PACサイクルの秘訣!? ~委員会活動とは~【情報発信系委員会Iチーム】 | PAC委員会活動
こんにちは。新卒2年目の木島です。PACの過去のストーリー投稿などを見ていると、「PACってなんでこんなに明るくて仲がいいんだろう?」と思いませんか!?答えはずばり、コミュニケーションが活発にな...
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Photo by Carlos Muza on Unsplash
こんにちは。木島です。
今まで2回に分けて、PACならではの文化である委員会に関してストーリーを投稿してきました。
今回で3回目となる本ストーリーでは、私たちの委員会の活動の成果をご紹介したいと思います。
これまでの委員会に関するストーリーはこちら↓↓
私達の委員会は社外に対してPACの魅力を発信していくことをテーマとして活動しています。
私達が持つテキストマイニングの技術を用いて、感謝を見える化できないか。。。そんな思いから
コロナ禍を背景に、感謝の思いが集まる医療業界で働いている方々へのネット上のコメントを分析した結果を掲載していきます。
以下、目次です
1.分析の概要
2.投稿内容の中心パターン
3.「そう思う」ボタンの分析結果
私たちが目をつけたデータソースはYahoo!ニュース。
Yahoo!ニュースが実施している医療従事者への応援メッセージ投稿企画によせられた、
約3,100件のメッセージのうち、第2回緊急事態宣言の発令された地域を中心に、
12の都府県のスレッドに寄せられた全2,003件のメッセージを分析しました。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・栃木県・愛知県・岐阜県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・福岡県
まず投稿内容の傾向を把握するために、中心の話題を分類します。
すると、以下の3つのパターンが明らかになりました。
応援メッセージ投稿企画の主旨の通り、「ありがとうございます」「感謝です」「頭が下がります」といった純粋な感謝の投稿。
医療従事者への感謝と同時に、医療現場の負担を減らすために自分たちに出来ること(コロナ予防)を呼びかける、自覚を促す投稿。
最近病院にお世話になった方や近い職種(例:介護)の方など、現場の方々の頑張りを見た方・知る方からの生の感謝の声。
「大変な中でも、いつもと変わらずに急患を受け入れてくださり、本当に感謝」
このように、①のようにストレートに医療従事者の方々へ感謝の言葉を伝えるだけでなく、②のように自分たちにできることや自覚を促すメッセージ、という主旨が多かったことが印象的です。
2,003件のテキストの頻出フレーズをマッピングし、話題の分類を見える化
また、③の医療業界に近い業種からの感謝のコメントからは、福祉・介護職の方々から、医療従事者の苦労は自分たちの比ではないと捉え、感謝しているメッセージが目立ちました。投稿から現場の過酷な様子が窺えるものをいくつかご紹介します。
私たちの見える化エンジンはテキストデータだけでなく、その他のデータと掛け合わせて分析ができます。
そんな見える化エンジンの強みを活かし、「そう思う」を押された回数と掛け合わせた分析結果のご紹介をし、この委員会活動紹介企画を終えたいと思います。
まず、以下の投稿に注目していただきましょう。「そう思う」を押された投稿のうち、上位の2件です。
このことから、投稿者の立場を具体的に記載していることと、「そう思う」の数に相関性があるのでは、と考え、自身の立場がわかる記載があるかを独自に集計し、見える化エンジンで分析してみました。
推測通り、「そう思う」が押されるメッセージは投稿者自身の職業や立場・家族等が記載されている割合がどうやら高いようです。投稿者の立場が分かると、人は感情移入しやすくなり、「そう思う」を押したくなるのかもしれません。
以上で私達、情報発信系委員会の発表を終わりに致します。コロナ禍での感謝の見える化、いかがでしたでしょうか。
私たちのミートアップでは、実際に見える化エンジンを使った分析体験の開催をしています。少しでも気になったら参加してみてください!
また、私たちの活動結果をレポートにまとめたので、よろしければそちらも是非ご覧ください✨