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【代表インタビュー】アビックシステム創業秘話。設立時から変わらない社員に対する“想い”とは。

こんにちは!株式会社アビックシステム採用担当です。
本日は、代表取締役の佐々木さんにインタビューをしてまいりました。

  • 社内のシステム開発エンジニアからアビックシステムの代表取締役に就任した経緯
  • 会社創業時から大切にしている想いと今後の展望
  • 若いうちから活躍する人材になるための心得

についてお話しして参りますので、若いうちからエンジニアとして活躍したい方や新規事業や新商品の開発に興味があるエンジニアの方はぜひ最後までご覧ください。

代表取締役 佐々木さんプロフィール

1978年生まれ、宮城県仙台市出身、学校卒業後、国内上場企業へ入社。経理部門としてグループ基幹システム構築プロジェクトに従事。その後、ITベンチャーに入社し、官公庁や流通系のシステム開発プロジェクトをリーダーとして牽引。

2006年、株式会社アビックシステム創業メンバーとして、数々の大規模システム開発においてプロジェクトマネージャーを歴任し、2021年、同社代表取締役に就任。現在は、次期経営層の育成や、新規事業としてVR事業やベンチャー企業との資本・業務提携を進めるなど、外部企業との連携に取組む。

同時にバックオフィスコンサルティングを手掛ける株式会社ディ・エフ・アイの代表取締役、不動産登記ソリューションを手掛ける株式会社ホームズの代表取締役を兼務。

※CxOの履歴書チャンネルに出演しました!(詳細な佐々木さんの経歴についてはこちらをご覧ください)
動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=3Oq4Pead59c

ーシステムエンジニアとしてのファーストキャリアについて教えてください。

高校卒業後は、2年制の専門学校で電子工学を学んだ後、半導体製造装置をメンテナンスする企業に入社しました。半導体エンジニアを目指して入社したものの、配属されたのは経理部。当時、経理部で求められていたOA事務のスキルを私が持っているという理由からでした。

配属後1年間は未経験の経理業務に奔走して、翌年、会社の基幹システムを構築する、大規模プロジェクトの業務システム導入担当です。新入社員ながら、複数の大手SIerからのプレゼンを受け、最適なERPパッケージを選定するミッションを課されました。

見積もりを進める中で感じたのは、カスタマイズされたシステムをつくるためには、多大な費用が必要ということです。私は、「外注せずとも、自分でも作れるのではないか」と考え始めました。

そこで、すぐにプログラミング本を購入し試しに取り組んだところ、数日である程度の形にできたのです。それ以来、社内の要望を聞きながら会社の様々なシステム開発に携わるようになりました。

自身の評価が「成果主義」に変わったことや、同僚からの「システムのおかげでより便利になった」「仕事を効率化できた」という声が励みとなり、夢中でプログラミングのスキルを磨いていましたね。


ーその後、どういった経緯からアビックシステム創業に至るのでしょうか?

社内の困りごとを解決できる喜びを感じる一方、プログラミングを得意とするエンジニアは他におらず、新しい知見やノウハウが広がらない現状に閉塞感を感じていました。

そこで、より能力の高いエンジニアがいる環境で切磋琢磨したいと考え、25歳の時に株式会社システムクォートに転職をします。約1年間務めた後、同社の役員だった毛利(アビックシステム創業者・前代表取締役 )から分社化の話を聞き、創業メンバーにならないかと打診を受けたのです。

当時は、転職も視野に入れていましたが、理想の会社をゼロからつくるおもしろさに惹かれ、創業メンバーとして加わることを決めました。そして、システムクォートに所属していたメンバー十数名と一緒に、2006年に株式会社アビックシステムを立ち上げたのです。


ー創業当初にアビックシステムが掲げていた理念を教えてください。

創業メンバーが皆エンジニアだったこともあり、「エンジニア一人ひとりがやりたいことに挑戦でき、イキイキと働ける会社」を目指してきました。その想いは今も変わらず、私たち経営陣は社員が思い描く「エンジニアとしてのキャリアや展開したいビジネス」を一緒に考え、積極的に応援しています。

その所以か、アビックシステムの社員は「仕事への意欲が違う」「提案力が高い」と評価されることが多く、これは創業時から個々人が自発的に考え取り組む姿勢を尊重してきた結果だと思っています。

加えて、「さまざまな企業の経営課題をITを通して解決する」というミッションのもと、「常に挑戦できる新しい環境を探し続ける」という点も創業時から大切にしてきたことの1つです。

大手企業の傘下に入って一生安泰という選択肢もありますが、当社は全く逆の発想を持っています。なぜなら、同じ仕事だけを長年続けてもエンジニアとして著しく成長することは難しいからです。エンジニアの仕事の可能性を広げるという点で、新しい市場への探求は欠かせないと考えています。


ー「社員がやりたいことを応援する」という言葉通り、アビックシステムでは入社歴に関係なく新商品開発や新規事業に携われる環境があります。これらを推進する上で、佐々木社長が大切にされていることを教えてください。

当社は新しい取り組みに積極的に挑戦していますが、新規事業を軌道にのせることは決して簡単ではありません。私は、新規事業を実現するためには「なぜやるのか」という意義を明確にした上で、いかに社内の人間の共感を得てプロジェクトに巻き込むかが重要だと考えています。

なぜなら、新規事業に使われる経費は、福利厚生やその他の経費にもなり得る大切な原資であり、経営陣やプロジェクトに参画していない社員にも「未来への投資」だと理解してもらう必要があるからです。

例えば、室内用ゴルフ練習システム「EnonoGolf」を開発した際には、既存メンバーや経営陣もゴルフ場に赴き、ドローン撮影などを体感してもらいました。この体験により、新規ビジネスの可能性や大変さを自分ごととして捉えてもらえたと感じています。

同時に、新規ビジネスに参画する側も「事業の可視化」に努めなければなりません。社内報やSNSなどでプロダクト開発の過程を発信しながら、社員全員が応援したくなる風土を醸成するよう心がけています。


ー今後、アビックシステムが進むべき未来について教えてください。

これから、ますますAIやxR技術が日常生活に浸透し、仕事や暮らしの形が大きく変化することが予測されます。その中で私たちは、できあがったサービスをただ使うのではなく、果敢に成長分野に参入しながら、お客様に「新しい価値」を開発・提供し続ける存在でありたいと思っています。

一方で、単に新しいテクノロジーを探求するだけでは強い組織にはなれません。将来的に会社として目指す姿は提示しつつも、社員自らが探究心を持ち挑戦できる環境づくりにさらに磨きをかけたいと考えています。

極端な例を挙げれば、エンジニアとしていろいろ経験した結果、起業家に転向したいという社員がいても構いません。社員一人ひとりが設定した目標に、会社が伴走することによって、事業が枝葉のように伸びて拡大していくケースも大いにあるからです。

社員がやりたいことがあれば、間髪をいれず会社が支援する。個々人が主体的に取り組める環境を徹底的につくることで、組織や経営基盤もより強固なものになると信じています。




ーアビックシステムでは多くの若手エンジニアが活躍しています。エンジニアとして成長するために、若手社員が大切にすべきポイントはありますか?

前提として、若手エンジニアには大きく2つのタイプがあり、自身にあった方法で実力をつけていけば良いと私は考えています。

まず、なりたい「エンジニア像」が既にある方は、目標に合わせたマイルストーンの設定と日々の行動変化が必要です。同時に「絶対自分は目標達成できるんだ」と、自分の未来を信じ切るマインドも常に忘れないで欲しいですね。

とはいえ、設定した目標に無理にしがみつく必要はありません。新しい情報が入り、理想像が変われば、目標の形も変化して良いのです。大切なのは、目標にあった行動をできているか日々確認し、調整する力だと考えています。

一方で、まだ経験が浅いエンジニアの中には、進むべき方向が定まらない方もいるでしょう。そのような方は、自分の存在意義を確認しながら着実にステップアップしていけば良いのです。

例えば、仕事の全体像を把握し、自分の次にバトンを受け取る方をイメージしながら仕事をするのも1つの方法です。自分なりの付加価値をつけて依頼された以上の仕事をすれば、人から期待されるようになります。実績を地道に積み重ねれば、自然と成長に繋がるはずです。


ー最後に、アビックシステムで働く魅力について教えてください。

まず、既にやりたいことが明確にある方にとっては、自身の目標を形にできる素晴らしい環境が整っています。本気度が伝わるプロダクトや新規事業であれば、経営陣との壁打ちや相談も大歓迎です。

一方で、目下の目標が定まっていない方、もしくは自分が何に向いているか分からない方も安心して飛び込んで来て欲しいと思っています。なぜなら当社は、多様な業界業種の企業様と取引があり、エンジニアとして幅広い業務を体験できるからです。

若い頃はとにかくいろいろな経験をして、自分が何に向いているのかを見極めることが大切。「ITを中心に自分の世界を広げていく」という考えのもと、自分の可能性を追求してもらいたいです。

私は、企業として新しい市場を求める以上、若い方の価値観やアイデアを積極的に取り入れて知見やスキルをアップデートしていく必要があると考えています。「やりたいことを成し遂げたい」「エンジニアとして活躍してみたい」など、志の高い方とお互いに共感し刺激し合いながら成長できたら嬉しいですね。

ー佐々木さん、ありがとうございました!



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