まだ光が当たっていない商品を世に広めていきたい！22卒社員がパンクチュアルへ入社を決めたワケとは。

こんにちは。パンクチュアル採用担当です。

パンクチュアルで活躍する仲間を紹介する本コーナー。今回はパンクチュアル松山営業所でふるさと納税事業担当を務める金田 野乃花に学生時代の取り組みや新卒でパンクチュアル入社に至った経緯、今後のミッションやビジョンについてインタビューしました。

金田 野乃花 ／ Nonoka Kaneda

岡山県出身。大学時代はラオスにおけるフェアトレードの実態を調査、また日本遺産に認定されたストーリーをもつ高知県中芸地域に着目しPR活動に従事。2022年パンクチュアル新卒第一期として入社。

ー　社会人になる前の学生生活について教えてください。

大学時代は2つの事に力を入れていました。1つ目は、世界の課題を解決したいという大きな目標のもと、フェアトレード（Fair Trade : 公平貿易）の認知向上を目的とするサークルに所属して活動をしていました。フェアトレードの効果や影響が見えていない中で、「フェアトレードは良いもの」として発信し続けていいのか疑問に思い、学生時代に縁のあったラオスへ行き、実際にフェアトレードの生産者の元で視察を行い、実態を把握した上で認知向上に向けた取り組みを行っていました。

フェアトレード（Fair Trade : 公平貿易）とは

発展途上国でつくられた 農作物や製品を適正な価格で継続的に取引することにより、生産者の生活を支える貿易の在り方を言います。国際協力・資金援助は 、援助する側の都合により左右され、継続性に欠ける問題点があります。それに対しフェアトレードは、私たち消費者が日常生活でコーヒーやバナナ、チョコレートなど、商品の購入から生産者の生活を支えられる取り組みで、貧困課題の解決策のひとつとして、世界中で広がるムーブメントになっています。

2つ目は国内に目を向け、日本遺産に選ばれている高知県の中芸地域（北川村や安田町等）の調査をテーマに活動していました。地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を語るストーリーが日本遺産として選出されるのですが､メディアで紹介されるストーリーは､包括的なものです｡そこでは描かれない､中芸地域で行われてきた営みやそこからうかがえる歴史を､日本遺産ストーリーにより彩りを添える｢サブストーリー｣としてアーカイブしていく取り組みをしていました。主に60代以上の方々から人生のお話を聞き取り､冊子として残したり、イベントの開催をおこなってきました。

ー　地域をテーマに活動されていたのですね！就職活動ではどのような企業に興味をもっていましたか？

実は､中芸地域の取り組みがとても興味深く、当時は調査等も続けていきたいという理由から大学院へ進もうと考えていたので、就活はほぼしていませんでした。ただ、経済的に今すぐには大学院への進学は難しいと判断し、急ピッチで就活を進める中で､パンクチュアルと出会いました｡

地域に密着し、地域の人の顔が良く見える仕事をしたいという想いから､当時はWantedlyで「地方創生」のキーワードで探していましたね｡

ー　Wantedlyからのエントリー！パンクチュアルへ入社しようと思ったきっかけはどのようなものでしたか？

日本遺産に関する活動の中で､高知の人や風土が自分自身にマッチしていて心地よかったこともあり、高知に本社があるパンクチュアルは魅力的でした。また､Wantedlyの記事を読んで会社のストーリーや地域創生事業の背景、会社やメンバーについての記事や熱意を感じることができエントリーをしました。

代表の「バズらせるためにはPRしない」という言葉が新鮮に感じて興味深い会社だなと率直に思い、他社も地域に目を向けて温かみのある会社ではありましたが、パンクチュアルは「あたま一つ飛びぬけて面白そうだな」と思ったのと、自分がやりたいことと同じ方向を向いていたため入社しました。

ー　入社してからはどのような事を最初に学びましたか？

入社して2週間は高知で研修をしていたのですが、3週目で営業所の新規立ち上げとして下関営業所へ異動しました。異動後は､ふるさと納税を一から学ぶとともに､まずは先輩社員の方に同行して営業を学ばせていただき､そのうち1人で営業に行くようになりました｡その後はふるさと納税返礼品ページの作成に伴う写真撮影やデザイン、編集方法など幅広くスキルを身につけていきました。

ー 仕事を覚えていく中で大変だったことはありますか？

入社してから、相手の気持ちを汲み取った会話や関係構築が得意だと気付き、営業面は問題なかったのですが、ページ作成で利用するillustratorやPhotoshop等のデザインツールをこれまで使用したことが無く、なかなか習得することができずに悔しくて泣く日々が続きました。それでも優しく教えてくれる先輩や同期がいて、毎日編集や他の方が作成したデザインを見て学んで、場数を踏んでいくことで段々と克服ができるようになっていきました。いまでは営業と同じくらいデザインも好きになりました！

入社してから3ヶ月ほどで､一通りの業務は身にいたかと思います｡スピード感が早いからこそ様々なスキルや経験をみにつけることができ､日々成長できる会社だなと感じます。

ー 努力の成果ですね。入社してから印象に残っていることを教えてください！

下関にある梨農園さんの寄付件数を0件から1600件まで伸ばす事ができたのはとても印象に残っています！

毎年十数トンの生産量があり、前年は人手不足で一度掲載をストップしていて、それ以前はふるさと納税に参画していたものの1件も寄付が入っていないという課題がありました。私が担当させていただき、生産者さんと一緒に商品規格を練り直し､デザインも工夫しました｡以前は､品種別で複数の商品パターンがあったものを､人手不足等の課題も考慮したうえ､品種おまかせの1商品に絞り､金額や数量も他の自治体に勝てるよう設定した結果、このような大きな寄付が集まるようになりました。

現在は下関営業所を離れているため担当ではないのですが、いまでも「そろそろ花が咲くよ」｢HPや新商品が完成したよ｣等のご連絡をいただけるとてもいい関係が築けました。HPの設立や商品のPR､新規雇用も進められていると聞き、結果として様々な方向に前向きになってくださっているのを身近で感じられて、少しでもお力添えができたのかなと思うととても嬉しく思います。

ー 最後に、金田さんの今後の目標を教えてください！

注目されている商品はさらに加速させ、まだ光が当たっていない商品や事業者さんをもっと伸ばしていけるような企画や提案をしていけるようにしていきたいと思っています。

また、現在はふるさと納税の寄附を集めること､その過程の中での事業者様との様々な掛け合いの中で地方創生を目指していますが､これらの業務の中で新たな課題にも直面しています｡今後は､ふるさと納税の枠組みを超えて､全国から注目され､活性して潤っていく地域づくりの仕組みや事業計画をしていきたいと考えています｡

いかがでしたか？好きになった地域についてとことん追及していく金田さんの姿。初めての社会人経験で悔しくて泣いてしまった時期もあったようですが、そこを乗り越えたからこその輝きがあると思いました！これからもパンクチュアルのユニークさやスピード感に共感してくれる方が仲間になってくれることを楽しみにしております！

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