(2022.8.27)
こんにちは!
株式会社ソラジマWebtoon(縦読み漫画)編集者の渋谷です。
この記事では、タイトルにもある通り僕が編集者になってたった2ヶ月で編集長というポジションについた経緯や、そもそも編集者になった経緯などをお話させていただきます。
・編集長というポジションに興味がある人。・編集者や編集長になるためにはなにが必要なのか知りたい人。
こういった方向けの記事になっています。
1、2022年2月 全くの素人がWebtoon編集者になる
僕がソラジマでWebtoon編集者になったのは2022年2月。
けど、実は僕がソラジマに入社したのは2021年9月なのです。
9月からの約半年はYouTubeアニメの監督としてソラジマで働いていました。
僕はもともと舞台の脚本家&演出家をやっていたので、ソラジマでも脚本家としてやるつもりでした。
ですが、面接の際に「YouTubeアニメの監督も募集しているのですがやってみませんか?」という誘いを受け、監督にも興味があった僕は勢いとその場の流れでYouTubeアニメの監督をやることにしました。
2022年2月、僕が担当していたYouTubeアニメのチャンネルが無事最終回を迎えました。
その時、この先の道について僕には2つの選択肢がありました。
・ソラジマを離れて舞台の脚本家に戻る。・ソラジマでWebtoon編集者になる。
2022年2月頃はソラジマがちょうどWebtoonに力を入れ出したタイミングで、多くのWebtoon編集者が必要な時期でした。そしてありがたいことに、ソラジマは僕に「編集者にならないか?」と声をかけてくれたのです。
だけど、ここでちょっとした問題が発生します。
それは『僕がWebtoonをまったく知らない』ということ。
どれくらい知らないかというと、Webtoonでもっとも有名な「俺だけレベルアップな件」すら知らないほど。つまり、Webtoonを1ミリも読んだことがなかったのです。
にもかかわらず、僕は迷わず「ソラジマでWebtoon編集者になる」という道を選びました。
自分で言うのもあれですが、僕は好奇心だけはひと一倍強い人間なので、まったく未知のWebtoonに対して「なんか知らんけど面白そう!」と、直感で思いました。
編集者になってまずはヒット作の分析から始めました。
分析をしていくうちに段々とWebtoonの面白さにも気づき、今ではお気に入りの作品がたくさんあります!
それに、僕はソラジマで働く人たちのことが好きで、「この人たちともっとおもろいもんを作りたい!」とも思っていたので、ソラジマを離れるという選択肢はありませんでした!
2、必要なのは「失敗を恐れないチャレンジ精神」
そんなわけで、Webtoonを全く知らない僕は、2022年2月Webtoon編集者になりました。
僕が正式に編集者になって2週間ぐらいが経ったころ、代表・前田と話す機会があって以下のような会話を繰り広げました。
渋谷「なんだか編集者めっちゃ増えてきましたねえ〜」前田「これからも増えるので、4月からは編集部も増やそうと思います」渋谷「おお、いいっすねえ〜」前田「ってか渋谷さん、編集長やりませんか?」渋谷「ふぁ!? 僕が!? まだ編集者になって2週間ですけど!?」※口調などは僕の創作ですが、内容は実話です。
この時は飲みの席だったので冗談で言ってるのかなあ〜とも思ったのですが、翌日、前田さんから正式にお誘いをいただきました。
※ソラジマでは編集長のことを「チーム長」と呼んでいます。
個人的には韓国のスタートアップ企業みたいでかっこいいので気に入ってます。
Webtoon編集者としてまだなにも実績がない自分にそう言ってくれたことが嬉しかったです。きっとYouTubeアニメ監督だった時の自分を評価して言ってくださったのだと思います。
そして僕自身も「やります!」とお返事をしました。
編集長をやることに不安はなかったですし、「失敗したらどうしよう…」なんてことも思いませんでした。だって、僕は編集長なんてやったことなくてどうせ失敗するのだから笑
それから2ヶ月後の2022年4月。僕は新しい編集部の編集長というポジションにつきました。
3、いざ、編集長としての日々。
ソラジマでの編集長の主な業務は「自分の部署に所属している編集者が、最大の成果を出せるようマネジメントする」です。
編集長になって最初のころは、所属メンバーをどうやってマネジメントすればいいのか、全くわかりませんでした。
「わからないからまずは周りをよく見てみよう!」ということで、僕は周りをよく見るようになりました。
・他の編集長がどうやってマネジメントしているのか。・編集者はどういうマネジメントだとやりやすくなるのか。
マネジメントは人それぞれ違うことなので、そこに明確な答えはありません。自らの頭で考え、日々トライ&エラーを繰り返す必要があります。
編集長という立場上、時には厳しいことも言わなければいけません。だからと言って「編集長=部署で一番偉い」というわけではありません。編集長である以前に、作品を受け持つ編集者です。
編集者として作品制作に対する仕事っぷりが悪ければ、他の編集者からフィードバックがしっかり飛んできます。
でもそれは、ソラジマがプロの集団を目指しているからであり、全員が成果に対して貪欲に向かっていく姿勢の現れでもあります。
編集長は大きくわけて「編集者のマネジメント+編集者としての作品制作」という2つの仕事があるので、なかなかに大変です。
大変なことばかりですが、その中でも「楽しむこと」だけは忘れずにやっていくことを心がけています。
それに、編集長は他ではできない色んなことを経験できるので、大きく成長できるポジションだなと思います。
半年後、1年後。自分がどれだけ成長できているのか、自分自身いまから楽しみです…!
4、年齢や経験なんて関係ない。少しの勇気で大きなチャンスを掴めるのがソラジマの良いところ。
たくさんあるソラジマの良いところのひとつに「誰にでも挑戦できる環境が整っている」というのがあります。
僕もこれまでにソラジマで色んなことに挑戦させてもらいました。
それは編集長としての挑戦だけでなく、編集者としての挑戦もたくさんあります。
・誰もが知ってる大企業との案件をやらせてもらったり、
・僕が昔から大好きだった某人気キャラクターのWebtoon制作を任せてもらえたり、
もちろん中には途中で中止になったプロジェクトもあります。
ですが、それらは全て誰もが簡単には経験できないようなことでした。その経験は僕の貴重な財産であり自慢です。
そして重要なことは、これらの挑戦はすべて僕が自らやりたいと言ったことです。
「仕事だからやってください」と言われてやったものはひとつもありません。
編集長になった時も、たしかに最初は「やりませんか?」とお誘いを受けましたが、最終的に「やります!」と決めたのは自分です。
やれるかどうかなんて関係ない。ただ、やりたかったからやった。使ったのは少しの勇気だけです。
そういう気持ちが成長にもつながるし、もっとも重要なんじゃないかなと思います。
5、考えるな、感じろ!
要するに、大事なことは「考えすぎて立ち止まるぐらいなら、自分の感じたままに動いた方がいいよね!」ということだと思います
人間は考えすぎるとどうしてもマイナスな方向に考えが行ってしまうので、とにかくやってみることが大事。迷ってるならやってみる。失敗したってどうせ失うものなんてないんですから。
そういう意味でもソラジマは人も環境も充実していて、こんなにも挑戦できる場所はないんじゃないかと思います。
それに、ソラジマの編集者に求められることって実はとってもシンプルなんです。
「とにかく1,000万円以上売れるWebtoonを作ろう!やり方は任せる!!」
これだけです。とってもわかりやすいですよね。
・1,000万円以上売れるWebtoonを作るという成果を出すために、編集者としてどうすればいいのか。・所属メンバーがその目標を達成するために編集長としてどうマネジメントすればいいのか。
いまの僕の仕事はこの2つです。
これらを達成するために僕は毎日、試行錯誤していろんなことに挑戦しています。
自分でWebtoonの社内勉強会を開いたり、ヒット作を片っ端から読み漁ったり、、、
そうやってちょっとずつ進んでいます。挫けそうになった時は一緒に働く仲間が絶対に助けてくれます。
だからこそ、毎日が楽しいです!!
これを読んでいるあなたは、きっと編集者や編集長に興味があって読んでいるのだと思います。
編集者も編集長も楽しいです!もちろん大変な部分もたくさんありますが、それでもやっぱり楽しいです!
この楽しさを僕はあなたと一緒に味わいたい。
Webtoon編集者や編集長にちょっとでも興味があるのなら、ぜひ一度ソラジマにきてください!
あなたの挑戦を待ってます!
最後までお読みいただきありがとうございました。