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脳・心血管疾患の発症をゼロにする

オムロン ヘルスケアが⽬指す“ゼロイベント”とは

オムロン ヘルスケアは2015年、脳・⼼⾎管疾患の発症ゼロを⽬指す“ゼロイベント”を循環器疾患事業の事業ビジョンに掲げました。“ゼロイベント”とは、人間の生命やQOL(Quality of Life)の維持に重大な影響を及ぼす脳卒中・心不全などの脳・心血管疾患の発症(イベント)をゼロにすることです。そのために脳・⼼⾎管疾患の原因である⾼⾎圧・⼼機能低下や異常の早期発⾒・早期治療を実現するためのデバイスやサービスをグローバルに提供し続けています。

⼀つ⽬に、⾎圧管理の進化に取り組みます。朝晩の測定に加え、⽇中・夜間・24時間の⾎圧データを収集・分析することで⾎圧変動の傾向を詳細に把握し、最適な管理⽅法を提案していきます。そして、⼆つ⽬に、⼼疾患予防領域にも参⼊します。家庭⼼電計の普及に取り組み、脳梗塞の原因といわれている⼼房細動を発⾒する⼼電図の記録機会を増やします。

さらに、遠隔診療の領域ではRemote Patient Monitoring(RPM)事業を拡⼤させ、医師と患者が家庭で測定したバイタルデータを共有し、通院時だけでは確認しづらかった⾝体の状態変化を捉えられるようにします。これにより、これまで以上に適切な診断・治療・投薬指導ができる環境づくりを⽀援します。

将来的には、イベント発症後の術後管理の適正化に着⽬したサービスや、治療⽅針を提案する診断アルゴリズムの開発に挑戦したいと考えています。医師の診断・治療、そして患者の治療継続に貢献していきます。

オムロン ヘルスケアは、これまでの枠を超えた発想、過去のやり⽅にとらわれない姿勢で「脳・⼼⾎管疾患の発症ゼロ」の実現を⽬指します。

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