IT業界でキャリアを積んだ巽が医療機器メーカー「オムロン ヘルスケア」に見た魅力

Profile
巽
職種：アプリ企画
入社年：2019年（キャリア入社）
前職：WEBディレクター/プロダクトマネージャー

入社理由
「世の中の人の役に立つ」ことを実感できる仕事がしたかった。

大学卒業後は、インターネットサービスの会社やBtoBのマーケティングサービスを提供する会社で働いてきました。コーダー、WEBディレクター、プロダクトマネージャーなどいくつかの職を経験し、幅広い業界や企業の案件に関わり、多様な経験・知識を得ることができたと思います。

ただ一方で「より社会への貢献度が大きいサービスや商品に関わりたい」「世の中の人の役に立つことをもっと実感できる仕事に就きたい」という想いもあったんです。そこからヘルスケア業界に興味を持ち始め、血圧計などの製造販売を通して人々の健康に寄与してきたオムロン ヘルスケアに志望しました。また、これまでとは全く異なる業界で、自分がどれだけ力を発揮できるか試したい気持ちもありましたしね。

仕事内容
ユーザー視点を持ち、品質を担保するアプリを。

現在はオムロン ヘルスケアが取り組んでいる遠隔診療サービスを提供するためのハブとなるスマートフォンアプリ「オムロンコネクト」の企画・運用を担っています。

具体的には顧客提供価値の向上、ユーザビリティの改善や品質の維持・向上のために何をするべきか考えていますね。アプリは作ったら終わりではなく、使い続けてもらうことが重要なので、ユーザーの行動分析やレビューは逐一確認しています。時には耳を塞ぎたくなるレビューもありますが（苦笑）。でも「確かに」と感じることは多くありますし、やはり改善や品質向上のベースになるので、ユーザー視点でより良いものを作っていくのが求められている役割です。

また、オムロンコネクトは医療機器と連携するので品質は絶対。誤表示が医師の誤診につながるリスクもあるため、計画段階から機能性や安全性をシビアに評価しなければいけません。トライ＆エラーの激しい業界から来るとギャップを感じるかもしれませんね。なかなかに大変ではありますが、医療や健康に与えるインパクトを考えると、求められる精度や品質には納得できます。その分、学べることは多いですし、品質へのこだわりが養われていることは確かですね。

医療×ITの可能性
世界中で使われている。世界中で役立っている。そう実感できる喜び。

オムロンコネクトは120カ国以上でリリースされているので、世界中で使われていると言っても過言ではありません。そのアプリの企画・開発に携われているのはやはり醍醐味ですね。ポジティブなレビューを目にした時も、めちゃくちゃ嬉しい。本当に世界中の人に使ってもらえていて、健康や暮らしの役に立っていると実感できるんですよ。国内産のアプリでこれほどグローバルに展開しているアプリを出している企業はあまりないと思うので、この醍醐味や喜びを感じられるのはオムロン ヘルスケアだからこそですね。

ただ、意外かもしれませんが、これほど規模も実績も大きいアプリを出しているにもかかわらず、当社のアプリ開発に対する体制や文化はまだまだ発展途上です。ですから、当社に興味を持ち入社されたらアプリのシステム企画や開発だけでなく、組織や文化づくりにも一緒に携わってほしいですね。今後、医療業界のデジタル化はますます加速していくので、持てる知識・スキルを生かして新たな可能性にチャレンジしていただきたいと思います。