしょうか?
システムを使う側の立場に立って、作っていくということです。
一番大事なのはお客さんあっての自分たちということなので、
ユーザーがどういう思いでどういう状況でシステムを使うかを考えて作ることです。
私は若い頃から営業的な仕事もしていたので学ぶ機会は多かったのですが、
エンジニアは特にこの考えを学ぶ機会が少ないので、意識する必要があると考えています。
Human Robot Analysis 株式会社に入社するメリットはなんですか?
6社サラリーマンを経験して言えることは
当社は他の会社とは少し違いますよということです。
まず、社風からお伝えすると、
働き方が自由というか、自分が創意工夫して働く余地が広いです。
裁量権が大きいという意味ではなく、
仕事のやり方などで押し付けられることがほとんどないという意味です。
もちろん伝え方も大事ですが、入社歴や年齢に関係なくフラットに発言を受け入れますし、怖い先輩もいないです。
仕事でいうと
データサイエンティストとして、世の中の先端技術を提供していますが、R&Dなどの研究の価値よりも、あくまでお客様の課題解決の手法としてAIやデータサイエンスがあることに価値を置いているので、ビジネス的な側面で先端技術を使って仕事ができます。
だからこそ、当社のような小規模な会社が「こんな会社と!?」と言われるような会社とお付き合いができています。
この経験をキャリアとして積めるのは大きいと思います。
瀧内さんのこれからの目標や夢について教えてください。
まだ試作段階にある自社サービスは必ず世に出したいですね。
目標は2025年、つまり10期までにはリリースしたいです。
今も財務体質は非常に良いですが、自社サービスのためにもさらに人を増やして規模を大きくしていきたいと考えています。
最後に応募者へ一言お願いします!
一度きりの人生は自分自身のものです。
それぞれが自己実現をしたらよいと思いますが
当社にくれば自己実現のための「何か」は学べるのではないかと思います。
それを提供したいと思っているので、是非話を聞きにきてください!
自分のためにも自分以外の人のためにも一緒にやりましょう!
みなさんからの応募待ってます!