なにをやっているのか
ホテルや温浴施設だけではなく、「世の中にないもの、サービスを作ること」「世の中にあるけどかっこ悪いもの、サービスをかっこ良くすること」「世の中にあるけど効率的でないもの、サービスの効率をよくすること」を事業領域としています。
私たちはホテルビジネスの素人が中心となり、2018年にホテルザフラッグ心斎橋を開発しました。
また、温浴ビジネスの経験者は全く不在の中、2020年に虹の湯大阪狭山店の事業譲渡を受けました。
ホテルビジネスの素人、温浴ビジネスの素人だからこそ、先入観なく消費者目線で今のホテル、スーパー銭湯はこうあるべきだと考えることができた結果、お客様から高く評価されホテルは現在TripAdvisor大阪の口コミランキング1位、スーパー銭湯も取得以前の売上の50%増収を達成するなどお客様から高く評価される施設が作れています。
https://www.tripadvisor.jp/Hotels-g298199-a_sort.POPULARITY-Osaka_Prefecture_Kinki-Hotels.html
ホテル・温浴業界だけでなく、様々な業界・産業が自分たちの過去の成功体験に縛られて、面白いもの、かっこ良いもの、時代が求めているものを作れなくなっています。
過去は、資本力がなければ新しいビジネスを作ることができませんでしたが、今は「カネ余り・感性と情熱不足」の時代。
時代が求めるものを見抜く感性と強い情熱があれば、新しいビジネスを容易に作り上げられる若い世代にとっては素晴らしい時代です。
これからも私たち自身、お客様、世間の心を震わせるようなもの・サービスを作り上げていきます。
なぜやるのか
純粋に「世の中にないもの、サービスを作ること」は仕事の中でも最高に楽しいです。
こんなお店が家の近くにあればよいのにとか、こういうサービスをしてくれる場所があったら最高なのにという思いを自分たちの力で形にしていく仕事は、仕事をする自分たちと、利用するお客様の双方がハッピーになれる素晴らしい仕事だと思います。
しかしながら、通常こういう仕事に関われる職場や機会は以下の2つのパターンです。
1. 規模がある会社の新規事業開発部に所属し関与
2. 外部コンサルタントとして関与
まず、規模的に大きい会社では、まず自分の思いの実現は不可能です。何故なら、新しいビジネスはその会社にとっても大きなチャレンジでありハイリスクであるため、責任を取れる経営層が最終的にジャッジすることになります。そういう意思決定プロセスからは、時代を先取りしたものやサービスは生み出せないですし、どこかで見たことのある「角のない」つまらないものやサービスしか出てこないのが実情です。
今の日本はまさにこの状況で、ここ10年間、日本の大企業が生み出す新しいものやサービスで心震わせられるようなものは極めて少ないと感じています。
次に、例えばデザイナーやコンサルタントなど外部のコンサルタントとして関わることもできますが、最終的なジャッジはその委託者が行うことになります。
おそらく、自分の考えどおりのものやサービスを形に実現できている外部コンサルタントは世の中にいないと思います。
委託者が最終的にリスクをとるので、大小を問わず委託者によって、エッジを効かせたプランは角が丸められることになります。
どうやっているのか
私たちは、自らで考え、自ら投資し、リスクをテイクして新しいものやサービスを生み出します。
誰から指図を受けることもなく、人の顔色をうかがうことなく、自分たちが正しいと思ったものを作ることができます。
その仕事は本当に自由で、自己実現の範囲は限りなく広がっていますが、一つ大きな代償を背負わなければならないです。
それは「失敗は全て自分の責任という事実」です。
重い責任を背負う覚悟がなければ務まらない厳しい仕事ですが、私たちのクリエイティブな仕事をしているメンバーの強い責任感に支えられて、今の会社があります。